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➖余白の詩➖余白に書き留めた言葉の連なりにそのひとは言った、「これ詩ですよね?」 詩と…

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➖余白の詩➖余白に書き留めた言葉の連なりにそのひとは言った、「これ詩ですよね?」 詩というものが何なのかわからないまま記されてゆく。そういうものを表現する場です。 詩なのか、つぶやきなのか、まるでフェルナンド・ペソアの断章のように・・・

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ここを訪れてくださった皆様へ

isakaと申します。 この場を借りてメッセージを投稿しています。 その内容についてご質問やご感想などありましたら、コメント欄をご利用下さい。 こちらに投稿しているメッセージは根底にあるものがとてもシンプルな為、うまく言葉にのって表現されたものだけを選び、不定期に更新しています。 長らくこの場を放置するしかなかったのですが、今日はnoteから四周年の記念メダルが届き、アカウントを見てみたら、この四年間で投稿した記事が6件、閲覧履歴が28回と出てきました。28人の方たち

    • 探求者へ

      探しても 探しても 淡雪のように消えてしまう その何か。 心を満たしてくれる あぁ これでいい、と思える 何か。 それが何なのか わからないまま ひたすらに 探すだけ。 来る日も来る日も やってくるのは あぁ これじゃない、という焦り。 いつまでたっても 満ちることのない心。 一体何を探しているのか... けれど探すことのみが  ただ永久にゴールのない迷路のように 横たわっているようだ。 行き詰まって もう一歩も進めない。 いつの間にか 見えて

      • 死ぬということ-もうひとつの視点

        生成り色のリネンのシーツのシワに アイロンが当てられて さらさらとした 感触が手に残る 窓の外には葉桜が 白いハナミズキと 風にゆれている 白い壁は 陰影のグレーを帯びて 空間の広がりをうつす シーツに顔を伏せると ほんのりと 洗剤が香る 日常だ どこまでも その日常は、死んでいること、だ なにが? それは、自分が死んでいることだ シーツをアイロンした者はいない 窓の外の景色を見ている者はいない 部屋の空間の有り様を知っている者はいない

        • 大切なひとを

          とても 大切に思っていたひとを 予期せぬ理由で失った、 ことがありますか? そのひとは何とこたえるだろうか。 そこに こたえはあるだろうか。 あるゲストハウスのランドリーで 旅の途中だと話すひとがいた。 パートナーとこの旅に出たのは お互いを曝け出す 貴重な機会になっていると。 私たちの息子が目の前で車に跳ねられて死んだ。 そう、確かに彼はそう言った。 そう聞こえた。 えっ? と聞き返したい衝動にかられた。 けれど同時にそれは出来ないことだと 何

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