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MONOCRYSTA STORY.3

コロナで自粛中 髪に関わる全ての人へ

【登場人物】
主人公 美奈子
親友  美羽

Episode03.なかよしふたり組


美奈子「美羽さぁシャンプー何使ってるの?」


美羽「MONOCRYSTA COSMEだよ」


美奈子「何それ?」


美羽「あまり手に入らないコスメで初回は1本しか買えないんだってだからプレミアム感があって本当に特別に感じるんだよね」


美奈子「へぇ、ねぇねぇそれ教えてよ!私も使ってみたい」


わたしは美羽のように
可愛くなりたいってずっと思っていた


憧れというか、目標というか


だから同じシャンプー、
同じ服、同じメイク道具


全て同じものを使えば
少しでも近づけると思っていた


美羽「本当は教えたくないけどいいよ!

注文先のURL教えるね

https://www.monocrysta.shopだよ」


わたしのわがままにも嫌がらずに美羽はいつも笑顔で答えてくれる


そんなある日、友達の間で噂になっている会話を聞いてしまった


「ねぇねぇ聞いた?隣のクラスの美奈子、また美羽の真似してるみたいだよ美羽も大変だね迷惑じゃないのかしらつきまとわれて」


その会話を聞いてしまった美奈子はショックを受けた


美奈子「そうだよね毎回毎回モノマネされてるみたいで嫌だよね。」


肩を落としていると美羽が近くに来た


美羽「あっ美奈子!この前言ってたシャンプー有名なモデルの愛ちゃんが使ってるよ!」


スマホを片手に写真を見せてくれた


美羽「周りがどう言おうがさ、美奈子は美奈子だし、私は私。私は美奈子になれないし美奈子も私にはなれない。」


美奈子「うん、、、」


美羽「そうだ、今度お願いがあるんだけどさ、そのヘアアレンジ私に教えてくれない?」


美奈子「え!?」


美奈子は家が美容室だったこともあり、

髪の毛をいじることが大好きだった


美羽「今度、彼氏とデートなんだ!そのリボンみたいな編み込みどうやってやるのぉ?もったいぶらずに教えてよぉ」


美奈子「簡単にできるよ!」

そう言って彼女は満面の笑みを浮かべた


そう

誰かの代わりになりたいわけじゃないし

誰かになれるはずなんてないんだ

そう

わたしはわたし

モノマネもわたしの特技なの(笑)


MONOCRYSTA COSME

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【Episode01.夢を叶える為に】


【Episode02.たったひとつのかおり】

【Episode04.言わなくても伝わるきもち】


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