5月8日(水)の母
他の方の介護のnoteを読んで、毎日日記を書くのもいいなと思った。
昔Sと出かけた記憶もだんだん風化して断片的。
あの時代にスマートフォンがあったらなあと思う。
そうしたら、たくさんの海外旅行やSとのドライブもすぐに記憶を手繰り寄せることができるのに。
母のことを忘れたくないから、少しでも記憶を残したいと思った。
今まで母について書いたことはこちらにまとめている。
誰かのためでもなく私用にマガジンにしておいた。
5月8日(水)の母。
最近おかしいことが多い。
月曜日も夕飯を食べたのに、『まだご飯食べていないんだから!』と怒り気味に話したりして。
そんな母、朝はあまり笑顔がなかった。
出社したので、朝はバタバタ。
洗濯をしたが干す暇がなく父に頼む。
水曜日なので午前中は何もない。
午後は訪問リハビリ。
この辺りは私は不在で分からない。
夕方帰宅。
私自身の着替えなどを済ませて、母のいる和室に行く。
まだ和室の雨戸がそのままだったので、閉める。
トイレに行かせようと声をかける。
愚図愚図するから、これは難航する予感。
案の定、抵抗される。
何でかなぁ。
とにかくトイレを済ませて、洗面で手を洗い、リビングに移動して着席。
夕飯はあまり食べなかったが、父が、昼食をたくさん食べたというのでいいことにして、薬。
トイレのすったもんだ、で歯磨きも難航しそうだったから食後のお菓子は心を鬼にしてあげなかった。
その後少しリビングのソファにいるので、私は食器洗いと私自身の洗濯物をする。
終わって、母に歯磨きしようと声をかけるも動きたくない模様なので、30分くらい放置する。
父から、母が、
『今日はお母さんが◯◯(弟)は?いなくて寂しい。』と言っていたと聞く。
弟が羨ましい。
私など母の意に沿わないこともしないといけないからか、
『貴方、いなくていいわよ。』
なんて言われたりして傷ついている。
母と会話したくても、なかなか続かない。
(ちゃんとした話ができないのだ。
母も話そうとするが言葉が出なかったり、出たとしても何を言っているか分からないことも多い。)
昨日も、
『ほら、あれ。』
と鴨居にかかっているフックみたいなものが別の何かに見えているのか、気にしたりで、
私の
『今日のリハビリはどうだった?』なんて問いかけには答えない。
弟は、『意外と話すよ』というけれど、父が母に話しかけるのを聞いてもそうとも思えず。
やはり弟はその辺りうまいのだろうか。
私が子供の頃、私のことを『お宝さん』と大事にして、
幼稚園や小学校の先生からも
『お母さん、可愛がりすぎです。』なんて言われていたと聞かされていた。
ずっと愛情を注いでくれたのに、
あれは幻だったんだろうか?
と思うこの頃。
それが寂しい。
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ここまで書いて、どうやら私は寝てしまった。
昨日は会社で普段と違うことがあり、それもあって疲れていたからかな。
昨夜、夕食後の母。
寝る前のトイレは難航したものの、歯磨きはマシだった。
今日はデイサービスなので送り出しをする。
毎日少しでも記憶の為に、記録を残そうと思う。
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