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デスクをもっと広く使うためにWebカメラの固定方法を考える

リモートワーク中心の生活となり、デスクの上にはオンラインミーティング用のカメラと三脚が置いてあるのが日常となりました。

しかし、横幅850mmという狭いデスクに三脚を置いているのはデスクすっきりと言えるのだろうか?と疑問が浮かんできました。今後もしばらくリモートワークが続きそうなので、カメラの配置を考え直すことにしました。


邪魔にならないカメラの配置を考える

1. ミニ三脚+延長ポール+自由雲台

現在取り入れている方法で、一般的な卓上三脚よりは占有面積が小さくなります。ただ、冒頭にも書いたとおり私のデスクは狭いので、もう少しなんとかしたいところです。

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2. カメラ用のアームをクランプで取り付ける

下の記事のようにディスプレイアームとは別にカメラ用のアームを追加する方法です。すごく良さそうですが、理想はカメラを設置する前のスッキリしていたデスクなので出来ればクランプを追加せずに取り付けたいところ。


3. デュアルタイプのディスプレイアームに変更してカメラマウントを付ける

デュアルディスプレイ用のアームにカメラマウントを付けてカメラを固定する方法です。こちらはクランプを追加しなくてよいのでいいですね。

ただ、我が家はデスクのすぐ後ろに壁があるためカメラをちょうどいい位置に固定できそうにないので諦めました。


4. どうにかしてディスプレイに固定する

ディスプレイアームを取り付けているネジ穴を活かせないかとぼんやり考えていたら、ちょうど良いサイズの金具を見つけました。VESA規格と同じ100mmの位置に穴が空いているので、これで取り付けてみます。

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VESAと同じ100mmの位置に穴が空いている金具

Amazonには取り扱いがなかったので公式ショップを貼っておきます。お近くのホームセンターで探してみてください。



VESAマウントに金具を取り付ける

基本的には金具をネジでとめるだけですが、我が家のディスプレイはVESAマウント周りに段差があるので大きめのナットをスペーサー代わりに挟んでいます。ネジも金具とスペーサーの厚みを考慮して15mmに変更してあります。(標準は10mm)

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スペーサーの代わりにナットを挟んでいます


延長ポールを金具に取り付ける

もともと使っていた延長ポールを金具に取り付けます。ディスプレイの横にカメラを配置したいので横向きにしていますが、上2つのネジを使えば上向きにもできます。

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たまたま延長ポールが手元にあったので使いましたが、専用のスライドアームのほうが使いやすそうです。


カメラ位置の変更に伴いキャプチャーボードもディスプレイ裏に移動し、結束バンドで金具に固定しています。

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キャプチャーボードもディスプレイ裏に固定

キャプチャーボードはどうせならいいものをと思って60fpsパススルー付きを購入しましたが、結局Webカメラ専用になったのでどちらも不要な機能でした。今はコンパクトな製品も出ているのでこちらのほうがいいかもです。

もちろん、お手持ちのカメラがWebカメラ化に対応されているならキャプチャーボードは不要です。ウチも先日ようやく外せました。

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キャプチャーボードを外せてスッキリ


自由雲台を使ってカメラをマウントする

延長ポールにそのままカメラをつけると縦向きになってしまうので、自由雲台などでカメラの角度を水平にします。

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自由雲台でカメラの角度を調整

L型のブラケットを付けたり、コネクタがL型のケーブルに替えるとさらにスッキリするのでおすすめです。

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L型ブラケットとL型ケーブルでさらにスッキリ


おわりに

VESA規格ぴったりの金具に出会えたおかげで、デスクの上から三脚を取り除けました。ディスプレイアームを導入したときも感じましたが、脚がなくなると予想以上に広くなります。お値段も手頃なのでぜひ試してみてください。

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モニタの横に浮かぶカメラ

数ヶ月ぶりにデスクがすっきりした記念に以前の記事を貼っておきます。



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