ブラックマジック

※中の黒い人が魔法をかける話しです
※ネタです

・小さな思い出

T「んー…」
黒「やぁ」
T「…ん?夢?」
黒「ユメダヨ」
T「夢か」
黒「ついでにちょっとした夢を一振りしてあげよう」
T「?」
黒「ズンイツクッラブズンイツクッラブピカリラリ~☆」
T「___」

J「…ふぁ」
T「おねえちゃん…」
J「んー…!?」
T「あれ、おねえちゃんおっきい…」
J「とおっ!?え!?なんっ!?」
T「?」
J「え…これじゃあ昔の透ちゃんじゃ…」
T「おねえちゃん?」
J「とりあえずお母さ…あ゛っ…今日夜までいないんだった…」
T「ん?なにこれ」
J「えー…どうしよう…あの二人呼ぼうかなぁ…え、えぇー…?」
T「おねえちゃん」
J「ん!?何?どしたの」
T「なんかこんなのあった」
J「ん?メモ?」
”安心しろ、明日には戻る”
J「何これ…」
T「おねえちゃんなんでおおきいの?」
J「いや…透ちゃんが小さくなってるんじゃないかな…多分…」
T「そんなばかな」
J「いや私もわからん…まぁ今日休日で良かった…」
T「…」
J「んーやっぱあの二人呼ぼうかな…」
T「…」シュン
J「あ…」
T「…」
J「…ごめん、とりあえず顔洗ってご飯食べよっか」
T「…うん」

T「モゴモゴ」
J「…うん、ごめんね、待ってる」ピッ
J「あとでお姉ちゃんの友達来てくれるって」
T「モゴ」
T「ゴクッ、どんなひと?」
J「二人共優しい人だよ」
T「はえー」

ピンポーン
J「はいはーい、いらっしゃい」
菟「こんにちはー」
牛「…」
J「ごめんね休日に…」
菟「それはいいんですけど…本当なんですか?」
J「うん…あ」
T「…」ジー
菟「ほあ!?ちっちゃい!?」
J「まぁ…ご覧の通りで…」
菟「記憶とかはどうなんでしょう?」
J「多分戻ってるっぽい、二人の事も覚えてないみたいだし」
牛「…」ズーン
J「まぁとりあえず上がって」
菟「お邪魔しまーす」
牛「…邪魔する」
T「…」

T「…」ソワソワ
菟「こんにちはー」
T「ピッ」ビクッ
菟「あ、えーっと…木菟森って言います~、つくちゃんって呼んでくださいね~」
T「…」サッ
J「あ、もう透ちゃん…」
菟「…私、子供に怖がられるんですよね…親戚の子にも似たような反応されます…」ズーン
牛「(笑うな笑うな笑うな笑うnブフッwww」
菟「そこの牛笑うんじゃないですよ」ビキビキ
牛「どう考えてもその目だろ」
菟「ヴッ」
J「いや…透ちゃん結構人見知りしてたから…」
T「…」
菟「というかそれ言ったら牛鬼さんは見た目まんまヤンキーなんですから」
牛「別に好かれようと思ってないからな」
菟(さっき私達の事覚えてないって聞いたら落ち込んでたくせに)
J「そろそろお昼にするけど二人は何がいい?」
菟「いえそこまでしていただかなくても大丈夫ですよ?」
J「いいよーご迷惑かけてるのこっちだし」
牛「…何でもいいよ」
菟「純さんが作るんですか?」
J「…」シラー
菟(あ、作れないんですね)
J「…買ってくる、透ちゃん、二人と仲良くね」
T「え…」
J「すぐ戻ってくるから」
T「…ん」
J「じゃあ行ってきまーす」
菟「行ってらっしゃーい」

T「…」ソワソワ
菟「えーっと…テレビでも見ましょうか?」
T「え…はい…」
牛「…」
菟「あー大丈夫ですよ~怖くないですよ~髪触ります?」ピコピコ
牛「なぁ」
T「ハイ」
牛「お前の姉ちゃんの話でもしてくれ」
T「おねえちゃん?」
菟「! そう!私達学校での純さんしか知らないので家でどんな感じなのか聞きたいです!」
T「おねえちゃん…うーんとね」

カクカクシカジカクロフタゴ

J「ただいまー」
T「でねー怖がりだけどかっこいいんだー」
菟「あらそうですか~」
J「あれ、仲良くなってる」
牛「おう、さっさと飯にするぞ」
T「ごはーん」
J「ほら手洗ってきてー、…何話してたの?」
菟「えーっと…純さんの話を」
J「私?」
牛「…お前しか共通点無かったから」
J「んんん…」

~ご飯タイム~

J「それでこんなメモあったんだけど…どう思う?」
菟「うーん…疑わずに読めば今日だけの現象なのでしょうけど…」
J「うん…だからとりあえず今日は様子見ようかと…」
T「…」ジー
牛「…」
T「…」ジー
牛「…なんだよ」
T「うしおねえちゃん」
牛「っ」
T「?」
牛「…」ガシガシ
T「わっ」
牛「向こう行ってろ」
T「はーい」トコトコ
J「というわけで夜までどうか一緒に見ててくれると助かりまする…」
菟「わかりました」
T「おねえちゃーん」
J「ん?」
T「うしおねえちゃんがむこういってろって」
J「んー?」
牛「…」プイッ
T「へへっ」
J(何で嬉しそうなんだろ)
菟「何か嬉しいことでもありました?」
T「ピッ」サッ
菟「ツライ…」
J「ごめん…」

T「zzz」
牛(動けない…脚が…)
J「何かいつの間にか懐いてる」
菟「ウラヤマ…」

菟「じゃあそろそろ帰りますけど大丈夫ですか?」
J「うん、そろそろお母さんも帰ってくるし、それに完全に寝ちゃったし」
T「zzz」
菟「よく寝る子は育ちますからね」
牛「…」
牛「(じゃあな)」ツン
T「んん…」
牛「!」ビクッ
T「…zzz」
牛「…」ホッ
菟「牛鬼さん?」
牛「…さっさと帰るぞ」
菟「はいはい、それではお邪魔しました~」
J「ありがとねー」

J「さて、ベッドで寝かせたし…」
ただいまー
J「あ、おかえりー」
母「ただいま、あれ?透は?」
J「あー…もう寝ちゃった」
母「調子でも悪いの?」
J「いやー…トレーニング頑張ったから疲れたんじゃないかな…」
母「あっそう」
J「うん…」
母「なんかあんたも疲れてない?」
J「そう…かも、もう今日は寝るね」
母「うん、おやすみ」

T「…ん」
J「zzz」
T「…ん?今日何曜日だ」
J「zzz」
T「え?日曜飛んだ…?え…?」
J「んん」
T「お姉ちゃん…」
J「…あ、戻ってる」
T「何が?」
J「…」
T「?」
J「はぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…良かったぁぁぁぁぁぁぁ…」
T「うわっ何どうしたの!?」
J「…何でもない」
T「えぇ…というかアタシ日曜ずっと寝てたの?ねぇ?」

黒「年齢操作ものって、記憶保持するかしないかでも結構展開変わるから面白いよね」

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