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京都の美術館


京都には絵を見に行った。
京都国立近代美術館や、京セラ美術館などは有名だと思う。

この平安神宮界隈は大好きでよく訪れていた。

並河靖之七宝記念館

美術館とは違うかもしれないが、この並河靖之記念館は好きで何回か足を運んだ。

こじんまりとした記念館だが、七宝焼の出来上がるまでの工程や、完成した見事な七宝焼の数々を拝見できる。

並河靖之さんは日本を代表する七宝家で、作品だけではなく、その生涯も知ることができる。

この記念館はお庭もあって、静かで好きな場所。
地下鉄東西線の東山駅の近くでアクセスも便利。

ここで記憶に残っているのは、近江八景を描いた小さなお皿。
どの作品も素晴らしいのだが、このお皿は細かい描写が見事で行くたびに見入ってしまう。

時間があったら、足を運んでみて欲しい場所である。

清水三年坂美術館

ここも好きで何回も行っている。
特に好きだったのは、何年か前の『調度を彩る蒔絵の美』

ここも、前の通りは賑わいながらも、いつも中はひっそりと静かでゆっくりと楽しめる。

大好きでここもまた何回でも行きたい。

蒔絵は随分前に東京の出光美術館で見た企画も良かった。

野村美術館


こちらの美術館も大好き。

特にこの1、2年はコロナ禍もあり、いつ訪れても人が少なく、落ち着いて静かな時間を満喫できた。

こちらの美術館の概要をサイトから引用。

野村美術館は、野村證券、旧大和銀行などの創業者である野村徳七(号得庵)(1878-1945)のコレクションをもとに、1984年に開館いたしました。

当館では、茶道具・能面・能装束をはじめ、得庵の遺作も含めて約1900点を所蔵しています。
そのなかには重要文化財7件(《伝紀貫之筆 寸松庵色紙》・《佐竹本三十六歌仙 紀友則》・《清拙正澄筆 秋来偈頌》・《宗峰妙超筆 白雲偈頌》・《雪村周継筆 風濤図》・《千鳥蒔絵面箱》・《藤原定家・民部卿局両筆 讃岐入道集》)や重要美術品9件が含まれています。

当館のある南禅寺界隈は、閑静な別荘地として有名です。古くより多くの政財界人が別荘を営み、いまなお静かなたたずまいを保っています。
哲学の道や永観堂も近く、桜や紅葉の名所としても知られております。
当館では、得庵コレクションを中心に、春季(3月上旬~6月上旬) と 秋季(9月上旬~12月上旬) の年2回、テーマに基づいて展示しています。


素晴らしい展示でついつい、長居をしてしまう。
蹴上から南禅寺を通り、静かな道を歩いて辿り着く美術館。

細見美術館

こちらの美術館もよく訪れていた。


この展示が素晴らしく、私は午前と午後2回見たが、京都に住んでいたら何回も行きたかった。

石清水八幡宮に納められる和紙で作った花が見事でかなりの時間見入っていたと思う。

ここから鴨川を渡り、リッツカールトンまで歩いたり(ここのランチや朝食も食べに行った)、その途中にあるおしゃれなワイン屋さんに寄るのも楽しい。


福田美術館

ここは、またエリアが異なり嵯峨野の方にある。
渡月橋の近くだ。

ここも何回か訪れたが、『大観と春草』の展覧会も良かった。


この界隈は天龍寺もあり、ここも好きでリピートしている。
そして、常寂光寺も好きなお寺。

この辺りで食事をする場合、松籟庵や、天龍寺の中の精進料理「篩月(しげつ)」が好き。
離れがとても良かった。

松籟庵も何回もリピートしている。

2020年10月に訪れた松籟庵
どのお料理も美味。日本酒によく合う。


湯葉や豆腐の大豆製品が大好き。
そういう意味で京都駅の伊勢丹のお店も場所が便利で良かったし、

二条城近くの湯葉のお店も良かった。 
(インスタには諸々料理を載せたと思う)

湯葉の陶板焼きをはじめ、どのお料理も美味しかった。また行きたい。

美術館の話なのに、つい食べ物の話になってしまった。

大山崎美術館

ここは、友達に教えてもらった場所。
何回か行ったが、良かったのはウィリアムモリス展。

この展覧会は最高に良かった。
また見たい。
ブログにしてないのだが、もしかしたら削除してしまったのだろうか。

ウィリアムモリス好きの私には至福の展覧会だった。

ちなみに、2018〜2020年の美術館の記録はこちら。

コロナであまり行けなかったが、極力見たいものは見てきた。

まだまだ見たいところは沢山ある。
これからも、一つ一つ足を運んで、良い美術品に触れたい。

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