文房具アーカイブ#19『ファーバーカステル TK FINE バリオL』
最近Twitterで見かけて欲しかったペン
ファーバーカステル TK FINE バリオL
商品スペック(ファーバーカステル公式より)
鉛筆・色鉛筆で信頼のおけるメーカーであるファーバーカステル。軸も六角形で鉛筆のような見た目をしている。今回は2023年3月1日に新登場した4色のうち「メルローレッド(0.5mm)」が素敵な色だったので購入した。
『TK FINE バリオL』とは
メーカーの説明文には『精緻で高い品質の、プロフェッショナルのための製図/一般用ペンシル』とある。口金のパイプ部分が長く、定規やテンプレートを使うのに大変役に立つ。普通のシャープペンシルにないもので紹介すると「ハード・ソフト機構」がある。軸を回転させると芯の固定具合が変わるもので、きつく締めてぐらつきを抑えるか、緩く締めて柔らかい筆跡を作るか用途や好みによって変えられるのは面白い。製図・一般用となっているところがここで出ている。
(0.3・0.35mm)(0.9・1.0mm)はどちらの芯径でもいけるらしい。そんなアバウトでいいのだろうか……。これって「ハード・ソフト機構」が関係しているのかな?他のシャープペンシルでそんなアバウトなことないしなぁ。
自分は使わないが付属の消しゴムがすごく長いのでこれ一本で外にデッサンに行ったらよさそうな気がする。替えもあるのでそういう使い方もありかな。
使ってみた感想
軸の重心が真ん中よりすこし前、製図用シャープとしてはなかなか良い重心の取り方である。グリップが金属ではあるがローレット加工されているわけではないので指が痛くないと取るか、滑りやすいと取るかは人によるところが大きい。自分はローレットグリップに慣れていないので製図用にしては使いやすいかもしれないなと思った。
書き味は「ハード・ソフト機構」によりだいぶ変えられる。ちなみに自分は「ソフト」が合ってて気に入っている。多分「ソフト」にしてぺんてるから最近出たシャープ芯『Pentel Ain』を使ったらしっとりなめらか芯と相まっていいんじゃないかなって思っている。今度やろうと思っている。
気になったら使ってみてほしい
置いている店は結構限られる印象。製図・デザインコーナーにある可能性が高い。大きめの文具(画材)店を探す方が吉。
今回はここまで。
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