ICL(眼内コンタクトレンズ) 体験記 OPE後編⑥

手術翌日の朝に病院を受診し、眼の状態を確認しました。眼に炎症があるため、しばらく点眼薬が必要とのこと。
具体的にはNSAIDs点眼(ブロムフェナク)、ステロイド点眼(フルオロメトロン)、ヒアルロン酸、抗菌目薬を点眼する。その他の異常はなし。

外部からの物理的な衝撃を防ぐために、伊達メガネをつける必要があります。

術後に注意することは「感染」と「物理的な刺激によりレンズがずれてしまうこと」です。

手術翌日は散瞳薬の影響で、あまり眼が見にくい状態でしたが、しばらくたつと見えるようなってきました。とはいえ、手術翌日、翌々日は仕事はできなさそうです。

その後のスケジュールは、1週間、1ヶ月、3ヶ月後、6ヶ月後に定期検診があります。

ICLをして、視力が両目とも1.5〜2.0まで上昇しました。非常によく見えます。しかし、片目は遠くの文字などが若干ぼやけて見えてます。医師に聞くと、これは、目の炎症が起きているためであり、炎症が改善すればはっきり見えるようになる、と説明がありました。

また、夜間に車のライトなどを見ると、光の輪(ハロー)がみえます。光の周りに輪がいくつか見えるようなイメージです。これはICLに特有であるので、知っていたこともあり、時間が経つつれて、あまり気にならなくなりました。ICLの真ん中に穴が空いている影響とのことです。

現在、術後から半年がたとうとしていますが、感染症も起きず、レンズがずれることもありません。ハローは見えますが、特に気にならず、目が覚めた時、くっきり見え、コンタクトレンズをつける必要や購入する必要もなく、快適です。遠くの文字などが若干ぼやけて見えてしまう現象も今では、改善しており、ICLをしてよかったというのが私の実感です。


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