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草取り(草引き)のリフレッシュ効果


地元に戻り1年が過ぎた。
何人かの同級生の家の前を通り過ぎて通勤している。

先の土曜日、庭にいた同級生にばったり会えた。

初めての小筆のお稽古の日だった。

今日も彼女の帰宅に合わせてちょっとしたお菓子を渡して少し立話した。
昔の友達は良いものだ。
ちなみに彼女は小学生時代の友達。
ずっと年賀状も出し合っている。

その最初の再会の時、
ここ数年色々あって大変だったと聞いたのだが、

『草引きがリフレッシュになった』と言っていた。

近所のCAちゃんもよく庭で草取りをしている。

草取りは、どれだけきれいになったかを目指すとストレスになる。

この数年庭ができなくなった父。
横庭も裏庭も雑草が蔓延っていた。

びっくりして、ひたすらドクダミと戦った昨年の春夏。
一掃して思ったこと。

ドクダミが蔓延っていた時は、今思うとドクダミのみである意味整っていたが、一度全部引っこ抜いたらまあ、いろんな草が生える。

一体どこから?

鳥の落とし物だとは思うが、
ピンクの小さな花だったり、私の腰のあたりまで伸びる背高のっぽの草とか種だか実がひっついてイライラする雑草とか。とにかくその種の多様性に驚く。
もちろん、昨年私に討伐されたドクダミは背が低くなり、雑草共に存在はしているが他の雑草の存在も許している。

ひっつくイライラはこれだった。

その名もヤブジラミ。
名前を聞いたら鳥肌が立った。

私は集合体恐怖症のケがあるので、
たくさんひっつかれたら、ぞわぞわするし気持ち悪い。

手袋や服にも付くが、今回ビニールの手袋が良かった。
園芸用はやめてビニールの使い捨て手袋はこのひっつきに有効。

朝と昼休みに少し草取りをしてみた。

昼休みにすぐ休みに入れず、今から用意したら食べる暇がないから食べずに草取りをしてみたのだ。

13時から打ち合わせだからタイマーをかけて開始。

あっという間に袋はいっぱいだが、効果は少ない。

とりあえず目立つドクダミの白い花とひっつきの退治をしていた。

ちなみに友達が『草引き』というのが珍しくて、どこの出身か聞くと『愛媛』と言われた。

向こうの言葉なのかしら。

私は『草取り』とか『草むしり』と言うけど『草引き』の方が綺麗。

とにかくただひたすらに。
草を抜いていくのは確かにいいかもしれない。

夜その友達と立ち話をしたら、
公園からの草木の香りと夜のひんやりした空気が気持ちよかった。

夏が来ればこういうひんやりはなくなるから初夏の夜の空気はいいものだ。

ちょっとした隙間時間にゆるくする『草引き』はリフレッシュ効果がありそうだ。

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