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ゴーンGONE事件とオリンパスとホリエモン

あけおめ!!
ゆみ姐さんだよ
とうとう2020年だとよ。時のたつのは早いね。
今年もよろしくね(^^)/
年末年始で一番びっくりしたのは、日産のカルロス・ゴーンが関空からプライベートジェットで逃亡した
「ゴーンGone!!」事件
昨日(1月8日)にはゴーンさんが逃亡先のベイルートで記者会見を開いてたね。

日産とオリンパスとホリエモン

この日産ゴーン事件を聞いて初めに思いついたんが、オリンパス事件。オリンパスのイギリス人社長が空気を読まずに20年近く続いた「飛ばし」を暴露しちゃって、クーデターで失脚したって事件。
次に思い浮かぶのがホリエモン事件。フジテレビを買収しようとしたホリエモンが逆に反撃食らって最後は東京地検に逮捕されちゃったて事件。
前者は典型的な日本の財界にありがちな外人排除の「攘夷運動」。そして後者は、これも財界と政界に忖度した「国策捜査」。

ライブドア事件とiPhoneとGAFA

ライブドア事件が起きたのが2006年の1月。そのちょうど1年後にiPhoneが発売されたんだよね。
そこで思い浮かべるのがホリエモンが逮捕されていなければ日本のIT業界がどうなってたかってこと。
当時からホリエモンは、広告費がテレビからネットにシフトして、テレビ業界はじり貧になるから、今の内からネットとテレビが融合すべしと言っていた。
その後起こったことはご承知の通り。iPhoneを軸にGAFAによる世界支配が急激に進んだ。今やSNSのプラットフォームは完全に米国勢に握られて最近では中国にも追い抜かれる始末。SNSだけじゃなくて動画サイトもほとんど米国資本。AIに至っては3周遅れと言われる始末。
テレビの広告費は、順調にネットに移行して、今年にはネット広告費がテレビを抜くらしい。かつては隆盛を誇ったテレビ業界は、じり貧。いまでは不動産で食っている始末。

日本のIT業界は、「スマホ版パチンコ屋」に

日本のIT業界はどうだったかというと、すっかり委縮してしまって、実質的にガラパゴスのスマホゲーム業界になっちゃった。ガチャで収益を上げる「スマホ版パチンコ屋」だね。

自動運転でも同じことが起こるかも

そこで気になるのが日産なんかの自動車業界にも同じことが起きるかもってこと。いまや自動車業界はEVと自動運転で激変するって言われてる。
そんな中で日本人のおじさん中心の経営陣でこの激変を乗り切れるのかという素朴な疑問。
ゴーンさんは確かにグレーでとても潔白とは言い切れないけど、公私混同を言い出したら銀座辺りで豪遊してる日本の大企業の経営陣は全部逮捕だよね。
それよりも、海外にネットワークを持つタフネゴシエーターのゴーンさんをパージして今後の自動車業界大再編を関東軍の参謀みたいな日産の経営陣と官僚で乗り切れるのかね。

日産の未来を暗示するJDIにルネッサンス、経産省が介入するとろくなことがない

ゴーン事件には、経産省の官僚が関与してるってことは最初から囁かれていたことだけど、官僚が介入するとろくなことがないのはご存じの通り。
最近でも官民ファンドが出資したJDIが大赤字で債務超過寸前ってニュースが流れたよね。日産の経営再建が不調に終われば最終的には、同じことが起こるかもね。

日本の未来を暗示する日産ゴーン事件

この事件を見てる限り、オジサンの支配する日本の企業に未来はなさそうだよね。この後はゆっくり衰退していくんだろうな。
ま~しょうがないけど(--〆)

ゴーンさんを見習って自分の身は自分で守ろう

この事件でもう一つ思ったのが、コスモポリタンのゴーンさんのサバイバル力。
よく考えたら彼の地元のレバノンは60年近く内戦状態。政府も警察もだれも信用できない。頼りになるのは、自分の家族と知力と後はお金。
この事件で分かったことは、グローバル化の世界では、語学力と法律やシステムの知識と財力があればなんでも可能ということ。
何も日本のオジサンたちと心中する必要はない。自分の身は自分で守ろう。

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