【にじ甲本戦ルール検証】2024verで強い球種・能力を確認②
新たに3年縛りのチームが2つ出来たので、そちらのチームもにじ甲本戦ルールで対戦させてみます。
転生江夏で夏甲子園優勝したチームと全員モブスタートで10勝も出来なかったチームの対戦なので、ジャイアントキリングがどの程度期待出来るかの目安も分かると思います。
2チームとも弾道・捕球が低いので、それがどう影響するかも注目ポイントです。
チーム戦力
対戦ルール
・1P(先行)vs2P(後攻)を入れ替えて5試合ずつ、計10試合行う
・9回制コールド無し、延長12回まで、タイブレーク無し、DH無し
・選手交代も自動
・球場はクラウンスタジアムを使用
対戦結果
Vやでタイガース高校 3勝49得点146安打
MOB高校 7勝73得点133安打
選手成績
Vやでタイガース高校
①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 356-39(.110)
ムービングファスト 272-26(.096)
カーブ5 104-4(.038)
パワーカーブ7 181-10(.055)
ナイスピッチ率34.1%
ナイスピッチ 311-22(.071)
通常投球 789-56(.071)
失投 13-1(.077)
①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 75-10(.133)
スラーブ7 124-12(.097)
シュート1 7-0(.000)
ナイスピッチ率19.9%
ナイスピッチ 41-2(.049)
通常投球 155-20(.129)
失投 10-0(.000)
①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 130-18(.138)
スライダー2 64-6(.094)
Hシンカー2 52-4(.077)
シュート2 34-4(.118)
ナイスピッチ率20.7%
ナイスピッチ 58-3(.052)
通常投球 215-29(.135)
失投 7-0(.000)
MOB高校
①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 371-59(.159)
ツーシームファスト 204-20(.098)
カーブ7 233-7(.030)
Vスライダー1 61-5(.082)
シンカー1 76-4(.053)
ナイスピッチ率18.7%
ナイスピッチ 177-13(.073)
通常投球 739-72(.097)
失投 29-10(.345)
①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 232-29(.125)
Hスライダー6 240-17(.071)
スローカーブ1 41-1(.024)
チェンジアップ1 70-4(.057)
ナイスピッチ率16%
ナイスピッチ 93-6(.065)
通常投球 475-45(.095)
失投 15-0(.000)
気付いた事(投球編)
江夏の成績を見ると投球割合が
ストレート 39%
ムービングファスト 29.8%
カーブ 11.4%
パワーカーブ 19.8%
となっています。
変化球中心が付いているにも関わらず、被打率の高いストレートの割合が多いのはノビ(怪童)が高いから、というのは2023verからそういう仕様です。
残った61%の変化球割合もムービングファストを多投してしまい、被打率が低いカーブ・パワーカーブの割合が減ってしまった結果、見た目の性能は強そうでも打たれてしまっています。
同じく第2ストレートのツーシームファストを持っている中嶋も、被打率が低いカーブの割合をツーシームファストが喰ってしまっています。
このことから2024verでも、にじ甲本戦ルールではノビが高い投手・第2ストレート持ちの選手は打たれる可能性が高いと言えます。
中嶋の失投が多いのは、コントロールが足りて無いのが原因です。
ナイスピッチ率も低く、対左打者AやキャッチャーBがあっても基礎コントロールを高くしないと安定して抑える事は出来ません。
一発の効果もあり、失投被打率も酷い事になってます。
気付いた事(守備編)
エラーは両チーム合わせて7個でした。
捕球を全く伸ばしていない両チームですが、10試合×2チームで7個しか出ないなら、捕球は上げなくて良いのでは?と感じました。
勿論Gは論外ですが、F以上であれば他の能力を伸ばした方が栄冠でも本戦でも役に立つ事が多いのでは無いかと思います。
気付いた事(打撃編)
弾道に関しては、弾道2でも十分打てるという結果です。
弾道1でもかなり打っており渡辺恭や嶋津の成績を見れば分かりますが、アベレージヒッター・パワーヒッター・ラインドライブの弾道を固定する特殊能力があれば、弾道を上げる必要性は皆無と言えます。
長打ボーナスがあるという話もありますが、あれは能力から逆算して成績が出るオーペナ限定の仕様で、栄冠の自動進行部分とは別物です。
当然本戦ルールでは影響はありません。
現在の栄冠の仕様では弾道を上げる暇があるなら走力を上げた方が試合に勝てる確率は上がるので、弾道は2または最悪1でも悪くは無いと思います。
弾道上げを後回しにすれば、アベヒ・パワヒ・ラインドライブを取れた場合に弾道の練習期間が無駄にならずに済みますしね。
あとパワーヒッターはミートCパワーDでも強いですね。
パワーヒッターの打順は3番がオススメです。
理由は以前の記事(有料)の中で分析しています。
【にじ甲本戦ルール検証】OB・サクセスキャラを交えたリーグ戦の結果を分析する
まとめ
転生江夏で夏甲子園優勝したチームが、全員モブスタートの10勝も出来なかったチームに総得点24も差を付けられて負け越すという結果になりました。
投手能力に関しては栄冠ナインでは強くても、本戦ルールでそのまま通用する訳では無いというのが証明出来た検証となりました。
にじ甲本戦でも投手の育て方によっては、ジャイアントキリングが起きる可能性は大いに有ると思います。
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