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【にじ甲本戦ルール検証】OB・サクセスキャラを交えたリーグ戦の結果を分析する

今回は栄冠ナイン3年縛りのチームとOB・サクセスキャラを交えたリーグ戦の結果から、内容を分析していきます。

リーグ戦結果

データを見るだけでは無く、成績の善し悪しの原因を分析し、それを栄冠ナイン3年縛りの育成に反映しないと意味がありませんからね。

各チームの詳細成績

1位ペルソナ高校 32勝18敗10分

①チーム防御率1.77
①チーム被打率.183
①チーム打率.245
②チーム長打率.330
②総得点154
①総失点105
①総安打数492
③総本塁打数11
①総盗塁数121

vsOBレジェンズ 9勝8敗3分
51得点165安打 チーム防御率2.85 チーム打率.247
vs鬼ヶ島分校 9勝7敗4分
26得点126安打 チーム防御率1.27 チーム打率.197
vsサクセスオールスターズ 14勝3敗3分
77得点201安打 チーム防御率1.20 チーム打率.284

2位OBレジェンズ 29勝23敗8分

③チーム防御率2.33
③チーム被打率.228
②チーム打率.236
①チーム長打率.372
①総得点184
③総失点136
②総安打数467
①総本塁打数55
③総盗塁数72

vsペルソナ高校 8勝9敗3分
56得点140安打 チーム防御率2.62 チーム打率.216
vs鬼ヶ島分校 8勝8敗4分
43得点140安打 チーム防御率1.89 チーム打率.217
vsサクセスオールスターズ 13勝6敗1分
85得点187安打 チーム防御率2.43 チーム打率.271

3位鬼ヶ島分校 24勝25敗11分

②チーム防御率2.12
②チーム被打率.199
③チーム打率.215
④チーム長打率.282
④総得点108
②総失点124
③総安打数418
④総本塁打数10
②総盗塁数118

vsペルソナ高校 7勝9敗4分
25得点109安打 チーム防御率1.33 チーム打率.174
vsOBレジェンズ 8勝8敗4分
37得点154安打 チーム防御率2.20 チーム打率.234
vsサクセスオールスターズ 9勝8敗3分
46得点155安打 チーム防御率2.82 チーム打率.236

4位サクセスオールスターズ 17勝36敗7分

④チーム防御率3.56
④チーム被打率.261
④チーム打率.204
③チーム長打率.327
③総得点127
④総失点208
④総安打数397
②総本塁打数46
④総盗塁数39

vsペルソナ高校 3勝14敗3分
24得点114安打 チーム防御率4.02 チーム打率.176
vsOBレジェンズ 6勝13敗1分
48得点154安打 チーム防御率4.40 チーム打率.230
vs鬼ヶ島分校 8勝9敗3分
55得点129安打 チーム防御率2.27 チーム打率.206

各チームの長所・短所分析

ペルソナ高校
・投手力、守備力が高いので失点が少ない
・打線に成績が悪い選手が居ない
・盗塁出来る選手が多い
・安打数に対しての得点が少なく、残塁が多い
・本塁打率が高い選手が居ない

OBレジェンズ
・投手力の差をカバー出来る守備範囲
・長打率が高く、残塁が少ない
・打線の役割分担が出来ている
・全体的に走力が低い

鬼ヶ島分校
・投手力、守備力が高いので失点が少ない
・1〜8番の全員が盗塁出来ている
・得点能力が低く、点の取り合いで勝てない

サクセスオールスターズ
・本塁打率が高い
・投手力が他チームに劣る
・全体的に低打率
・走力A以上の選手が少ない

投手能力についての分析

各チームの先発の防御率は以下の通りです。
ジョーカー 1.69
村山    2.17
菊池    1.77
虹谷    3.66

村山はジョーカー・菊池との能力差から考えれば、かなり優秀な成績と言えるでしょう。
ただし、得点力1位のOBレジェンズを相手にしていないのが原因とも考えられるので、OBレジェンズ同士で10試合して20試合分の村山の成績を出してみました。

村山vsOBレジェンズ打線
149.1回 2100球 防御率2.47 自責点41 被本塁打15
被打率.217(585-127) 奪三振111 四死球15

やはり防御率は上がりましたが、 OBレジェンズ相手の防御率としては菊池に次ぐ2番目に良い数値となりました。
やはり村山は優秀と言えるでしょう。

そこでまず分析したいのは、虹谷の成績が悪い原因です。

虹谷は何故打たれたのか

虹谷投手能力 変化球中心

虹谷の球速は148で村山より2低く、総変化量は14で村山より1高いです。
コントロールは80ですが、キャッチャーAとムード○により95まで上がります。

守備力は高い野手陣なので、そこは他チームに劣っていないと思います。

基本的にストレートが打たれやすいCOM対戦で、村山が持っていない変化球中心があるのもポイントです。

以上の前提を踏まえた上で、虹谷の投球割合を見てみます。

①球種別投球数-②被安打数(②÷①の数値)
ストレート 1391-139(.100)
スライダー3 1039-93(.090)
カーブ3 847-51(.060)
フォーク5 2547-121(.048)
シュート3 499-43(.086)
ナイスピッチ率32.9%
ナイスピッチ 2081-118(.057)
通常投球 4149-321(.077)
失投 93-8(.086)

データを見ると、ストレートの投球割合は22%で低く抑えられています。
数値も.100であればギリギリ許容範囲です。

問題はフォークの投球割合で40.3%は高いとは言えず、数値も.048で優秀なラインの.040をクリアしていません。

他の変化球も数値は良くありません。
そこで注目するのがナイスピッチ率です。
32.9%はかなり低い数値で、成績が良い投手は40%以上になる事が多いです。
ナイスピッチであれば数値が.020も良くなっているので、原因の1つはコントロール不足と言えるでしょう。

フォークの投球割合が低い原因は、総変化量が無駄に高すぎる事です。
スライダー・カーブ・シュートが3なので投球割合が上がってしまい、フォークの投球割合が減ってしまっていると考えられます。

フォークの数値があまり良くない原因は、変化量が中途半端で球速が低い事でしょう。
フォーク5ではメイン球種としては足りず、球速の低さも相まって打たれやすくなってしまったと思われます。

ここまで原因を挙げてみましたが、それらに関連する最も重要な要素が1つあります。
他チームの先発3人にあって虹谷に無い要素、それが闘志です。

闘志発動中は全球種の球質が上がり、打球が飛びにくくなります。
その上各チームに1〜2人居る野手威圧感を無効化出来ます。
打線に野手威圧感が2人居ると、打順1回りで4打席は球速-2コントロール-10のデバフを受ける事になります。

その影響を虹谷だけが初回から受けている事になります。
その結果コントロール不足でナイスピッチ率が下がり、球速が遅くなり打たれやすくなっているのが他の投手との違いです。

球速でストレートの投球割合は変わるのか

ジョーカーは転生村山を栄冠ナイン3年縛りで育成した選手です。
OB村山の成績と比較する事により、球速175と150でストレートの投球割合に違いが出るのかを調べます。

ジョーカー投手能力 変化球中心
村山投手能力

変化球中心の有無があるので、そこは考慮した上で比較します。
どちらもノビDなので、ノビによるストレート投球割合の上昇はありません。
ジャイロボールに関しては、以前の検証でノビC以上で無ければストレート投球割合に影響が無い事が分かっています。

今までの検証ではストレート投球割合は35%以下が理想となっています。

ジョーカー(総投球数6438)
ストレート 2177-195(.090)
村山(総投球数6409)
ストレート 2006-216(.108)

ジョーカーは33.8%、村山は31.3%となっています。
変化球中心が無ければもう少し割合が上がる事を考慮すると、球速によりストレートの投球割合は上がると言えますね。

しかし投球数の多いジョーカーの方がストレートの被安打数は少なくなっており、変化球も球速が上がる事により被打率が下がり全体の強化になるので、球速を上げる事はメリットの方が大きいです。

抑えるリリーフとは

優秀な成績を出した佐倉・暮羽と、能力に対して成績が悪かった吉田の投球内容を見て、リリーフをどう育てるのが正解なのかを分析します。

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