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愛されキャラの回復力


母の最近の病気や怪我

思い出せる限りで・・・2021年から書いていくと、

・仙骨骨折:3ヶ月近く入院
→復活し歩けるようになった

・背骨圧迫骨折:入院はせず自宅で
→寝たきりにはならなかったものの、以前ほどは歩けなくなり、要介護5に悪化。
(持病は別にあり難病)

・コロナにかかる(1回目)
→施設でもらってくる。熱は出すが軽症。

・コロナにかかる(2回目)
→再び施設でもらってくる。熱は出すが軽症。

・大腿骨骨折(手術)
→1ヶ月ほど入院。寝たきりになるかもと危ぶまれたが、寝たきりは回避。
骨折前よりは動けなくなったものの、リハビリで回復しつつある。

・細菌感染
→入院するも回復は通常より早かった。

細々としたことはあった気もするが、大きなものはこんな感じ。

訪問リハビリの方とケアマネさんで打ち合わせ

昨日、福祉用具のレンタル担当の方もいらして、退院後打ち合わせ。
実際の母に、トイレの手すりの位置が問題ないかや介助方法をみんなで見る。

ケアマネさん曰く、
『施設の手すりの側と家の手すりが反対だね。』

施設のトイレは2箇所あって1つは我が家と同じ側だから母はそちらを使って、「家と同じ動作ができるようにしましょう」と言ってくださった。

ケアマネさんと同行してくれたもう一人の施設の方が『足がまた硬くなってるかも・・・』とおっしゃる。入院はやはり影響が出てしまう。
その差が分からないけど、ちょっと見ただけで分かるのが「プロ」なんだろう。

小規模多機能での生活リハビリと訪問リハビリで何とか前の水準を維持したい。

訪問リハビリのOさん

皆様本当にいい方なのだが、特に退院後のケアではOさんにも本当によくしていただいている。

次の時間帯が今は空いているからと、時間を過ぎてもきちんと記録を書いたり、アドバイスをくださったり・・・男性が苦手な母も信頼しているのが分かる。

Oさん始め、訪問リハビリのメンバーに毎回介助のレクチャーを受けている。

教わるのとないのとでは大きく違う。
自分なりに考えてそれが合っていることもあるし、より効果的な方法を聞いて楽になったり。

とてもありがたい。

目下の課題は、私はなるべく訪問と施設の方法に合わせた介助をしているが(母が同じ動きでいいから)父がオリジナルで対応するので困っている。

Oさんも「お父さんは、お母さんがぶつかって痛いと言うのも見えないし、聞こえない💦本当は手すりを使って欲しいんですよね。」と言う。

そうなのだ。今朝も父が母のトイレ介助をしている際、「痛いよお」と母が言うので替わりたいのに「お父さんのやり方のほうがお母さんが楽なんだ!」と言って聞かない父。

ケアマネさんも「繰り返し、お父さんに伝えていきましょう」と言ってくれるけど・・・現時点ではまだダメ。

困ったものだ。

母の回復力


Oさんと大腿骨骨折時の話になった。

「あの時も病院まで見にきてくださって心強かった。もう母が動けないかと思った。」

骨折した夜に、夜勤の看護師さんに『このまま寝たきりになったらどこに帰ります?』って事務的に言われて怒った話をしたら、

『まあ。普通そうなんですよね。
お母さん、仙骨骨折で3ヶ月も入院したのに復活したし、大腿骨骨折も(母の状態で骨折したら)普通はそのまま寝たきりだし、熱で入院だってそのまま戻れなかったり・・・というところを全部覆してるんですよね。丈夫なんだと思います。歯も自前だし。』

と言われた。

薄々思っていたが母はやはり丈夫なんだ・・・。ありがたい。

持病だけ意外だったけれど、この持病にならなければ祖母と同じで95歳くらいまでピンピンしていたと思う。

そんな母なので、やっぱり今の状態で預けるのはかわいそうで・・・というとOさんも、「ですよねえ。僕たちのことも全員分かってくれてるし、介助すれば立位もできるし、トイレで排泄もできますし。」と同意してくれた。

愛されキャラ

私とOさんが話すのを聞いていた母がニコニコして可愛いので、
写真を撮ってしまった。

「退院の時も大腿骨の時と違って、いい顔だったので可愛くて」(親バカならぬ子バカ)と言ったら、
「お母さん、うちのメンバー内でも愛されキャラなんですよ。」
とOさん。

そうなんだ。私には気難しいのに??

でもそうやって愛されキャラで可愛がって?貰えるならそれが1番。

できる限り長生きしてほしい

今回、母は熱があることを自分では言えなかったので、
(基本言えない&トイレもよほど出ないと呼ばれないのでこちらでケア)

「(私が)気がついて本当に良かったですよ。たまたまおっしゃったけど、見るだけでなく顔を触るとか状況を確認するの大事です。」
とOさん。

今まで覗いてるだけで顔を触るってなかった。(起こしちゃいそうで)
でも今回の件は本当に心臓に悪かった。
今後はちゃんと見てあげようと思う。

夜中どうするか問題だけど・・・。

病院に運ばれて慌ただしく亡くなるとか、手術で亡くなるとか、
そういうのではなく、「最後の一葉」みたいに、葉が自然に落ちるように、母の好きな家で人生を閉じることができたらいいなと思う。

そんな風に看取りたい。

そしてそれはまだまだ先であってほしい。
愛されキャラでみんなに愛されて、過ごしていこうね、お母様。

と思った矢先、昨日また歯磨きで抵抗されものすごい力で私の指を曲げるので折れるかと思った。

その怪力を歩くパワーに使えないのだろうか。というかあの力は本当にすごい。

今朝も粉にできない薬を指でつまんで吐き出す。
ヨーグルトに混ぜたが発見されてしまった。
攻防で溶けつつある薬は、マルセイバターくるみのスポンジにねじ込み口に入れた。

大人しいと可愛い母なのだが。

でもやっぱり長生きしてね。

(追伸)今朝読んだnoteで、世の中すごい方々いらっしゃるとまた思った。

popoさんならば、能力の1%くらいで私がしていることをチャチャっとこなせそう。

本当にすごい方だ。。。

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