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【2022WIN5】有能無能が一目瞭然、狙える騎手と用なし騎手を一刀両断(後編)

 ここからは第2部として、5勝クラスの騎手から攻略法を触れていく。この辺りから、WIN5でちょくちょく名前が出始めるのも特徴だ。

年間5勝を挙げた騎手

 4名いる中で最も有能なのは、間違いなく丹内祐次である。4.8.9.10.11の成績は、十分すぎるほどのヒットマン。同じ5勝でも武史の内訳とは天地ほどの差がある。

 4人で一番ひどいのも武史であり、5番人気以内の馬でしか勝っていない。他の3人は二桁人気での勝利を含んでおり、これは腕で手に入れた勝利といっていい。今年の武史は無能だった。これは間違いない。

 また、隼人と和田は芝のみの勝利でダートを勝てないのも特徴。

※丹内は有能。

 さて、次は6勝クラス。

年間6勝を挙げた騎手

 かつては縦横無尽の活躍でWIN5ではなく、ミルコ5といってもいい存在感もあったのが、おごれるものも久しからず。

 ルメカスにサートゥルナーリアを強奪されたのをきっかけに坂道を転がり落ちるが如く低迷の一途。それでもまだこの場所に留まっているだけマシというべきか。落ちぶれてもゴ三浦や石橋脩なんかとは比べるまでもないのは当然。かといって5勝の内訳は5番人気以内と平凡なジョッキーになってしまった。

 7人気で1勝、8人気で2勝(G1含む)の荻野極の質が断然上。極は若い頃から光るものを見せていたため、特別驚かないが、一時期の低迷を脱して買える騎手に成長した。ミルコに旨味はなくても極にはある。いいぞ。

※荻野極は有能。

 ここからどんどん激戦区になっていくぞ。

年間7勝を挙げた騎手

 ここのラインが一番気持ち悪いかもしれない。オイこらハゲ!なんでおまえがおんねん!!!。まあ2勝がジャックドールだから実力以上の成績になってるだけなんだ。

 岩田の息子は馬質だけで勝ってる。ハマったのはカントルくらいかな。この2人に比べると坂井と幸の質は高い。

 坂井瑠星の魅力は、何といっても下手糞は逃げてこその格言を体現していること。クソスローの多い日本のレースで前残り狙いは理に適っている。とにかく前へ前へガシガシやってつける様は、風俗店で童貞がガシマンをするが如く。だからニックネームはガシマン。

 幸は勝ちにいくタイプの騎手ではないが、無欲で乗っているから雑味がない。普通に逃げることもあれば、やる気のない後方待機策がハマって勝つこともある。派手さはないが、実はできる男。ゴルフ好きだから穴に入れるのは得意だ。コスパもいい。

※坂井瑠星、幸英明は有能。

 次は8勝クラス。

年間8勝を挙げた騎手

 出やがったなルメカス。今年のWIN5をおかしくした張本人である。こいつが人気馬をポンポン飛ばすから荒れたレースも増えた。これといった穴馬もおらず、毎回上位人気馬に乗ってルメール人気をするが、結果は伴わない。

 川田のお下がりでうまい汁を吸ったスターズオンアースにしても、秋華賞は出遅れて挟まれてクソクソアンドクソ騎乗。パイズリでもやってろ。8勝中4勝がイクイノックスとバトルボーンというのが象徴している。

 豊ちゃんは、馬質こそ急落したとはいえ、なんだかんだで武豊。上位人気馬で5勝と7人気8人気で3勝とバランスもいい。おじさんまだまだ元気だよ。

 岩田は上半期だけならトップクラスの成績だった。7月から未勝利で崩れたとはいえ、人気薄をしっかり勝たせているのはさすが。人間的な問題で関係者から嫌われているが腕に衰えはない。

※武豊と岩田は買える。ルメカスは馬質だけ。

 次に9勝クラス。

年間9勝を挙げた騎手

 和生はタイトルホルダーとのコンビで一気にブレイクしたが、腕そのものはまだまだ中堅クラス。唯一穴を開けたのはアケルナルスターだが、それ以外は上位人気騎乗ならという条件。狙い撃つほどの魅力はない。

 エスパー田辺が崩れなくなったのは、大の苦手だった東京を克服できたこと。確かこいつはWINが始まって3年くらい東京未勝利だったはず。近年になって東京で飛ばなくなったなと感じるようになった。6人気以内なら買いだ。

 イケメンでもないのにナルシストの謙ちゃん。気持ち悪い投げキッスとすすきののDVで有名である。前の嫁は元グラドルかなんかで、生まれた子供と嫁はポルノグラフィティのVCが引き取った。ポルノファンのツレからワイが池添が全部悪いと文句を言われる始末。お調子者だから、波に乗ると手が付けられない特徴もある。

 安定感がない一方で同日に連勝を2度もマーク。人間的には嫌いでもWIN5では好きにならないといけない男だ。

 次から主力を形成する二桁勝利組。WIN5は大体こいつらが勝ってる。

年間10勝以上を挙げている騎手

 ワイの大好き(大嫌い)ないっくんこと福永祐一君が登場。5番人気で2勝しているが、それ以外は1人気と2人気というのが見ての通り。ハッキリ言って怖さはない。人気馬だから買っているだけとも言える。

 そんな祐一に対して浜中と克駿は中身が違う。いずれも人気馬から穴馬までバランスよく勝利。馬質におんぶで抱っこじゃないのが素晴らしい。克駿は重賞だと頼りなさはあるが、そこは馬質で劣る弱点のせい。

※浜中と克駿は絶対押さえておきたい。祐一は上位人気だけ。

 ついに終盤。大物2人の出番である。

川田と松山は上位人気で安定

 川田と松山だが、違いがあるとすればG1になると松山が勝てないこと。どちらも4人気以内でコンスタントに勝ち星を稼いでいるのだが、弘平が信用できないのはそういうところか。

 ただ川田は川田で弱点もクッキリ。実は1番人気で勝てないのだ。勝ち星はほぼほぼ1人気と2人気なのだが、これを期待値で上回れないのが川田。つまり、川田を買うときは1人気と2人気でいいけども、あくまで保険扱いが大正解。

 こちらをご覧いただきたい。

1倍台の川田将雅

 時々、文句を言っているのを見た方もいるだろうが、今年のWIN5はとにかく断然人気馬が負けなかった。以前は2回に1回以上の割合で負けていたため、下策だったのに今年はあっさり勝つことが目立った。それで少額勢やにわかでも1点に絞って他の馬を拾えたわけだ。

 ところが川田はどうだ。全体の1倍台勝率が約60%に対し、川田は【 3- 1- 0- 4/ 8】の勝率 37.5%でしかない。つまりクソっタレなのである。

1倍台の馬で全勝した戸崎(え?

※川田の断然人気は罠!はっきりわかんだね。

全体の川田
WIN5の川田

※人気の川田は罠!はっきりわかんだね(2度目)

 WIN5で川田を信用するのはよくない。普段ワイがディスってるのも理由があってのことだと分かってもらえたと思う。WIN5専門の人だからこそですよ。

 で、弘平もね。決して怖さのある騎手じゃねえのよ。上位人気馬で安定しているから勝利数がついてきている。でも安定するのもなかなか難しいのよね。

 それでは最後に今年のMVP戸崎圭太ちゃんにご登場願いたい。

圧倒的じゃないか戸崎圭太

 WIN5の勝利数で単独トップの18勝をマーク。18勝ですよ18勝。これはもうとんでもないね。とても戸崎とは思えない数字ですよ。

 だが騙されてはいけない。戸崎君は所詮戸崎君なので(笑)。いや、それでもここまで勝っているとは思わなかったよ。

 カラクリは東京の空き巣。だってこれ18勝中の10勝が東京だもの。ウオカスやアーン問題姐さんもびっくりの東京専用機。ここまで偏ると、同じ関東の中山でどれだけクソなのかが目立っちゃうね。

 東京と同じく左回りで直線の長い新潟も得意。左回り13勝VS右回り5勝だもん。多分左の金玉がデカい。

 騎乗馬の人気も4番人気以内で戸崎が怖い訳じゃない。コンスタントに上位人気馬に乗っているのが怖い。それと先述したように川田将雅が勝率4割を切った1倍台の馬で7戦7勝で、1番人気は勝率73.3%の完璧超人ぶり。

 素直に戸崎を認める方が当たる。

※人気の戸崎は飛ばないけど、東京だけ最強。

 という訳でここまでの寸評を交えてダビスタっぽくランキングにしたものが以下。

外国人騎手を買っておけば間違いない
WIN5重賞のみのリーディング

 今回は騎手をメインに展開してみたが、参考になったなら幸い。

 次回は人気の出現率や配当パターンなどを中心に話そうと思う。


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