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自分でなんでもできる時代その1 (毎日投稿13日目)

こんにちは。映画監督の武内剛です。

昨日のブログでアタクシの映画の成り立ちについてなどを少し書いたんですが、思い出せば色んな事があったので、も少し細かく記録しとこうかなと思います。書いて残しておかないと忘れちゃうしね。

それに、こうした映画の中に入りきってない裏話もいつかどこかでする機会があるかもしれないので。
(アタクシの初監督映画については⬇︎)

2020年にYouTubeで父探し企画を立ち上げた時はまだ"映画化"するという具体案は浮かんでいませんでした。

当時はYouTubeを定期的にアップしていたので(今はパッタリ更新お休み中…)、「デジカメでVlog風に父探しの旅をYouTubeにあげていくか。。。」などとぼんやり考えていました。

暫くして、ナントなんと、そのYouTubeを観てくれた某民放キー局のプロデューサーさんが、「実は今担当している番組で、"何年ぶりにあの人に会いたい!!"みたいな企画をやっているので、ぶらっくさむらいさんのお父さん探しのお話を聞かせてくれませんか?」と電話があったのです。

しかし3年前は未曾有のコロナ禍真っ最中で、皆この先どうなるのか分からない不安を抱えており、ましてやアタクシの父はイタリアにいるという事で、となると番組撮影も海外という事になる為、素人目に考えても、なかなか厳しい条件でしたので、結局その話は流れてしまいました。

正直な話、昔はいつか芸人として売れて、⬆︎⬆︎⬆︎の様な、
TV番組の企画で父親探しができれば、渡航費や捜索費用も浮くし、
一石二鳥だよなぁ〜〜と思っていました。

しかし現実は甘くなく、全く売れないまま40になってしまいました。

チャンスは幾度もありましたが全て空振り三振してきました

。。。

。。。

が、しかし!!

そんな中、降ってきたプロデューサーからの電話という特大チャンス!!

も、コロナのせいでぶっ飛び、絶体絶命!

どうしたもんだ…
と、頭を抱えて悩んで捻り出した答えが、、、

「そうだ。こうなったら自分で全部やっちゃおう!」

でした。

「父親が昔、映画監督を目指していた」という話を母から聞いた事があったのと、個人的にドキュメンタリーを観て他人の人生を知るのが好きでしたし、自分ごとながら「『40年ぶりに父子がイタリアで再会する物語』って割と需要あるのでは??」と卑しい気持ちも湧いてきてw どう転ぶかは全く考えないまま、「父探しの過程を映画にしたい!」という名の下、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げ、そっからは向こう見ずに突き進みました。

明日のブログでは、そうして何とか無事に映画を作り終えた雑観を書きます。

令和五年二月九日 武内 剛


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