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cluster上で擬似360度配信を実現する

最近、360度配信可能な360度カメラ(PIXPRO ORBIT360 4K)を入手したのですが、いちいちYouTube配信の設定をするのも面倒なので、clusterとかで擬似的に配信できないかなと思って作りました。合宿会場のLiDARスキャンモデルと合わせてご覧ください。

OBS設定

とはいえ、基本はOBSの設定になります。
任意のシーンに映像キャプチャデバイスを追加。デバイスは「PIXPRO ORBIT360 4K」、基本解像度・出力解像度は「3840x1920(1920x960)」で設定しました。https://kodakpixpro.com/docs/manuals/vrcamera/4kvr360/howtoyoutube-livestream.pdf

映像キャプチャ設定

cluster設定

clusterでは360度の映像を反映させるためのSphereを作りつつ、それに画面共有用のスクリーンマテリアルを適用します。そして中に入れるようにコライダーを除いて、裏面も描画されるようにシェーダーをNature/Tree Soft Occlusion Leavesに変更すればOK。

あとはアップロードしてclusterの画面共有をしたのち、OBS側のプレビューを全画面表示にすれば、Sphereにいい感じに適用されて、あたかもそこにいるかのような擬似360度配信が実現します。

全画面プレビュー

あとがき

今回の合宿では、いろいろなアイデアをピボットしながらも、できる範囲で気になってたところのもの作りを進めることが出来ました。また、普段オンライン(+アバター)で繋がってたメンバーとも、リアルで交流し、いろんな情報や開発Tipsを交換できました。これらを企画・支援頂いた方々には、ここで改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!


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