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人は、会うべくして会う〜もう一つの空の上の出会い


『人は会うべくして会う』

奄美大島の方から言われた言葉。

自分が出会った人は、会うべくして会っているということ。

その昔若かりし頃に別の方からも、『人生に偶然はなく必然なんだよ。』と言われたことがある。


いろんな出会いがあって、私は地元以外の土地に住んだ時にたくさんの良いご縁をいただいた。

今回は空の上の出会い。

窓際の席

その日私は珍しく、飛行機の窓際の席に座っていた。

いつも早く降りたいし、トイレに行きたくなったら(基本は飛行機の中では行きたくないが)困るから、通路側に座っている。

しかし、その日は違った。

誰か忘れたのだが『セントレアからなら、左側の通路に座ったら富士山が見えるのに。』と言われて、一回くらいと思って窓際を予約した。

その日は寒かった

いつもそんなことはないのに、寒い日だったからかトイレに行きたくなってしまった😭

しかし左側の3人席。
2人を煩わせないといけない。
悩んだ。
一番通路側は男性でパソコンで仕事をしているっぽい。
真ん中は私よりは年上の女性。

悩む。悩む。
でもこのまま目的地まで我慢し、降りてからもトイレに並ぶかも。

心は決まった、行くしかない。

そこで、隣の女性に話しかけた。
『大変申し訳ないのだがトイレに行きたい』って。

すると、その方は『私も行きたかったの!2人一緒に出よう。』と言ってくれたのだ。

やはりその日は寒いからかトイレは列になっていて待つ間少し会話をした。
別々に戻ると男性に悪いから同時に戻ろうということになった。

目的地に着くまで

トイレを済ませて着席すると、女性はバッグから手帳を出して確認している。

空港でレンタカーを借りて行くらしい。
行き先を聞いたら、JRと地下鉄の方が楽そうだったが、それも分からずにとりあえず予約したとのことだった。

そして、その当時私は仕事である人材を探していて、『この人もしかして探している人材かもしれない』と思った。

職業を『もしかして〇〇ですか?』と聞いたら、ビンゴ!だった。
(私にはこういう野生の感がある。)

ただそれとは関係なく不安そうだったので、空港についてから、迎えの友達に理由を話して、レンタカーの場所まで乗せてあげることにした。

お仕事(たまたま勤務先も分かり)も聞いて、ちゃんとした方とお見受けしたし、不安そうだったから連絡先を伝えて、困ったことがあったら連絡するように言ってお別れした。

その後

その日の夜、連絡があり、雪もちらつくしどこでご飯を食べたら良いかを聞かれたので、札駅(さつえき。札幌駅)と大通りの間の日本生命ビル界隈は地下もあるし、いろいろ揃っているからいいのでは?
といくつかリンクを送った。

仕事らしいし翌日には帰るそうなので、すすきのとか狸小路よりは、そちらの方が良いかなと思った。

旅の後

その方は隣の県に住む方だった。

このことがご縁で、車があるから伊勢神宮連れて行ってあげると言われて、翌年一緒に初詣。

そこから私は御朱印を始めたが、その方も始めると言って一緒に神宮の御朱印帳を買った。

仕事のこと

そして。

その私が空の上で出会った方は、
スカウトしたい人材かもしれない故、会うだけでもと会社の人に紹介して会ってもらったら、私の会社側はぜひ!となった。

が、もともとその方はその気は無かったと思うので、無理強いはしないで対応して、2年後スカウトが実現した。


昨秋再会したのは、その時の人である。(昼間にお肉を食べて岐阜大仏を見てきた。鮎は別の人。)


この方と、引き合わせてスカウトを一緒にしてくれた人と3人でグループLINEがあり、『次は東京で再会したいね』となっている。

ご縁

あの時私に、窓際に座れば良いのにと言った人。

それに従った私、がいなかったらこの縁はなかったかも。

またこの方の職業にピンときた私の勘やその後見極めてくれて一緒にスカウトを手伝ってくれた人。

決めてくれた彼女。

不思議な縁だなぁ、とつくづく思う。

とても明るくチャーミングな方で、スカウトを一緒にしてくれた人も頼りになるメンター。

大事にしたいご縁である。

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