文房具アーカイブ#32『ゼブラ サラサクリップ(前編)』
20周年おめでとうサラサクリップ、これからもよろしく。
初の前後編システム。
ゼブラ サラサクリップ
商品スペック(ゼブラ公式HPより)
【文房具アーカイブ#27】にて紹介した『サラサグランド』の基本形。なんと今年で20周年。様々なコラボ商品や派生型が生まれる中で変わらずあり続けた水性ゲルインクボールペンと言えばコレ、という人も多い一本。
『ゼブラ サラサクリップ』とは
この公式の紹介のとおり「サラサラ書けるからサラサ」と言っても過言ではないボールペンシリーズ。0.5mmだけで47色もある。知ってる?サラサって47色あるねんで……?そんなにあったら好きな色の1色や2色あるものよ。ちなみに自分はビンテージカラーのグリーンブラックが好き。外国人にも人気で「SARASA」でわりと通じる。お土産に買ってるらしい。MADE IN JAPANだからね。
あと、『サラサクリップ』の大きな特徴であるクリップ。クリップの色がインクの色と一緒なので(ビンテージカラーは除く)たくさんあってもどの色かわかりやすい。可動式バインダークリップだから持ち歩きに便利だしクリップ破損しにくいって良すぎる。そしてこのクリップがまぁかわいいし特徴的。このクリップだけ……欲しくない?
あります(ノベルティグッズ。どうやら今は作れないらしく結構レアだとか。)ちょっとした厚みなら挟めるクリップ。
使ってみた感想
サラサとともに学び、イラストを描き、文字を綴ってきた20年だった。かつてはJF-0.4黒芯を箱買いし勉強したこともあった。書き味はサラサラではあるが水っぽくはないのでしっかり書いている感じがある。ここでヌルヌルの書き味ではないのがポイント。価格が100円ということもあり軸がプラスチック製で軽いがラバーグリップがついており握った感覚もいい。『サラサクリップ』は描いた後すぐに消しゴムなどで擦ると延びてしまうのでイラストを描くときは乾き待ちの時間が必要。それと消しゴムで擦った後若干インクが薄くなる。(この問題点は後続の『サラサドライ』『サラサR』にて解決されるがこれも『サラサクリップ』があったからこそ生まれた)
前述したかわいいクリップもそうだがグリップ部もインクの色と統一されているため机の上に並べてもどの色かわかりやすくていい。たくさんの色があるときに一番うれしいのはどの色かすぐにわかることだから。1本100円(税別)で買えるので0.5mm全色買っても4,700円(税別)。子どものお小遣いでコツコツ買えば全色揃うのも夢ではないのがいい。実際筆箱にカラフルなペンを揃えていた子どもっていたよね。まぁ、自分のことではないんだけど。
気になったら使ってみてほしい
限定軸でなければ売っていない文房具店は文房具店に非ずといってもいいくらいどこでも売っている。コンビニにも黒なら売っていることがあるくらいに。
なお、2023年10月31日まで20周年キャンペーンを開催中。限定47色セットや「サラサファミリー」セット、限定軸の『サラサグランド』などサラサファン垂涎の品々がたくさん。9月16日には渋谷でリアルイベントも実施されるようで、ぜひ行かなければ……。と思っている。さらにさらに、サラサクリップを3本または5本買って応募できるキャンペーンも実施されている。急に供給多いな……。あっ、最後に一言だけ言わせて。
サラサクリップ抱き枕!欲しい!!!!!!
(サラサ47色セットか「サラサファミリー」セットを買うと応募することができる)
※今更ながら案件ではありません
サラサ愛を書いていたら長くなりすぎたので後編に続く。
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