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【にじ甲本戦ルール検証】2024verで強い球種・能力を確認②

新たに3年縛りのチームが2つ出来たので、そちらのチームもにじ甲本戦ルールで対戦させてみます。

転生江夏で夏甲子園優勝したチームと全員モブスタートで10勝も出来なかったチームの対戦なので、ジャイアントキリングがどの程度期待出来るかの目安も分かると思います。

2チームとも弾道・捕球が低いので、それがどう影響するかも注目ポイントです。

チーム戦力

Vやでタイガース高校

スタメン野手合計☆2443
キャッチャーD・ムード相殺・スタメン野手威圧感0人
リリーフ☆316(二刀流) ☆247

MOB高校

スタメン野手合計☆2152
キャッチャーB・ムード○有・スタメン野手威圧感1人
リリーフ☆311(二刀流)

対戦ルール

・1P(先行)vs2P(後攻)を入れ替えて5試合ずつ、計10試合行う
・9回制コールド無し、延長12回まで、タイブレーク無し、DH無し
・選手交代も自動
・球場はクラウンスタジアムを使用

対戦結果

1試合目 5-13でMOB高校勝利
2試合目 6-1でVやでタイガース高校勝利
3試合目 3-6でMOB高校勝利
4試合目 6-2でVやでタイガース高校勝利
5試合目 2-5でMOB高校勝利
6試合目 7-3でMOB高校勝利
7試合目 0-7でVやでタイガース高校勝利
8試合目 14-1でMOB高校勝利
9試合目 10-3でMOB高校勝利
10試合目 15-13でMOB高校勝利

Vやでタイガース高校 3勝49得点146安打
MOB高校       7勝73得点133安打

選手成績

Vやでタイガース高校

先発 江夏
62回 913球 防御率4.65 自責点32
被打率.298(265-79) 奪三振46 四死球4

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート     356-39(.110)
ムービングファスト 272-26(.096)
カーブ5      104-4(.038)
パワーカーブ7   181-10(.055)
ナイスピッチ率34.1%
ナイスピッチ    311-22(.071)
通常投球      789-56(.071)
失投        13-1(.077)

リリーフ 佐川
9.1回 206球 防御率16.39 自責点17
被打率.379(58-22) 奪三振6 四死球9

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート  75-10(.133)
スラーブ7  124-12(.097)
シュート1  7-0(.000)
ナイスピッチ率19.9%
ナイスピッチ 41-2(.049)
通常投球   155-20(.129)
失投     10-0(.000)

リリーフ 岡本
15.2回 280球 防御率11.49 自責点20
被打率.386(83-32) 奪三振13 四死球5

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート  130-18(.138)
スライダー2 64-6(.094)
Hシンカー2 52-4(.077)
シュート2  34-4(.118)
ナイスピッチ率20.7%
ナイスピッチ 58-3(.052)
通常投球   215-29(.135)
失投     7-0(.000)

1番ショート 平岡
打率.426(47-20) 二塁打3 打点2
長打率.489 盗塁6
2番センター 鈴木
打率.380(50-19) 二塁打3 三塁打1 打点3
長打率.480 盗塁7 失策2
3番ライト 吉田
打率.333(48-16) 二塁打3 打点4
長打率.396 盗塁3
4番キャッチャー 渡辺恭
打率.354(48-17) 二塁打4 三塁打1 本塁打1 打点9
長打率.542 盗塁1
5番レフト 石川
打率.489(47-23) 二塁打4 打点9
長打率.574 盗塁4
6番ファースト 横溝
打率.341(41-14) 二塁打1 三塁打1 打点8
長打率.415 盗塁0
7番セカンド 渋谷
打率.375(40-15) 二塁打1 打点2
長打率.400 盗塁0 失策1
8番サード 山下
打率.220(41-9) 二塁打3 打点4
長打率.293 盗塁0 失策1
9番ピッチャー 江夏
打率.435(23-10) 二塁打1 打点2
長打率.478 盗塁0
代打 麻生
打率.400(5-2) 打点1
長打率.400
代打 黒沢
打率1.000(1-1)
長打率1.000
代打 丸山
打率.000(2-0)
長打率.000

MOB高校

先発 中嶋
55回 945球 防御率4.75 自責点29
被打率.361(263-95) 奪三振43 四死球7

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート     371-59(.159)
ツーシームファスト 204-20(.098)
カーブ7      233-7(.030)
Vスライダー1   61-5(.082)
シンカー1     76-4(.053)
ナイスピッチ率18.7%
ナイスピッチ    177-13(.073)
通常投球      739-72(.097)
失投        29-10(.345)

リリーフ 篠原
34回 583球 防御率5.03 自責点19
被打率.323(158-51) 奪三振27 四死球8

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート    232-29(.125)
Hスライダー6  240-17(.071)
スローカーブ1  41-1(.024)
チェンジアップ1 70-4(.057)
ナイスピッチ率16%
ナイスピッチ   93-6(.065)
通常投球     475-45(.095)
失投       15-0(.000)

1番センター 西村
打率.438(48-21) 二塁打7 三塁打1 打点10
長打率.625 盗塁6
2番キャッチャー 藤井
打率.409(44-18) 二塁打2 打点8
長打率.455 盗塁7
3番セカンド 嶋津
打率.381(42-16) 二塁打2 本塁打3 打点17
長打率.643 盗塁3
4番ライト 高橋
打率.381(42-16) 二塁打3 打点3
長打率.452 盗塁0 失策1
5番ショート 小池
打率.395(38-15) 二塁打4 打点6
長打率.500 盗塁2 失策1
6番レフト 鈴木憲
打率.375(40-15) 二塁打7 打点11
長打率.550 盗塁0
7番ファースト 橋本
打率.268(41-11) 二塁打5 打点7
長打率.390 盗塁0 失策1
8番サード 池田
打率.375(40-15) 二塁打2 打点5
長打率.425 盗塁0
9番ピッチャー 中嶋
打率.200(15-3)
長打率.200
代打 宮嶋
打率.200(5-1) 二塁打1
長打率.400

気付いた事(投球編)

江夏の成績を見ると投球割合が
ストレート     39%
ムービングファスト 29.8%
カーブ       11.4%
パワーカーブ    19.8%
となっています。

変化球中心が付いているにも関わらず、被打率の高いストレートの割合が多いのはノビ(怪童)が高いから、というのは2023verからそういう仕様です。

残った61%の変化球割合もムービングファストを多投してしまい、被打率が低いカーブ・パワーカーブの割合が減ってしまった結果、見た目の性能は強そうでも打たれてしまっています。

同じく第2ストレートのツーシームファストを持っている中嶋も、被打率が低いカーブの割合をツーシームファストが喰ってしまっています。

このことから2024verでも、にじ甲本戦ルールではノビが高い投手・第2ストレート持ちの選手は打たれる可能性が高いと言えます。

中嶋の失投が多いのは、コントロールが足りて無いのが原因です。
ナイスピッチ率も低く、対左打者AやキャッチャーBがあっても基礎コントロールを高くしないと安定して抑える事は出来ません。
一発の効果もあり、失投被打率も酷い事になってます。

気付いた事(守備編)

エラーは両チーム合わせて7個でした。
捕球を全く伸ばしていない両チームですが、10試合×2チームで7個しか出ないなら、捕球は上げなくて良いのでは?と感じました。

勿論Gは論外ですが、F以上であれば他の能力を伸ばした方が栄冠でも本戦でも役に立つ事が多いのでは無いかと思います。

気付いた事(打撃編)

弾道に関しては、弾道2でも十分打てるという結果です。
弾道1でもかなり打っており渡辺恭や嶋津の成績を見れば分かりますが、アベレージヒッター・パワーヒッター・ラインドライブの弾道を固定する特殊能力があれば、弾道を上げる必要性は皆無と言えます。

長打ボーナスがあるという話もありますが、あれは能力から逆算して成績が出るオーペナ限定の仕様で、栄冠の自動進行部分とは別物です。
当然本戦ルールでは影響はありません。

現在の栄冠の仕様では弾道を上げる暇があるなら走力を上げた方が試合に勝てる確率は上がるので、弾道は2または最悪1でも悪くは無いと思います。

弾道上げを後回しにすれば、アベヒ・パワヒ・ラインドライブを取れた場合に弾道の練習期間が無駄にならずに済みますしね。

あとパワーヒッターはミートCパワーDでも強いですね。
パワーヒッターの打順は3番がオススメです。
理由は以前の記事(有料)の中で分析しています。

【にじ甲本戦ルール検証】OB・サクセスキャラを交えたリーグ戦の結果を分析する

まとめ

転生江夏で夏甲子園優勝したチームが、全員モブスタートの10勝も出来なかったチームに総得点24も差を付けられて負け越すという結果になりました。

投手能力に関しては栄冠ナインでは強くても、本戦ルールでそのまま通用する訳では無いというのが証明出来た検証となりました。

にじ甲本戦でも投手の育て方によっては、ジャイアントキリングが起きる可能性は大いに有ると思います。

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