「どっちが似合うと思いますか?」
同じデザインで、カラーバリエーションが
ホワイトとブラックのTシャツ。
お客さまは両方試着され、悩んだ様子で私に尋ねる。
アパレルの会社に勤めて12年、これまで何千、
何万回とこの質問をされただろう。
私よりキャリアのある先輩ですら
【接客は永遠のテーマ】と話すほど、
正解が無く、毎日が学びの連続である。
ここで、
どちらか一方を似合うと言ってしまえば、
「じゃあもう片方は似合わないのか、
私はこっちが良いと思っていたのに」
と、気分を悪くされることも実際あった。
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