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北海シマエビをちゃんと食べた話

北海シマエビ

北海道に住んだことがある。

最初の年によく聞いて印象に残ったのが厚岸の牡蠣と北海シマエビだった。

北海シマエビはその後札幌や東京で和食を食べた時期が旬だったりすると一度に数匹レベルで食べたことがある。

美味しくて好きなのだが、いつも少し。

それが今回ちゃんと(?)食べる機会に恵まれた。


北海シマエビは、8月下旬から9月にかけて産卵する。
保護のため、この時期を避けて初夏と秋の2回に漁が行われる。
6月中旬~7月中旬、10月上旬~11月上旬が北海シマエビの旬。

漁の時期は過ぎたが納沙布岬のお土産屋さんに、
『マルシェというスーパーに売ってるから買って食べた方がいいよ。』と教えてもらい、帰りにスーパーに寄ってみた。

ちなみにお土産屋さんは請望苑
ここで、このハガキを買い自分に出した

500g2,800円、安かった

根室市のスーパーマルシェ
なかなかおしゃれな感じだった
税込3,024円
それでも安い。
お土産屋さんだと
5,500円くらいは
していた気がする。


別海町観光船の方が『500gくらい、2人でぺろっと食べてしまう』とおっしゃていたから500gを購入。

私はホテルの室内でこの手のものを持ち込み飲食をしたことがないので、いいのか分からず事前に聞いてみた。(花咲蟹もあるからハサミも借りたかった。)


エビ、カニは匂いに注意


ホテルの方が匂いのことをおっしゃったから辞退しようと思ったが、ご了解をいただき、

・ハサミをお借りし
・ワイングラスもお借りできる
ことになった。

そもそも戻るとレストランの時間も微妙だったから助かった。

今回ワインは持ってきてなかったので道民の友セイコーマートに寄る。
2,600円という破格のシャンパーニュがあったからそれにした。
(セイコーマートは安い!1,000円するワインを探す方が難しい。)

こんなのだった。


北海シマエビ


茹でる前は赤くないが、茹でた後は鮮やかな赤。

数えたら44匹くらいあった
間違えて頭を捨てたのも
あるかもしれないがおよそ44匹

頭と足を取り、あとはシッポ以外全部食べる。

美味しくて、友達と無言になって食べていた(笑)。

このエリアの北海シマエビは、
餌を撒いて捕獲する方法を取らない。

これも別海町観光船の方に聞いたこと。

【打瀬舟漁】
明治時代から変わらないこの漁法は、シマエビの住処であるアマモを傷つけないようにエンジンを止め、帆を立てて風力で進む曳網漁です。

餌でおびき寄せるエビ籠漁ではなく曳網で漁をするので、餌の味やにおいがエビに付くことがなく、エビ本来の味を味わうことができます。

風を受け、三角の帆をはためかせて静かにすべる打瀬舟の情景は尾岱沼の風物詩になっており、北海道遺産に選ばれています。

別海町観光協会


知床遊覧船事故の余波


今回、野付半島への観光船が朝8:30だけになってしまったのがコロナのせいだと思っていたが違った。

知床遊覧船カズワンの事故のせいで、コロナで少なくなっていた観光客がさらに減ってしまったとのこと。

野付半島は湾だし、本当に穏やかな海なのだが、あの事故の影響はとても大きいみたいで気の毒だ。

たった一度の事故。
多くの命を犠牲にしただけではなく、多くの人に影響を与えてしまっている。

2013年に、この観光船に乗り野付半島に渡った時の感動は今も覚えている。

別海町も大好きなところ。
次は氷平線を見に訪れたいというやりたいことが増えた。

まだ野付半島や納沙布岬に行かれたことがない方も観光の候補に入れてもらえたら嬉しい。

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