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自分でなんでもできる時代その2 (毎日投稿14日目)

おはようございます。映画監督の武内剛です。

昨日の投稿の続きになります。

そうです。そうして結果はどう転ぶかマジで分かんないまま父探し映画プロジェクトはスタートし、コロちゃん一派のオミクロン株の影響で渡航時期の延期を余儀なくされたりしながらも、半ば強行軍で渡航、撮影を敢行。

そして内容は伏せますが、ようやく映画が完成して思うことは…

自分主導でやって本当によかった!!!という事につきます。

もし、アタクシの父探しがTV番組の一企画で実行されていたとしたら、
渡航費や捜索費用などは向こう持ちなので、ラッキー!と思ったかもしれませんが、一度だけ地上波でオンエアされて終わりじゃないですか。

"39年間会ってない父を探しにイタリアへ"っていうのは、アタクシの人生においてとっても重要な事なので、どういう結末の物語であったとしても、一度だけTVでオンエアして終わりっていうのは、ワンナイトラブに近いような、ちょっとそれでは切ないかったなぁ。。。とも思ってしまいます。
不適切な例え、申し訳ございません。

せっかく今まで、音楽やったり、演劇やったり、お笑いやったり、漫画描いたりしてきたので、アタクシの人生の大舞台はアタクシが演出家となって、目一杯時間をかけ、納得のいくまで稽古をして、お披露目したい。
そして一度作った作品は、自分の身体の一部として今後一生大事にしていきたい。

アタクシ自身が映画「パドレプロジェクト(仮)」のパドレ(父親)となって、我が子の行く末を共に見守っていきたい。
制作している途中から、そんな気持ちがムクムクと湧いてきました。

イタリア出発前、撮影監督の成富さんと成田空港にて

そうした思いを抱きながらコツコツと仕上げていき、この度ようやくゴールが見えてきたんですが、心の底から自分主導で作って本当によかったと思います(しつこくてスミマセンが本当に思うんです)。

スポンサーがついてないので、予算的な余裕がありませんが、その分顔色を伺ったりしなくて良いので身軽でお気楽だしねw

とはいえ多くの方にご支援頂きました。
クラファンご支援者様のお名前入りシャツ@成田空港

ですので、企画の大きさや内容にもよると思いますが、自分で企画、発案して動いちゃうっていうのはアリだと思います。
動き始めたら貴方のエネルギーに引き寄せられて、仲間もついてくると思います。

幸い、今の時代、割とローコストでなんでもできちゃいますしね。
お金をかけようと思えばどんだけでも際限はないし、もっと予算があればなぁ、、、と思う瞬間もあったけど、無いなら無いなりにアタマを使えば何とかなってしまうってのがやってみて分かりました。

多分、20年前だったら無理だったと思うけど、このデジタル社会に生きていることに感謝感謝ですね。

さあ、映画公開に向けてまた色々考えておりますんで、引き続き要チェキチェキでよろしくお願いいたします。

令和五年二月十日  武内 剛


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