文房具アーカイブ#47『サクラクレパス レトリコシャープ』
意外なポテンシャルをお持ちで……
サクラクレパス レトリコシャープ
商品スペック(サクラクレパス公式ホームページより)
2018年に発売されたが当時の印象は薄かった。限定軸が登場した2023年にやっと認識した。今更ながらシャープペンシルはたくさん家にあるので改めて買わなくていいやと思ったのだが2022年6月中旬から発売された限定軸の「ビビットライムグリーン」が好きだったのとラスト1本だったので購入した。
『レトリコシャープ』とは
一昔前には考えられなかった「勉強垢」という概念。これの発展によって「映える」文房具がフューチャーされるようになったと自分は考えている。高いシャープペンシルを買ってマウント取ったりな。自分の親がこんなの見たら「そんなことしてないで勉強しろ」って言っていると思う。そんなことするより大人しくスプラトゥーンを買いなされ。高いシャープペンシル買ったって勉強せんのや。
……とにかく、最初の印象はとりあえずカワイイ見た目の安めのシャープペンだと思っていた……のだが、驚きの【筆圧が強い人でも使いやすい、芯折れ防止機能付き】。なんと強い筆跡を書けるとクッション機構が働き芯折れを防ぐのだ。200円のシャープペンシルで。しかも内蔵のバネが小さいせいなのかほぼ同じようなスプリング機能がついているゼブラ『デルガード』よりも沈みが固め。デルガードのスプリングがふにゃふにゃで嫌だという人はこっちのほうが好みかもしれない。
使ってみた感想
シンプル。軸の色が今時のくすみカラー(2023年限定)だったり、レトロカラー(通常軸・2022年限定)だったりするのでカラフルな筆箱になるのが楽しくなる。グリップは低価格帯にありがちなぷにぷにグリップなしの軸に直接溝が彫ってあって滑り止めを果たすタイプ。重心もほぼ中心。
先程の【芯折れ防止機能】がこの価格で入っていることも驚きではあるが自分は芯を長く出して書くタイプなので書きやすかった。ゼブラ「デルガードLx」を愛用しているのでスプリングに抵抗がなかったのも相性が良かったのかもしれない。しっかり安定感があるのでブレが少ない。
気になったら使ってみてほしい
限定軸でなければ無いこともなさそう。「絶対にあります」とは言えないがないとも言い切れない。限定軸に関しては消しゴムやブッククリップなどが一緒に売られていてトータルコーディネートができる。
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