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自己紹介が未だに慣れない②

前回の振り返り

①では自己紹介で満足できないとなる理由を述べた。

今回は①で述べた理由それぞれに対し、どうすれば良いかという自分なりの対応策を挙げる。

1.良く見せなきゃという思い込み

①で、ありのままとはどういうことかという定義を以下の通り述べた。
「要約すると、ポジティブすぎる発言とネガティブすぎる発言を両方しない、すなわち中立(ニュートラル)な発言をすることで、ありのままという状態に近くなると考えている。」
この、「中立な発言」とはどういうことかを噛み砕くと対応策が見えてくるので説明する。

結論から言うと、対応策を次の通りとする。
「自分が相手に伝えたい内容を全て伝えようとするのではなく、最低限相手に伝わってほしい内容を伝える。」

 
自分が相手に伝えたい内容を全て伝えようとするのがなぜダメかというと、それは、キリがないからである。これも話そうあれも話そうとなると、相手の反応が分からなくなり、なぜ伝えているかも自分で話しながら分からなくなってしまう可能性がある。これも話そうあれも話そうというのは、相手に自分を良く見せようとしているのが垣間カイマ見えるので注意が必要である。
 また、最低限相手に伝わってほしい内容というのは、最低限とつけることで、自分がなぜそれを話そうとしているかを踏まえながら冷静に話せる内容のことであり、もしそれで相手に伝わってない場合はその時にまた考えれば良いと考える。
 以上のように対応策を立てることで、中立な発言が可能となる。

2.目立ちたいという承認欲求

①で「目立つ」の定義を以下の通り立てた。
「目立つ」=「他の人とは違う点を自分が持っていると周囲が認識する」

ここで重要になるのが周囲という自分の周りの範囲である。つまり、どの範囲で目立ちたいかを考える。これを踏まえ次の通りに対応策を考える。
「自分が全員に目立つ存在となるのは不可能であると認める。」

 
自分が全員に目立つというのは、悪く言ってしまうと、自分以外の全員を満足させるという他人の評価を必要とし自己犠牲を伴う可能性がある。これに近いか分からないが八方美人という言葉がある。これももしかしたら全員に目立つ存在として自分がありたいという欲求が隠れているのかもしれない。
 自分の好き嫌いや得意不得意などの価値観を置き去りにすることはできず、どうしても自分と合わない相手はいると素直に認め、この人なら話しやすそうであるとか、この人と自分なら共通点を引き出せそうなどの、自分なりの選択を持つことに自信を持つこと。独断と偏見で例えになるか分からないが、自分が赤が好きなら同じように赤が好きな人を好意を持ちながら接し、赤と喧嘩になりそうな青が好きな人のことは失礼に当たることなく最低限接することをイメージすると分かりやすい。
 以上のように対応策を立てることで、目立つ範囲を自分で決めることができる。

3.どの程度話せば良いか不明

3つの理由の中で対応策を考えるのが難しいと感じた。なぜならこれは自己紹介の場面によってバラバラになりやすいためである。そうは言っても対応策がないわけではない。次の通り対応策を考える。
「何を話せば良いか最初に聞いてしまう」or 「大人数の場であるなら最初に自己紹介せず前の人がした自己紹介を真似る」

 説明が難しいので簡潔に説明する。これはシンプルに自分が分からないことを分からないと素直に認められるかどうかが肝である。分からない自分がダメであるとか、周囲に分からないことを頼ってはいけないなどの考えを持ってはいけないと、口では言っても実際に行動にするのは山山だが、それを認められることで、「これを話せば良いんだ」と納得してスムーズに自己紹介できる。前半の「何を話せば良いか最初に聞いてしまう」というのは、「聞く」という、分からないことを周囲に直接頼る主体的な動作であり、後半の「大人数の場であるなら最初に自己紹介せず前の人がした自己紹介を真似る」というのは、最初に自己紹介しないで他の人にお願いするという、どちらかというと受動的ではあるが周囲に頼る動作に当たる。
 以上のように対応策を立てることで、話す程度をある程度明確にして自己紹介できる。

まとめ

今回は、①に続いて自己紹介で満足に至らない理由について考え、それらの対応策を説明してきた。自己紹介がとびっきり得意になる必要はないが、前より自己紹介が苦じゃなくなったなと感じられるくらいには自分で創意工夫の余地があるのではないかと思い、今回の記事を書いてみた。他に工夫する点があればまた記事を書いてみようかと思う。
長くなったが読んでいただきありがとう。
それでは、また。




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