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意外にハードな里山歩き

晴天の休日、軽い運動のつもりで近所の山歩きに出掛けました。野沢温泉村のお隣り飯山市の田園風景の中にある小菅神社里宮。そこから石段の参道を昇ると奥社、さらに進めば小菅山の山頂です。

体調に不安を抱える今日この頃、とりあえず奥社を目指します。

まずは里宮にご挨拶


力強い杉に守られているような本殿

小菅神社は戸隠、飯綱と並ぶ北信濃三大修験場として栄えていたところで、杉の太さに歴史を感じます。修験場の山歩きは大好きなので、ワクワクしながら奥社参道の入口にやって来ると・・

神の領域に入っていく感じ


鳥居に鳩字!!

なんて書いてあるか全く読めずに調べたら「八所大神」う〜む、読めたところで・・

長野に来てから善光寺で鳩字というものを知り、「へぇ〜」と思っていたのでテンションアップ!鳥居をくぐって木漏れ日の参道を歩きます。

杉並木がお出迎え

石段と石畳が続く参道では所々に巨大な岩が現れ、そのひとつひとつに名前といわれがあっておもしろい!

武田軍に追われた上杉謙信が身を隠したという「隠石」

こちらの「御座石」には弘法大師が座ったとか

密教の神様、愛染明王をまつった祠がある「愛染岩」

上杉謙信に弘法大師って豪華な顔ぶれだな〜!なんて考えながら険しくなってきた道を歩いていくと、奥社が近づいてきたようです。

「結界」の雰囲気

細い登山道から急に立派になった石段を昇ると、奥社が姿を見せました。思ったのと全然違ってちゃんとした神社!標高は836mです。

小さな祠があるぐらいかと思ってた


上がって参拝もできます

まだまだ歩けそうなので、参拝を済ませたら山頂を目指します。明るいブナの林を気分よく歩いていると、道は下りにさしかかりました。

この林は本当に気持ちよかった!


」これは山頂への分岐を見逃した気がするので、よくよく注意しながら引き返してみると・・
奥の方になにやら目印を発見。「山頂まであと少し200m」と書かれています。この細い道を行けばいいのでしょう、多分。

これは見逃し必至?

分岐から10分もかからずに山頂到着!木に覆われていて展望はありませんが、ザックに放り込んできたベーグルを食べて、しばし休憩。

かわいらしい三角点が鎮座する山頂

山に登ると来た道とは違う方に下りたくなる習性があるので、だいぶ遠回りになりますが北竜湖へのルート、小菅山自然探勝歩道を行くことにします。

これがけっこうな傾斜の道が延々と続く道。この日は軽い気持ちで、登山靴ではなく普段のスニーカーを履いていたので足の裏がジンジンする!完全にナメていました、ごめんなさい。

1時間ほど下り続けて、なんとか北竜湖畔にたどり着きました。湖にはカヌー体験に来た子どもたちの声がこだまして、とても楽しげ。

視界が開けて気持ちいい〜

さらに林の中の緩やかな道を歩くこと40分、スタート地点の小菅神社里宮に戻ってきました。全行程4時間、久しぶりの山にパワーをもらって元気に完歩。体調不良が続いていましたが、完全復活も間近な予感!

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