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PRINCIPLES

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レイ・ダリオの人生と仕事の原則集。
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2021年9月の記事一覧

9.3.親切に、ではなく、正確に評価する。
正直というのは、易しいことではない。
新人には特に正直な評価は攻撃と解釈される。
評価する人も正直にされることに慣れておくこと。
高所に立つように、大局をみるように。

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9.2.常にフィードバックを与える。
練習をする人は、状況に照らし合わせて上手くいってること、いっていないことをフィードバックとしてもらうべき。
褒め言葉と批判とにバランスを持たせようとしてはいけない。
目標達成の責任があるのなら。

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9.1.d.経験は、座学では取って代われない学びを覚えさせる。
本で勉強する事と、直接体を動かして学ぶ事の間には大きな違いがある。

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9.1.c.魚を与えるのではなく、釣る方法を教えよう。多少のミスをさせることになっても。
深刻ではなければ時にミスをしでかすがままにすることも必要。
そうやって人は学ぶ。自分だったらどういうアプローチを取るか。
研修生と一体となり、状況と因果を細かく探ろう。

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9.1.b.研修が個人の進化を導く。
研修生はエゴを一旦捨てオープンであること。
上手く出来ることできないことを知り、それに対してどうするのかを学ぶ。
研修する側もオープンであること。そして多面的に研修生をチェックする。
両方が経験を共有するプロセスで、彼らは成長し進歩する。

2

9.1.a.強みと弱みがわかれば、比較的早く自然と進化できるものだ。
だからキャリアパスは最初のうちに計画しない。
進化のプロセスは強みと弱み、好き嫌いを発見すること。
背伸びして出来そうな仕事を与えられた時に進化が起こる。

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9.1.あなたも、あなたの部下も進化のプロセスの試練を乗り越えなくてはならない 上手くできるかどうかは、強みと弱み、特に弱みん率直に評価する能力にかかっている。 フィードバックは困難なことだが、長期的には組織も個人にも幸福と成功を達成させる。

9、つねに研修をし、テストをし、評価をし、人材を選別する。

社員もデザインも組織の改善のために進化しなくてはならない。
個人の進化が上手くなされればその見返りは幾何級数的に増える。

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8.8.素晴らしい人材を見つけるのは難しい。
だから素晴らしい人材をどう引き止めるかを考えよう。
最も重要なのは、どんな調子か社員に話してもらうようにすること。
1人1人が適切な成長を遂げているかを見ること。

8.7.a.気前よく、そして他人にも気前良くしてもらうことを期待しよう。
他人と気前よく応え合えれば良い人間関係にあると言える。

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8.7.優れたパートナーシップではお金よりも、配慮や寛容さが重要とされる。
あまり豊かじゃない人が僅かなお金をあげると、お金持ちがたくさん与えるよりも気前が良いと言える。
気前の良さに反応する人もいればお金に反応する人もいる。
一緒にいたいのは前者のタイプ。

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8.6.d.パイをどう切り分けるかではなく、パイ自体を大きくすることに注力しよう。
最高の交渉は「あなたこそもっとお取り下さい」と言い合うようなもの。
互いにそう働いていると、人間関係は良くなりパイも大きくなる。
そして長期的に双方が利益を得る。

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8.6.c.公平と思われる以上に支払う。
気前良くすることで仕事を広げ、人間関係を強化する。
同じように反応してくれる社員を集める。
その結果、お金以上に特別なものを得る。
それが相互の思いやり、敬意、コミットメント。

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8.6.b.業績評価を緩やかにでも報酬と連動させよう 素晴らしい人間関係に貢献する要素の全てを業績判断基準に盛り込むことは出来ない だが、多くは出来る 報酬と業績評価を連動させることで、社員にどういう条件かを理解してもらえる。 良いフィードバックとなり、行動に影響を与えるように