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文房具アーカイブ

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新商品から廃盤まで、文房具の情報を羅列しつつなんだかんだ書いている記事のまとめです。自分が知りたい情報のまとめなのと、メーカー公式の引用が主(データがないものはこの限りではない)…
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#シャープペンシル

文房具アーカイブ#47『サクラクレパス レトリコシャープ』

意外なポテンシャルをお持ちで…… サクラクレパス レトリコシャープ商品スペック(サクラクレパス公式ホームページより)  2018年に発売されたが当時の印象は薄かった。限定軸が登場した2023年にやっと認識した。今更ながらシャープペンシルはたくさん家にあるので改めて買わなくていいやと思ったのだが2022年6月中旬から発売された限定軸の「ビビットライムグリーン」が好きだったのとラスト1本だったので購入した。 『レトリコシャープ』とは  一昔前には考えられなかった「勉強垢」

文房具アーカイブ#45『ゼブラ DRAFIX MINDSWITCH』

限定品のほうが手に入れやすいってどういうこと? ゼブラ DRAFIX MINDSWITCH商品スペック(ゼブラオンラインストアより)  今回は通常の『DRAFIX』ではなく、限定販売の『DRAFIX MINDSWITCH』の紹介。通常版に関しては軸色は黒一色で芯径によって一部色が違うぐらいの昔から存在する渋いシャープペンシル。限定版は最近流行りの「くすみカラー」で統一。2024年始まってしばらく経ったがまだまだくすみカラーの需要は衰えなさそう。 『DRAFIX(ドラフィ

文房具アーカイブ#44『ぺんてる Caplet』

キャップ式シャープペンシルで考えうる中でおそらく一番低コストなペン。 ぺんてる Caplet(キャプレット)商品スペック(実商品目視より)  以前『ぺんてる 万年ケリー(発売50周年モデル)』の回で「キャップ式シャープペンシルが増えないのはなぜか」で“キャップ式シャープペンシルでプラスチックのものもあるにはある”と書いたが、このペンのことである。これ以外で自分の知っている限りでプラスチックキャップのシャープペンシルは他に知らない。 『Caplet(キャプレット)』とは

文房具アーカイブ#42『トンボ鉛筆 モノグラフファイン』

2023年に発売されたシャープペンシルで一番コスパがいいかもしれない トンボ鉛筆 モノグラフファイン商品スペック(トンボ鉛筆公式ホームページより) 名入れはハンズ渋谷店で名入れイベントをしていた際に購入したため。 『モノグラフファイン』とは トンボ鉛筆といえばシャープペンシルの『モノグラフ』シリーズ。三菱鉛筆でいう「クルトガ」、パイロットでいう「Dr.Grip」。『モノグラフシリーズ』は「モノグラフ」「モノグラフグリップモデル」「モノグラフライト」「モノグラフゼロ(廃

文房具アーカイブ#41『三菱鉛筆 ユニ メタルケース』

貰ったらうれしいタイプの文房具。 三菱鉛筆 ユニ メタルケース商品スペック(三菱鉛筆公式ホームページより) 「芯ケースに1,500円も払えるかよ!」と思う気持ちは十分にあるが、シャープペンシルにこだわるなら芯ケースもこだわったほうがいいよねとちょっとだけ思う。 『ユニ メタルケース』とは  シャープペンシルの芯ケースがステンレス素材。まぁそれだけといえばそれだけである。ほぼ同時に『uni  詰替用』というシャープペンシル芯の詰め替え(段ボール素材のパッケージに芯がケー

文房具アーカイブ#30『ぺんてる P205  シャープペンシル(BOYS&GIRLS )』

日本で廃盤になった理由がわからない ぺんてる P205 シャープペンシル(BOYS&GIRLS) 商品スペック(商品観察より) 『P200 for BOYS&GIRLS』は学生向けに発売されたシリーズ。 『P205  シャープペンシル』とは  『P205 シャープペンシル』は『P200』シリーズで『P205(0.5mm)』・『P207(0.7mm)』『P209(0.9mm)』の芯径が3種類用意された製図用シャープペンシルのうちの0.5mmモデル。読み方は「ピーニヒャ

文房具アーカイブ#20『コクヨ 鉛筆シャープTypeMx』

正直なめてました。もう離さないよ……。 キリのいいタイミングでほんとのオススメを紹介したいスタイル。 コクヨ 鉛筆シャープTypeMx 商品スペック(コクヨ公式より) 「コクヨはノートのメーカーでしょ?」と思っている人が多いと思うが実はペンも売っている。筆記具メーカーじゃないからと言って侮ってはいけない。ノートを作っているということはノートに合うペンも知っているってことだから。 『鉛筆シャープTypeMx』とは  『鉛筆シャープTypeMx』はグリップに金属が使われて

文房具アーカイブ#19『ファーバーカステル TK FINE バリオL』

最近Twitterで見かけて欲しかったペン ファーバーカステル TK FINE バリオL商品スペック(ファーバーカステル公式より) 鉛筆・色鉛筆で信頼のおけるメーカーであるファーバーカステル。軸も六角形で鉛筆のような見た目をしている。今回は2023年3月1日に新登場した4色のうち「メルローレッド(0.5mm)」が素敵な色だったので購入した。 『TK FINE バリオL』とは メーカーの説明文には『精緻で高い品質の、プロフェッショナルのための製図/一般用ペンシル』とある

文房具アーカイブ#11『三菱鉛筆 クルトガダイブ(限定第二弾)』

行け、文房具沼の底まで。 三菱鉛筆 クルトガダイブ(限定第二弾)商品スペック(実商品観察と公式ページより)  最初に言っておくが買う気はなかった。なぜなら自分が「クルトガアンチ」だから。ペンを寝かせて書く癖が災いして「クルトガ」自体があんまりしっくりこなかったのである。しかも『クルトガダイブ』に至っては発売日のだいぶ前から内部リークなのかなんなのかわかんないけどTwitterに小売店かメーカーの人しか持ってない画像が流れていたので恐ろしいほどに沸き立っていた。発売後も恐ろ

文房具アーカイブ#10『ぺんてる 万年ケリー(発売50周年モデル)』

アーカイブの節目には節目のペンを。 ぺんてる 万年ケリー商品スペック(ぺんてる公式サイトより)  『万年ケリー』は常々欲しかったシャープペンシルだった。ちょこちょこいろんな所から限定の色が出ていて買おうかなぁと思っていた矢先に50周年モデルが出るという話を聞いて意気揚々とお財布を開いたら限定版が思いのほか高くて半泣きになった思い出がある。買ったけど。 『万年ケリー』とは  『万年ケリー』はなんといっても「キャップを軸の後端にセットしてノックができる万年筆型シャープペン

文房具アーカイブ#5『ゼブラ デルガード タイプLx 』

「もう折れない。」自分の心もそうありたい。 ゼブラ デルガード タイプLx商品スペック(ゼブラ公式より) 多分2022年現在ゼブラのシャープペンシルといえば『デルガード』となると思う。『デルガード』は〔無印〕〔タイプLx〕〔タイプER〕〔タイプGR〕の4兄弟になっており、今回紹介する〔タイプLx〕は次男坊。 『デルガード タイプLx』の魅力 「もう折れない。」という『デルガード』の金属軸モデルである〔タイプLx〕。価格も4兄弟のうち一番高いし、ペン自体も一番重い。「兄