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策略を用いてはならない

「事大小と無く、正道を踏み至誠を推し、一時の詐謀(さぼう)を用うべからず」、つまり、どんな大きなことでも、また小さなことでも、いつも正道を踏んで誠を尽くし、決して偽りの謀略や策謀を用いてはならないと説いています。

そのことで思い出すのが第二電電の創業です。策をめぐらし戦略戦術を練ってみたところで、あまりにも難しい事業だと、みんなが足踏みし、逡巡しているときに、「世のため人のため」というピュアな思いを信念にまで高め、ただ懸命に努力を続けた第二電電だけが、新電電のなかで生き残り成功しました。20世紀初頭にイギリスで活躍した思想家、ジェームズ・アレンが言うように、純粋で気高い思いには、すばらしいパワーが秘められているのです。

「盛和塾 関東地区塾長例会(2007年12月11日)」要旨

今日も良き楽しい一日を✨
黒帽子の達郎

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