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PRINCIPLES

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レイ・ダリオの人生と仕事の原則集。
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2021年5月の記事一覧

4.5.素晴らしいコラボはジャズ演奏のよう。
ジャズには台本がなく、演奏しながら決めていく。
時には一休みし、他の人に任せ、時には自分でやる。
良いタイミングで上手くやるには一緒に演奏する人の演奏を良く聞き、何をしようとしているのかをわかっていなければならない。

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4.4.I.コミュニケーションにレバレッジを効かせる。
オープンな会話は重要だが、時間効率よくやるのが難しい。
情報共有の容易な方法を見つけておこう。
FAQをメールに貼るとか、ミーティングの録画録音を配布など。
このようなアプローチをレバレッジと呼んでいる

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4.4.k.会話を完了させる。
議論の目的は同期を取り、決定、行動に移ること。
会話が完了しなければ時間の無駄になる。
アイデアの交換があった時は、結論をまとめて述べてから終わらせることが重要になる。

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4.4.j.主張の強い「速く喋る人」に注意しよう
速く喋る人は、他人が考えたり反対したりする前に、自分の意見を通そうとしてはっきり断定的に話す。
意味を理解するのはこちらの責任。
プレッシャーを感じたらスローダウンしてもらい、それから質問をする

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4.4.i.「2分間ルール」でしつこい邪魔を回避する。
これは誰かの話を聞くとき、2分間は邪魔をせずに聞き、意見を述べるのはその後にするというルール。
こうすると誤解の心配をせずに自分の考えをはっきり伝えることができ、大きな声に引っ張られ発言を終えられない恐れもなくなる。

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4.4.h.集団意思決定で個人の責任を失わないように注意しよう。
個人に責任を課さないまま決定すると、誰が何をしてフォローアップするのかわからなくなることがある。
はっきりさせるためにも個人に責任を課そう。

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4.4.g.会話の論理を強く求めよう。 反対意見があると、人は感情的になるもの。 感情は現実を見る目を曇らせることがあることを覚えておこう。

4.4.f.トピックスリップに気をつけよう。
これは何も達成しないまま、トピックからトピックへとりとめもなく移動すること。
これを回避するには記録を取り可視化をすること

4.4.e.異なるレベル間の会話を舵取りする。
問題や状況を検討するとき、2つのレベルで話すことになる。
目下の問題と、マシンをどう機能させるかを決める原則の問題の2つ。

レベル間を明確に舵取りし、原則をテストし、マシンを改善し、将来の類似のケースに備える。

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4.4.d.自分の意見をはっきり述べつつ、オープンに議論を進めるように。
異なる意見の調整は難しく、時間もかかる。
対立のバランスをとり、膠着を打開し、時間を賢明に使うのはリーダーの仕事。

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4.4.c.目的と優先順位を踏まえ、どんなタイプのコミュニケーションにするか明確にする
議論には時間がかかる。人数が増えれば要する時間も増える。
だから注意して議論に適した人と人数を選ぶ。

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4.4.b.混乱を避けるために、何を話しているのか正確に。
質問をする方も受ける方も、何が質問され何を答えるべきか、誤解の余地の無いように質問を繰り返すのが大変役に立つ。

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4.4.a.誰が会議運営者か、また誰のために開催されているのかをはっきりさせる。
会議は全て誰かの目標達成のために行われる。
その人が責任を持ち、求める結果は何か、どうするつもりかを決めること。
明確な責任がなけへはま方向性は定まらず非生産的になるリスクが高い。

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4.4.会議主催者なら会話をうまく管理するように。 会議がうまくいかない理由は多数あるが、よくあるのは議題の不明確さ、どのレベルで議論すべきかはっきりしないこと。