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良い写真は良いカメラで撮影する?

久々に写真の話など

おはようございます、今日は久々に写真の話などしてみたいと思います。
最近はデジカメが一般化しているので、誰でも気軽に写真を撮れるようになりました。
昔であれば36枚撮りフィルムを何本持って行くとか?何枚しか残っていない・・・なんてやきもきしながら撮影したものです、最近はSDカードに記憶させるので、データ容量の大きなものを持って行けば撮影枚数は余り気にしなくても良くなりました。
また、連写機能も意識せずに使えますよね。

まぁ、私はそうした流れにはどうもついて行けなくて未だに、1枚1枚を狙い撃ち的な撮影をしています。
表現は良くないですが、機関銃と単発の銃で撃つ、みたいなものと言えそうです。
さて、今日は連写の話ではなく、下記の2枚の写真を見ていただこうと思うのです。

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2枚ともモノトーンの世界と言うことで撮影したもので、1枚目は私の得意な?アンダー系、2枚目は私には珍しくオーバー系の写真です。
勝手に、アンダー系を黒猫モード、その逆を白猫モードなどと名乗っていますが。

1枚目のアンダー系の写真は背後の本が白い本とか、壁だったら全くモノトーンの世界になっていましたよね。
そして2枚目は、白黒写真に限りなく見えますが、実はそんな風に見えるように、白い椅子を出来るだけ白飛びしないギリギリの所まで露出補正をかけています。

こうした場合は殆ど閃きなんですね。
頭に、ピコーンと電気が点いた?そんなイメージです。

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ここで撮影のテクニカルな話を少しだけさせてもらえれば、1枚目の写真の場合、光が当たっている部分にスポット測光で露出を決める、もちろん周囲も暗いという条件がありますが、そのまま撮影する。
黒猫のスタンドランプであったことも相まって簡単に撮影できました。

更にもう1枚、これは南海難波駅の高野線ホームにある白いベンチが並んでいたので閃いたのですが、出来るだけ椅子に近づき、かつ椅子に露出を合わせる、更にそのままでは18%グレーの法則が適用されるので、プラス補正してやる、これにより白はより白く強調されると共にコンクリート等も全体に白っぽく写るので全体にモノトーンに見えるわけです。

有名な撮影地に行かなくても日々の暮らしの中でこうした被写体というのはいくらでも見つけることが出来ると思うんですね。

常にイメージングするか。
高級な機材で、綺麗な場所に行かなくても、身近にあるもので身近にある場所で新しい発見をすることは全く不可能では無いと思うんですね。

ちなみに、この写真撮影に使ったカメラはこちら

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アウトレットで8000円ほどで買ったカメラです。
露出補正とか、露出方法【スポットとか平均測光とか】は選べますが、それ以外全てあなた任せのカメラなんです。
それでも、こうして面白い写真は撮れるんです。

何でもそうですが、出来ないとか、無理という前にまず自分で一工夫するそんな発想が大事なんじゃないでしょうか。

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