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Red Sister's Paranoia

赤姉妹の方の強い幻覚を見たときに更新される文
市民、赤に偏執したまえよ
ついでにキャラ設定もまとめます

Scarlet-スカーレット(スカーレット)
赤姉妹のリーダー的存在。死神。五人でやってるなんでも屋の一応代表。
四人を半人外にした張本人。
冷静沈着非情残忍、なのはそういう仕事の時だけ。
でも基本クール、冷たい。喫煙者。

Carmine-カーマイン(マイン)
赤姉妹の破壊王。
半サイボーグのでかいねーちゃん。
粗野で横暴、でもバカではない。よく機械義手の改造を自分でやってる。ライター仕込んだり、電源タップ仕込んだり。喫煙者。

Vermilion-ヴァーミリオン(リオン)
赤姉妹の変態。
ハーフアルラウネの無気力ねーちゃん。褐色。
何考えてるかわかんないけど、そういう時は大体モザイクマシマシな事。触手生やしてよくなんかやってる。非喫煙者。ド下戸。

Geranium-ゼラニウム(ゼラ)
赤姉妹の最終良心。
強化人間の生真面目なねーちゃん。
生真面目がたたって悪運、よく貧乏くじ引いてる。悩みが絶えないけどなんだかんだでお仕事は楽しくやってる。稀に喫煙者。

Agate-アゲート(アギー)
赤姉妹の狂善。
歩く非合法薬物のねーちゃん。
とにかく善人、狂ったように善人、人の悩みを麻薬である自分の体の一部を与える事で解決しようとするけど善人。麻が主食、パクチー気分で。非喫煙者。


・気になる

V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム
V(最近、どうしても試したいことがある)
G「これはここで…」
V(本人は気にしているがゼラはいい尻をしている。つまり、その、触ってみたい。)
G「リオン?なにか付いてます?」
V「イエナンデモナイデス」
G「?」
V(ただ問題は、ゼラは勘が鋭い。今みたいに。)
V(マインは正直酒さえ与えて気分良くしてやればちょろいから良いものの、ゼラはそこらへん硬いからな…)
V(ちなみにマインのおもちはすごかったデス。筋肉もエッッッッッッデシタ。)
G「キャッタツっと」
V(…チャンスでは? ここで肩車を提案して実行できれば尻…というか太ももを堪能できる!?)
V「ゼラ!肩車しようか!?」
G「ウワッ、いや脚立で大丈夫…だけど」
V「でもその脚立ぐらつくし!危ないから!な!?」
G「確かにぐらつく…けど、そもそもできます?」
V「え?」
V←164cm G←178cm
V「…」
G「help助かります、でもまた今度にお願いしますネ」
V(…)
V(鍛えよう)


・酒

S:スカーレット、C:カーマイン、V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム
宅飲み中
C「おいスカーレット、今日こそ俺の方が強いってのを証明してやるよ」
S「またか、お前酔うと記憶が飛ぶタイプじゃないだろ。いい加減無駄な事はやめろ」
C「うるせえ!俺は負けなんぞ気に入らねえんだよ!おめえが人外だろうとなんだろうと知ったこっちゃねえ!」
S「勝手にしろ、私は好きに飲む」
V「またやってるよマイン」
G「もー、介抱するの私なんだから止めてください…」
C「やかましい!いいから買ったボトル持ってきてくれ!」
V「はいはい、ついでにゼラは?」
G「じゃあチーズお願いしまス、あとマイン用の水を…」
V「あい」

30分後

C「ハァ…ハァ…飲んでやったぞオラア!」←JD1L
V「うわあ(白目)」←ド下戸
G「ちょ…вода、水飲んで!」
S「死ぬぞお前」
C「こちとらなあ!おまえのせいで一度地獄の底から引きずり出されとんのじゃ!いまさらんなのこわかねえわ!」
S「…」
G「いいから!水!」
C「ハァ…あー、やめだやめだ。勝ち負け以前におもしろくねえ、トイレ」
V「アッ ほら肩」
G「いつもあーだから大変だよもう…」
S「あいつは少しでもつまらないことがあればすぐ冷めるからな、覚えといた方がいい」
G「はあ…サイで」
<ウオオオエエエエエ <アーアー…
G「…明日大変だな」


・仕込み〇〇

C:カーマイン、G:ゼラニウム
C「なぁ、ゼラ」
G「ハイ?」
C「俺のアームは電子化転送使えるから仕込もうと思えば何でも仕込めるんだが、ポートサイズさえ合えば」
G「ハイ、シッテマス」
C「そろそろ仕込むネタが無くなってきたんだが何か無いか?」
G「急に言われても…タバコとかライターはどーせ仕込んでるんでしょ?」
C「カートンで出せるぞ」
G「出してもどうすんですかその量…その調子だと酒のボトルも出せるんでしょ」
C「リットルの出せるぞ、業務用のはサイズが合わなかった」
G「合ってたら出すつもりだったんですか、武器にするにしてもプラだから瓶の方がいいでしょ」
C「だからリットルにしたんだろ」
G「だからなんですか…あと何がありますかね…応急処置の道具とか」
C「俺がそんな怪我するように見えるか?あ?」
G「真っ先に突っ込むの誰ですか…えー…もう無いですよ…」
C「何だよねーのかよ、武装もマグナムかナイフぐらいだからな…足にポート増やすか?」
G「あれ?足は義肢じゃないですよネ?」
C「シールド付けるためにパワードパーツ付けてる」
G「さいで」
C「あぁ、あれか、普段の依頼用に工具とか仕込んどきゃいいのか、いちいち持ち運ぶのめんどくせーからな」
G「 」
C「何だよその顔」
G「ソーデスヨ、毎回めんどいって言って持たせようとしますけど、それに仕込めばいいじゃないデスカ!!」
C「まあいーじゃねーか、それにあれだな、パイプレンチ仕込めば某恐縮だがになれるな」
G「ハァ…好きにしてください」

G「そういえば灰皿ってどうしてるんですか」
C「電子化させたあとに実体化させずに処分してる」
G「いや謎技術過ぎませんかそれ…」
C「こればっかりはスカーレットに感謝だな、気に食わねーが」
G「いやそもそも電子化の時点でおかしかった…」
C「ハハハ!違いねーな!半人外にお似合いだな!」


・第一印象

V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム
老人「すいません」
G「ハイ何でしょう?」
老人「この場所に行きたいんだけどどっちに行けばいいのやら…」
G「あー、そこならこの道を…」

老人「案内までしてくれてごめんなさいね」
G「いえいえ」
老人「それじゃあありがとうね"お兄さん"」
G「では」
V「…」

V「…なぁ」
G「言わないで下さい気にして無いですカラ」
V「お前たまに間違えられるよな、やっぱそのベストにスラックスは見た目完全に男だろ」
G「ある程度の動きやすさとまともそうな印象を確保するにはこれしか無いんですヨ…」
V(まともそうな印象…?)「あっそ」
G「でもどうしてなんでしょう…やはり胸なのか…いやでもスカーレットは間違えられないし…」
V「あいつはそもそもそこまでいく前にビビられるだろ、というか髪じゃないのか」
G「髪?ああ、長いですね でも伸ばしてもこれじゃあ…」ボサァ
V「スカーレットみたいに位置上げればいいんじゃねえの」
G「いやぁ、何かスースーして落ち着かないので…」
V「じゃあ格好しかないだろ、スキニージーンズとかエr…女も履くだろ」
G「ヒップ大きいのバレるじゃないですか!」
V(なぜ今もバレてないと思ってんだこいつ)
G「というかいいんですよ…別に間違えられても、デメリットそんな無いし…」
V「まあそう言うならいいけど」
G「うーん…」
V「まあ気にすんなよ、中性的なのは美人の基本だぞ」
G「ウッ、でもそれは=ではないです…」
V「相変わらずのネガだな、鬱陶しいからいい加減直せ」
G「そうホイホイ直せるものでも…」
V「マインと足して割れたらなぁ」
G「グヌヌ…」

V(まぁギャップとしてはありか、中性イケメンネガお姉さん そういう百合本ねえかな)


・LUCKY STRIKE

C:カーマイン、V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム
C「なぁゼラ知ってっか」
G「ナニガ」
C「オレの愛するこのラッキーストライクなんだけどよ、当たりがあるんだよ」
G「当たり?一箱交換出来るんですか?」
C「そうだと嬉しいんだがな、残念ながら出来ないんだな」ゴソゴソ
G「はぁ」
C「普通オレンジのフィルターの部分が白くなっててな、文字が書いてあるんだよ」カチンッ
G「文字?というかここで吸わないで下さいよ」
C「いいだろどうせ”コイツら”も焼くんだから、文字、LOSERとかFIRST AIDとか」
G「何ですかそのチョイス」
C「さあな、ただなぜかLUCKY STRIKEは無いらしいけどな」
G「無いんですか、ラッキーストライクなのに」
C「文字数なのか知らねえがラッキーストライクなのにLUCKY STRIKEがねえのは冷めるよな」
G「マァそうですね」
C「フー…なぁゼラ」
G「ハイ」
C「コイツらはオレらにこんな目に合わされるって知ってたらどうだったと思う?」
G「は?知りませんよ…」
C「まぁそれもそうだな、結局この道しか世界は続かないからな」
G「そうですよ、あの死神様にサイボーグやら強化人間やらにされるしか無かったんですよ、私達も」
C「そうだな、まぁオレは別に満足してるけどな」
V「なー」
C「なんだよアルラウネ」
V「アルラウネちゃん掃除終わったんだけどもう焼くの?」
G「そーですね、そろそろ火付けましょうか」
C「…んお?」
G「何ですか」
C「お、GAME OVER」
V「何が」
C「おい例の当たり出たぞ」
G「あぁ入ってたんですか」
C「はっ、丁度いいな」
V「げ~むお~ば~」
C「餞別にくれてやるか」
G「いいんデスか?当たりなのに」
C「オレにコレクションの趣味は無いんでね」カチンッ
G(ナイフやら大量に持ってるくせに)
C「フー…」
C「”大当たり”だ」ピンッ

ボッ

「いやぁどうもありがとうね、助かったよ」
G「いえいえ、お芋頂いちゃってスミマセン」
「庭の落ち葉掃除のついでに芋掘りも手伝って貰っちゃったからね、それに食べきれないから丁度よかったよ」
V「ウマー」
C「たまにはこういうのもいいな」
「また何かあったらよろしく頼むよ」
G「ハイぜひとも、今後もなんでも屋赤姉妹をご贔屓に~」


・間違い無く、善意なのだ

V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム、A:アゲート
G「んんんぬおおおぉぉぉ」
V「何ケツに突っ込まれた時みたいな声出してんの」
G「…何でもそういう下に持ってくのやめてくれません?リオンは基本現場仕事ですけどこっちはデスクワークもせにゃならんのデスよ、手伝ってくださいよ」
V「やだ」
G「え?何ですって?」
V「…」
A「まぁ手伝ってあげて下さい、ゼラニウム様が倒れてしまうとヴァーミリオン様も困ってしまいますでしょう?」
V「まぁ」
A「私からもお願いしますので…」
V「…いやまぁ別にそんな嫌じゃ無いけど」
A「あぁ良かったです、ヴァーミリオン様は優しいですね」
V「…」
G(リオンはアギーに弱い)
A「ところでゼラニウム様」
G「ん、ハイ」
A「今お疲れでしょうか?」
G「ここんとこ忙しかったんでそこそこ…」
A「それはいけません!少々お待ちください!」
トタトタ
G「…リオン、アギーに甘いですよね」
V「人の事言えるかゼラ、あんな聖属性の存在汚すなんて私には恐れ多いね」
G「ヘェ…」
V「いや…そりゃシスターものとかあるけど…実際ああやって自分が優しくされたら罪悪感あるでしょ、オタクってそんなもんでしょ」
G「シスターものって…そもリオンはオタクなんデスか?」
V「さぁ、ジャパニーズは難しいからな」
G「はぁ」
トタトタ
A「お待たせしました!こちらの漢方を飲めば楽になりますよ!」
G「…」
A「水もありますので!」
G「…今日はどの部位を?」
A「今回は髪と爪の削り粉…あ」
G「処分シマース」
A「あー!駄目です駄目ですよー!」
G「もーだからヤクはダメだって言いましたよね?」
A「でも私から生み出された成分は依存性は無いですし…」
G「いつも言ってますけど私は使いません、気持ちはありがたいデスけど」
V「私貰っていい?」
G「面倒だからNo」
A「どうしてですかぁ」
G「いや…麻薬自体ちょっと抵抗感というか怖いのもありますけど、普通に人の髪とか口に入れたくない…」
A「う“っ”」
V「ひでぇこと言うな」
G「えー普通嫌じゃないですか、あと仕事に手が付かなくなる」
A「そこはちゃんと調整しています、30分で効果が切れるように調合していますので」
G「いやそういう問題じゃ…」
V「というか栄養剤とかに混ぜちゃ駄目なの?」
A「混ぜてしまうと想定していた効果が出ないので…もしかすると悪影響もあるかもしれないので…」
G(薬剤師…?)
A「…」シュン
G「いやその…アギーが善意でやっているのはわかっていますので…ね?」
A「…」
G「じゃあ夜ご飯、何か美味しいものでも作ってくれませんか?やっぱり食べるのが一番デスよ」
A「…はい」
G「お願いしますネ」
V「じゃあ私は買い物に…」
G「リオンはこっちの残り手伝って下さい」
V「チッ」


A「確かに食べるのが一番ですね!美味しいご飯は食べてる時から幸せですものね!」モシャモシャ
G(それに関しては同意できるんデスけど、横に置いてる山盛りの麻の葉が無ければ説得力あるんけどネ)
V「今日も美味しいかい私産の麻は」
A「美味しくて幸せです!」
V「そうかそうかフヘヘ」
G(誰も説得力が無い)


・ある日の仕事

C:カーマイン、V:ヴァーミリオン、G:ゼラニウム、A:アゲート
ザー…ガガッ
A『あーこちらアルファ、そろそろ時間ですので状況を報告して下さいませ』
G「こちらゴルフ、あらかた排除が完了したノデ残存をチェック中」ドゴォッッ
A『了解致しました』バゴォォッッ
G「周囲に異変はありマスカ?」グシャッ
A『特には…ところで何の音でしょうか…?』ア"ア"ア"ァ"ァ"!!!
G「アー…」
C「ハァッ…ハアッ…」
V「うーわ原型ないよ。もーいーんじゃないの」
C「あ"ぁ"!?こいつの弾がオレの髪にカスって切れたんだぞ!!頭ぶっ壊すぐらいしねぇと気が済まねえんだよ!!」
V「そっかーそりゃ重罪だぁ」
G「…そういうわけで」
A『あらまぁ…』
G「また何かあったら報告しますネ、オーバー」
A『了解です、オーバー』
G「…さて、チャーリー、ヴィクター」
V「んおい」
C「ア"ア"ッ"!!」ガァンッッッ
G「…ヴィクター、周囲の確認を」
V「あい、ところでフォネティックコード使う意味あんの?」シュルシュル ガゴッ
G「まぁバレないに越したこた無いデスよ、面倒は少ないに限りマス」
V「まぁそうね」シュルシュル
G「そういえば何人ヤりました?」
V「やだえっち。3人かな」シュルシュル
C「ハァ…ハァ…11人…」
G「私が5人…ウン、予定通り。あとは回収物なんですケド…」
V「ん"ほぁ"ぁ"!?」ビクッ
G「な!?なんデスか!?」
V「あれ…?ん〜?ゼラちょっと、地図、ここの」
G「地図?えー…っと、ハイ。あとゴルフ」
V「へいへい…この辺り…あぁやっぱ無い」
G「何が?」
V「よっと、ちょっと来て」
G「? チャーリー行きますよ」
C「はぁ…どうすっかなこれ」

V「ここら辺…」トントン
G「…」

コンコン

V「あった、ここだけ薄い。カー…じゃなくてチャーリー」
C「あ"?」
V「憂さ晴らしにここ、ぶっ壊していいよ」
C「は?」
V「いいからいいから」
C「…だったら遠慮しねぇぞ」
C「スゥー…」
C「オ”ラ”ア”ァ”ァ”ッッッ!!!!!」

バゴオォォォォォン

G「うっ…」
V「わー」
C「オラァ!!どうだぁ!!」
G「これは…隠し通路?」
V「一応扉にはなってたみたいだけど…これかな、これがノブ代わりになってたっぽい」
G「はぁ…」
C「で、何だよここは」
V「さぁ、そこまでは確認してない」
C「めんどくせえなぁ」
G「まだ回収しなきゃいけないものがあるんですからどっちにしてもまだ帰れませんでしたよ」
V「ところで回収するのって何だっけ」
G「黒いジュラルミンケース、どうせ私が覚えてるからって話聞いてなかったってデショ」
V「さーせーん」
C「とっとと回収して帰るぞ」
V「未知の触手とかいないかなフヘヘ」
G「あーもう、ちゃんと警戒しながら進んで下さいよ…」

コツコツコツ

C「おい下るぞ」
G「ヴィクター」
V「ん」シュルシュル

V「…何もいない」
G「チャーリー、シールド」
C「はいはい、よっ」ガシャン
G「前進」
トットットッ
C「…ゴルフ」
G「はい」
C「…ドアが大量にあるぞ、しかも強化ガラスの窓付き」
G「…」
V「めんど」
G「ふむ…ここは空…とりあえず窓から確認して空ならそのままにしまショウ」
V「というかあの突き当りのが一番怪しいでしょ」
G「警戒も兼ねてデス」
C「見えない位置にいたらどうすんだよ」
G「とりあえずチャーリーがフロント、私がバック、ヴィクターが間で中を確認。それでマァ…なんとかなりますデショ」
C「お前も大概雑だよな」
G「効率、デス」
C「はいはい…ならさっさと行くぞ」

C「結局ここまで何もねぇじゃねえか」
V「血痕ぐらい?」
G「何も無ければそれでいいんデスよ、ほら最後のはチャーリーに譲りますよ」
C「ったくよぉ…あぁ?」
V「何」
C「おいあれじゃねえか?」
G「あぁ…アレみたいデスね」
C「全くゲームじゃねぇんだぞ、こんな最奥に置きやがって」ガチャッ
ズルッ ベチャッ
C「あ?何だこの肉塊」
V「…これ動いてない?やだ…!?えっちなスライム!?」
C「だったら焼き肉だよ」ガシャッ
ゴォォォォ… バチッパチッ
G「いきなり火炎放射器使うのやめてって言ってるデショ…ガスが溜まってたらボンッデスよ」
C「スライム系にはこれが一番だからな」
V(ゲームじゃないんだから)
G「しかしこれ…何デスかね?」
C「知るか、仕事じゃねえならどうでもいいだろ。ほら」
G「おっと、中身確認したほうがいいかなぁ…空だと意味無いし…」
V「ていうか鍵付いてないじゃん。ジュラルミンケースの意味、半分無くない?」
G「盗られる心配が無いか、はたまた運ぶ事が無かったか…」ガチャッ
G「…」
V「…本に…小瓶?」
C「中身あるならいいだろさっさと帰らせてくれ」
G「…マァそれもそうですね、余計なことは見ない聞かない知らん振り」ガチャッ
C「あぁつかれ…あ"ぁ?」

グチョ…ベチョ…ネチョ…

V「何…あ〜あ」
G「どしたんデス…げ」
C「チッ…この量じゃ燃やせねぇな、オレらまで丸焼きだ」
V「どーするよ」
G「地下だからボムも使いたく無いデスし…」
C「…あぁ〜あ」ガシャッ ガキンッ
C「めんどくせぇ」ブォン ブロォン

ブォォン ドルルルルルルル

C「キレた」

ブォォォォォォォォォォォォ
C「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!!!!!!!!!!!!!」
ザシュブチグチャガガガガガガガガガガ

V「すごいねぇ、スプラッター映画でもなかなか見ないんじゃない?知らないけど」
G「またスーツ新調しないと…それに匂いが…アァ…出費が…」ブツブツ

C「あぁ"〜…ふぅ、まぁまぁスッキリしたな。ハハハ」
V「髪、血みどろ色になってるけど。それにくっさぁい♡」
C「はやく流してぇな」
A『こちらアルファ、こちらアルファ。状況を報告して下さい』
G「こちらゴルフ…ターゲットを…回収…これより帰還ウェッ」
A『だ、大丈夫ですか…?』
C「こちらチャーリー、水持ってきてるか?」
A『水?水分補給用の飲み水ならありますけど…』
C「すぐ出せるよう用意しとけ、これから戻る。オーバー」
A『え、あ、はい、お気を付けて。オーバー』
C「んああああ、おら帰るぞ」
V「帰るって、ゴルフ」
G「ちょっと…キモチワルイ…」
C「あぁ?さっさとしろ」
G「うぅ…感覚一部遮断…はぁ…」
V「ほら荷物持つから」
G「はい…」
V(ゲロインの魅力ってこれか?)


A「あ、お帰りなさヴッ」
C「おら水寄こせ」
A「はい…ちょ…少し失礼!」ダッ
V「あ〜あ、かわいそ」
C「ふぅ」バシャバシャ
G「しかしこれどうします?中身精査シマス?」
C「お前が面倒が嫌だっつったんだろ」
G「まぁそうなんデスけど…」
C「やめろやめろ」
G「ウーン…まぁいっか」
V「しょうがない、帰りはリオンちゃんが運転するかぁ」
A「も、戻りました…」
G「…なんか申し訳ない」
A「いえ…」
C「おらさっさと乗れ」
A「は〜い…」
G「ハイハイ…」

バタンッ ブゥーン…

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