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モーターサイクル

大人になるまで生きたいと思っていなかった16歳。
失恋してどうなってもいいやと思った17歳。
救われる音楽に出会った18歳。
それでいいよ
君はこれでいいんだよ
そう言ってくれるような歌詞と温かい声に涙が止まらなかった。
それでも、生きる意欲は相変わらず
ただひたすら、自分の命のモーターサイクルが早く止まらないかと思いながら
から笑いを浮かべてフワフワ生きながらえている。
そんな思春期で培った諦めの土台は
云十年と経ってもしっかり根付いていて
作文用紙の半分くらいで完結するような
可もなく不可もない平凡な人生をフラフラ生きながらえている。
あとどれだけ続くかな。
平凡がきっと一番幸せなんだろうな…

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