マガジンのカバー画像

PRINCIPLES

613
レイ・ダリオの人生と仕事の原則集。
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

1.4.e.情報は上手く取り扱える人に開示する
それは経営陣の権限であり、責任になる。
ガラス張りのポリシーに例外を適用するかどうかは経営陣が行い、なるべく制限せず賢くやること。

1

1.4.d.ガラス張りの情報を与えられた人達には、それを上手く取り扱い、賢明に検討する責任があることを認識させるように

情報を受け取る権利を得た人は、その情報を会社に害を与えるように使ってはならない。
そうならないようにルールと手続きをきちんとしておく。

1

1.4.c. 徹底的にオープンであることの例外をごく少数に留める
すべてをオープンにするのは理想だが、完全には無理だし例外はある。

一般的な例外は、プライベートな個人的なもの、組織の長期的利益がリスクにさらされる場合

3

1.4.b.共有するのが難しいことを共有する 自分に害のないことに限ってオープンにしたくなるだろうが、パートナーシップを失いたくなければ難しいことほど共有すべき。 困難を共有しなければならないとき、考えるのは共有すべきかどうかではなく、どう共有するか。

2

1.4.a.徹底的に隠し立てをしないことで正義を強化する
決定に至る議論を社員にオープンにすると、正義が広く行き渡り、誰もが自分の考えに説明責任を持ち、原則に従って誰が何をすべきかの検討に加われる。

ガラス張りは高い水準の為。

3

1.4.徹底的に隠し立てしない。
そうすると問題が表面化する。 重要なのはその問題にどのように対処しているかを表面化すること。 そうすれば組織は全メンバーから人材とアイデアを集め、解決に充てることができる。

2

1.3.c.不誠実さにウブであってはならない。 人は想像以上に嘘をつく。責任を持つ立場になった人に聞いてみるといい。 不誠実に厳しくなると同時に実践的になろう。 嘘をついた人は雇わないとなると誰も雇えなくなる。 不誠実の度合いを考え、見合った罰というのが基本法則。

1.3.b.ものすごくオープンになろう。
互いの立場を理解して何をすべきかが決められるまで問題を議論しよう。
フィルターにかけないこと。

2

1.3.a.発言し、自分のこととして捉える。さもなくば辞めること。
アイデア本位主義ではオープンであることが責任であり義務。
なんでもそうだが原則も疑問視され、議論される必要がある。

2

1.3.何が理に適うかを誰もが理解する権利を持つ。発言せず批判的意見を持つ権利は、誰も持たない。そんな環境を作ろう

誰もが独立心を持って最高の回答を得るように雰囲気を作り励まそう。

3

1.2.b.社員に義理立てして、事実そして組織の健全性を損なわないように。
会社が社員の、社員が会社の過ちを隠す場合がある。
これは不健全で改善を阻む。ごまかしを促し、部下が訴える権利を奪う。
同じことは個人の忠誠心にも言える。

1.2.a. その人に直接言わないようなことは他の人に絶対話さない。直接本人を責めずに人を裁かない。 アイデア本位主義では批判は歓迎推奨される。 が、どんな理由であれ陰口は許されない。生産的でなくインテグリティに欠ける。

2

1.2.高潔さを持ち、他人にもそれを求める

言うこと、考えること、感じることが一貫性を持てばもっと幸せに成功できる。 そして何より、重要なことに集中できる。

3

1.1.事実を知ることで恐れることは何もない。 普通の人は事実を直視するのは不安だろう。 それを克服するには、事実を知らないことの方が恐ろしいのだと理解し、練習し慣れていくこと。