チャンスはある日突然に
みなさんこんばんは、こちらの三毛猫、実はかなり有名な猫でした。
猫でしたと書いているのはすでに過去形だからです。
世界でも有名な猫と言えばピンとくる方も多いと思います。
そう、和歌山電鉄のスーパー駅長「たま」です。
駅長タグも何も付けていませんが、それもそのはず。
これは2004年に撮影したもので、貴志川線が南海電鉄で運営されていた頃の写真です。
当時,私は仲間と一緒に貴志川線存続運動をしていた頃であり本当に残せるのかという不安がありました。
我々の思いに対して、行政はなかなか動こうとしないし、最悪の場合もありうるねということで同じ趣味の人たちと貴志川線を撮影した際に写した1枚でした。
まさかそれから数年後これほど有名になるとは夢にも思いませんでしたからね。
撮影してあるのは後にも先にもこの1枚だけ。
この頃は、ゲージに入れられて居たとはいえ当時から結構おとなしい猫ちゃんでした。
古いCDを整理していたら出てきたのでびっくりしたという次第。
しかし、この「たま」、貴志川線の廃止問題など無ければ日がな一日ゲージの中で暮らすただの猫だったのに・・・人生ならぬ猫生は判らないものです。
人生ももしかしたら同じかもしれませんね。
落とし穴が待っている場合もあるし、その反面すごくチャンスが転がり込んでくる時があるかもしれないと言う点でよね。
「たま」の場合自身は本当に幸せだったか否かはわかりませんが、少なくとも和歌山電鉄の救世主であったことは間違いないでしょうね。
そういった意味では、チャンスはどこにあるかもしれないから、その時に備えてしっかりとアンテナを張っておくことは重要なんじゃないかな…なんて思ってしまいます。
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