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MONOCRYSTA STORY.1

コロナで自粛中 髪に関わる全ての人へ

【登場人物】
主人公  愛
お母さん 和美


Episode01.夢を叶える為に


愛「ねぇ、お母さん?

うんうんなんでもない...」


そう言って、わたしは雑誌を閉じて

リビングを後にした。


それはひとり暮らしを始める

数ヶ月前のお話


わたしにはモデルになると言う

夢がある!

夢を叶える為に都会へ行く 


そう決めたはずなのに

わたしは言い出せずにいた


ため息しかでてこない


雑誌を見ては、閉じて
開いては、閉じる


こんなんじゃダメだと

頭を抱えていた時だった。


トントン


愛「はい、どうしたの?」


和美「今大丈夫かしら?」


愛「うん、改まってどうしたの?」


和美「お父さんには私から言っておくわ」


愛「えっ!?」


和美「あなたの好きなように生きなさい」


そう言ってわたしにあるものを

渡してくれた。


それはわたしが大好きなモデルさんが
使っているコスメだった。


愛「なんで、、、これ、、、」


和美「欲しかったんでしょ?」


和美「私から
少しでもあなたの背中を
押してあげられるならと思って
取り寄せたのよ」


お母さんは
わたしが雑誌にしるしを
つけているのを見てくれていた


和美「私は
愛の笑顔でいる姿を見ていたい。
だから寂しいけど、、、
行ってらっしゃい」


涙が止まらなかった


愛「ありがとう」


和美「頑張ってね」


そう言ってお母さんは部屋を出て行った。


数日後...


愛「ねぇねぇ見てみて」


和美「ん?どうしたの???」


愛「ほら、良くみて
私の髪の毛に光の輪ができてない?」


和美「あら、使ってみたのね?」


愛「うん、こんなに綺麗になるなんて
びっくりしてる」


無邪気に笑うわたしを

お母さんは嬉しそうに

見守ってくれていた。


たとえ離れていても変わらない...


モノクリスタコスメは
自分を信じるという気持ちを

そう

自信に満ち溢れるエネルギーを


鏡の中からわたしに伝えてくれた


引越し当日


わたしは玄関の扉を開き


大きく息を吸い


両手をいっぱいに広げた


まるで翼のように


そして強く思った


夢を叶える為にわたしは輝く


この天使の輪と共に...


MONOCRYSTA COSME

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【Episode02.たったひとつのかおり】


【Episode03.なかよしふたり組】

【Episode04.言わなくても伝わるきもち】



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