イチロー選手に学ぶ!仕事を任せたくなる社会人の5つの習慣とは?
「イチローってやっぱり天才だよな」
「俺も天才に生まれてみたかった」
このように感じたことはありませんか?
イチロー選手の功績
・日米で通算28シーズンをプレー
・MLBシーズン最多安打記録保持者(262安打)
・プロ野球における通算安打世界記録保持者(NPB/MLB通算4367安打でギネス世界記録に認定)
・最多試合出場記録保持者(NPB/MLB通算3604試合出場)など
その他数多くのタイトルを受賞し、言わずと知れたスーパースターです。
なぜイチロー選手はあれだけ活躍でき、また活躍し続けることが出来たのでしょうか?
それには数多くの「習慣」というポイントがありました。
今回はこの習慣を5つにまとめました。
すぐに怪我をする選手 ➡ 野球では試合に使えない
良く健康を崩す社会人 ➡ 大切な仕事を任せられない
このような人にならないために、
・大事なのは故障を予防する準備
・目標数値の設定
・リラックスできる空間や時間
などイチロー選手が行ってきた習慣においては、
社会人にも活かせるヒントが多くありました。
これを読めばきっと、
仕事に対して「やりがい」を感じるきっかけになります!
①自分の行動を習慣化し、予防に気を遣う
イチロー選手の有名な話で、
・毎朝カレーを食べること
・階段を使わずスロープを使うこと
このような習慣があったことは承知の人も多いはずです。
「毎朝カレーを食べれば野菜も摂れるし、健康を維持できる」
という訳ではなく、
「毎朝決まったことをする事で、いつも通りの状態で仕事に臨むことが出来る」
ということがポイントです。
つまり、モチベーションの上下が少なくなるということです。
社会人であれば、「毎朝朝食を食べること」を習慣にすることで、
そのための時間が生まれ、
その時間を生むために、何時に起きないといけないか逆算することが出来ます。
「朝ご飯を食べる時間があるなら寝たい」
そういう人もいるかもしれませんが、
2010年の東北大学の研究所の結果で、
「年収1,000万円以上の富裕層ビジネスマンは、8割以上が朝ごはん習慣を身につけている」
という研究結果も発表されています。
出典:朝ごはんを食べる習慣と、人生を成功に導くこととの関連性が明らかに
習慣化を継続させるために、
「3の法則」「インキュベートの法則」など様々ありますが、
「今日はやる気が出ない」
など口にすることが多い人は、
毎朝の習慣を身に付けるため、
それが無意識にできるようになるまで継続してみましょう。
②明確な数値目標を設定する
「打率でなく安打数を重視している」
これもイチロー選手の成功を支える思考のポイントの一つです。
では、何故打率ではなく安打数なのか?
それは、
「打率は毎日変動し、打率が良いときは気分が上がり、悪ければ気分が下がってしまうため」
つまり、毎日同じ調子でプレーをするために安打数に拘っているということです。
この考えのポイントとして、
第一に「目標となる数値がある」ということです。
やはり、ゴール(目標)なしに走り出すことでは達成感は生まれません。
「年間で○○件の契約を取る」
「年収は30歳までに1,000万円稼ぐ」
と言ったように、まずは自分が成し遂げたい数値を掲げましょう。
そして、次にその数値に向けての変化を日々確認するということです。
「空振りだとか、三振だとかに一喜一憂しないことが大事。
そこで打てない、もう駄目だと思ったら、次の打席に立てない。
たとえ3打席、4打席ダメであろうと、『次』につなげる打席にしなければ、打ち取られてしまう」
とイチロー選手は言う。
今月ダメでも、今年ダメでもなぜダメだったのか?
目標を達成するために何が出来て足りないのか?
自分が達成したい目標に向けて、ブレることなく積み重ねていくことが重要です。
③拘りの道具を持つこと
イチロー選手は自分のバット・グローブ・スパイクの手入れを絶対に自分以外の人にはさせません。
彼にとって野球道具は自分の体の一部です。
だから、他人に触られることによって感覚に狂いが生じることを恐れているのです。
そして一日の反省はグラブを磨きながら、
実際にゲームが終わるまでに起こったすべてのことをよく振り返って考えてみるのだそうです。
そして、小さな棒器具を使って足裏をマッサージした後にシャワーに向かうとのこと。
反省しながらクラブを手入れし(実は、試合前にも入念に磨くそうです)、明日以降の準備に取り掛かる。
社会人にとって、他人に触られて感覚が狂う道具はないですが、
普段から身に付けているものの手入れは非常に重要です。
スーツ・シャツ・ベルト・ネクタイ・時計・靴などは、
仕事中に付けている人がほとんどだと思います。
例えば靴にしてみても、
ボロボロで靴底が擦り減って体が傾いてる。
このような人に仕事を任せたいと思うでしょうか?
一日の反省を振り返る靴磨きの時間がなくても、
朝出勤する前は靴を磨いて、気持ちを引き締めることは出来るはずです。
自分を支えてくれるパートナーとして、
「道具を大切にすることで仕事に対してのパフォーマンスが上がるということ」です。
④リラックスできる時間がある
「好きなものを好きなだけ食べてストレスフリーに生きる」
イチロー選手は現役時代中も
「そもそも僕は全然、食事自体に気を使っていなかったです」
と語っている。
そして
「注意していたのは、痩せないことが大事なことだったんですね」
と、シーズン中は体重を減らさないことに注意しており、
ハンバーガーを4個、ポテトやコーラといった昼食を摂っていたことも明かしている。
ルーティンなどを聞いていたら
「毎日毎日堅苦しい生活を送って、全体に真似できない」
と感じていた人も多かったと思うので、少し安心できるコメントでした。
けれども「痩せないことが大事」というのがポイントで、
自分のベストの体重は常に維持していたということです。
また、それを支える妻の存在もあり、
食事でいえば、イチロー選手が口にする食材のほとんどは、弓子さんがマイアミのスーパーマーケットで買い揃えている。
たとえば、今シーズンの食卓に毎日のっている野菜炒めに欠かせない、
シャキシャキしたキャベツがいつもの店にないとなれば、彼女はスーパーマーケットを何軒もハシゴする。
そして、遠征先から何時に帰ってきても自宅で食事をする。
3000本安打を打ったその日も
「家に帰って、二人で一弓(飼い犬)の顔を見たときは、ホッとしましたね」
この穏やかな日常こそが、イチローと弓子さんが醸し出す今の空気を象徴している。(奥さんが一番大変w)
「食事」ということに自分のストレスを解消させる時間があり、
・好きなものは食べるが、体重の変化が出ないよう気を付ける
・自宅に帰ればリラックスした空間がある
・自分だけで時間と空間を作るのではなく、それを支える人がいる
社会人にとっても決して不可能ではないストレスフリーの生活であり、
それを実現させたいかは自分の「志」次第です。
⑤目標を言葉にする
イチローの引退記者会見で、
「最低現役50歳までプレーすると言っていたが、日本に戻ってプレーする予定はなかったのか?」
という質問に対して、
「最低50歳までって本当に思っていたし、<中略>その表現をしてこなかったらここまでできなかったかもなという思いもあります。
だから、<中略>言葉にして表現するというのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思います。」
と会見で言っていました。
日本には「言霊」という言葉があります。
その言葉は万葉集(783年)に書かれており、
『声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。
そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意された。
今日にも残る結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものである』
つまり、目標や夢などを言葉に発することで
それに対して意識するようになり、周りもそれを助け、自分は達成に向けて行動をする。
イチロー選手は「50歳までメジャーで現役でプレーする」
という言葉を発していたからこそ、
日々のルーティンや拘りがあったのです。
わたしたちも「自分が成し遂げたいこと」「かなえたいこと」
自分の意志ははっきりを言葉で伝えることで、
周りも理解し、社内であってもそれを助けてくれる人が出てくるでしょう。
また、言葉を発することで頭の中でそれを意識することになり、
その目標に対する情報が五感を通じてどんどん入ってきます。
今からでも遅くないので、
自分が成し遂げたいことは言葉に発してそれを現実にしましょう。
まとめ
スイスの哲学者 アンリ・フレデリック・アミエルの有名な言葉です。
「心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる」
まさにイチローはこの言葉の体現者であり、
ぼくたちも習慣から人生を変えることは可能です!
ほなまた。。。
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