ICL(眼内コンタクトレンズ) 体験記 検査3日目④

検査3回目
レンズのオーダーのために病院にいきました。自分の目に適したレンズを選択するために、視力検査など、角膜形状などの再検査を行いました。

ICLレンズについてのまとめ

・2002年の臨床治験を経て2010年に厚生労働省の承認
・従来のICLは房水循環の悪化のため約1~2%白内障→現在はHole ICL(レンズの中央に極少の穴がある)
・術後でもレンズを取り出すことができるという可逆性がある。将来的には白内障手術も可能である。
・ICLレンズを入れて、慣れてきたら、カラーコンタクトやコンタクトレンズを装着することは可能である。

ICLの素材
ハイドロキシエチルメタクリレート(HEMA) とコラーゲンの共重合体素材「コラマー(Collamer)」

・HEMA‥ほとんど無臭、低揮発性、低価格、重合性(硬化性)良好、比較的低毒性といった特徴がある
・コラマー‥生体適合性が高く、眼の中にいれても異物として認識されにくい

私は米国Staar Surgical社のレンズで、乱視なしのタイプのレンズを使用することになりました。

通常、乱視の数値の-1.0以上くらいが乱視ありのレンズを使用しますが、私は-0.75でギリギリの数値でした。「-0.75であれば、乱視ありのレンズを選択することは少ないと医師から説明があったこと」と、「眼を縦方向に切開をすると乱視が-0.4くらい改善されること」、「乱視用レンズは眼の横方向に入れるのですが、数%と低い確率で、レンズが回転して縦方向になり、乱視用レンズが見づらくなるリスクがあること」から、総合的に判断して、乱視なしのレンズを選択しました。

レンズが海外からの取り寄せになるので、届くまで1ヶ月かかるとのことでした。



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