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納沙布岬と北方領土

到達証明書

こちらの到達証明書。


納沙布岬に行くこと複数回。
今回初めてもらってきた。

というのも、これは納沙布岬のある場所ではなく、もっと手前の根室市観光協会でもらえるから。

今まで本当の納沙布岬に行き、
日本百名城の1番の城に行った時もここに来ているはずなのに気づいていなかった。

(日本百名城の1番はシャチ岬。)

これとは別に日本百名城の本に押してある。
そもそもここに来たのも何回目か。


ふと思うのは、本当の納沙布岬まで行かなくても証明書もらえてしまうのね。

納沙布岬〜四島のかけ橋


ここは自称晴れ女の私なのに、前回は曇り。今回は雨。

お土産屋さん曰く、今の時期はあまり晴れないから仕方ないとのこと。
確かにここは夏にしか来ていない。

次は冬に来ようかな。

納沙布岬のイメージはこれ
あいにくの雨

このモニュメントを見ると、納沙布岬に来たなあと思う。

納沙布岬と書かれたものは複数ある。

ここが本当の納沙布岬。

お天気のせいもあるかもしれないが、ほとんど人がいなかった。

北方領土

端にある看板に向かって
足元には北方領土が描かれている
望郷の家・北方館

北方館は納沙布岬に位置しており、北方領土返還要求運動原点の地で、目の前に広がる日本固有の領土である北方の島々を望みながら、北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯について様々な資料展示がされています。「北方領土返還要求署名」や「北方領土視察証明書」の発行なども行われています。
望郷の家では第2次世界大戦後、北方領土の島々を追われた元島民の拠り所として開設され、戦前の島民の生活関連資料や島々における街並みや住居表示を折り込んだ地図などが展示されています。

https://www.nemuro-kankou.com/
根室市観光協会

以前、知床半島に行き、羅臼でも北方領土に祖先がいる人の話を伺った。

時々許可を得て、島に渡ることが出来るらしいが、頻繁に行けるわけではない。

すぐ近くに見えるのに遠い故郷。


北方領土返還の日は2月7日。
2月と8月は返還運動の強化月間。

私は2月、5月、8月、11月に北海道旅行をするから、2回は強化月間に行っていることになる。
だからこの問題は身近に感じている。

※1855年2月7日(旧暦の安政元年12月21日)は、伊豆の下田において日魯通好条約が調印された日。
この条約で、日本とロシア両国の国境を択捉島と得撫島の間に定め、北方四島が平和裏に日本の領土として確定されたので、歴史的な意義と、平和的な外交交渉によって領土の返還を求める北方領土返還要求運動の趣旨から「北方領土の日」として最も適切な日して決められたそうだ。
(独立行政法人北方領土問題対策協会より)


少し前は、北方領土返還の署名運動で声をかけられたりしたけれど、そういえばここ数年かけられていない気がする。


ちなみに、以下は別海町にある尾岱沼(おだいとう)の道の駅で撮った写真。

北方領土の総面積は5,003㎢
千葉県や愛知県と同じくらい

写真にあるように別海町から一番近い北方領土は16kmしか離れていない。
根室半島から歯舞群島は3.7km。

◯択捉島鳥取県より少し小さい。
人口3,608人 739世帯
◯国後島
沖縄本島より少し大きい。
人口7,364人 1,327世帯
◯色丹島
鹿児島県徳之島とほぼ同じ。
人口1,038人 206世帯
◯歯舞群島
東京都小笠原諸島とほぼ同じ。
人口5,281人 852世帯

こんな規模感。

私に何かできることがあるか、考えると無力だ。
毎回思う。

いつか(1日も早く)返還されて欲しい。

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