見出し画像

初心者のための投資のこれから<4月>(無料) 2024年4月最新版 6日配信分

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。


新年度 4月がはじまりました。

今年から投資を始めた人や、4月からFXをやってみようかという人もいるかもしれませんね。

 さて、ドル円は4月がはじまると、151.2円台からあがりはじめて151.7円台まで上昇しました。ドル高円安のポジションを維持しています。
3日には、ADP全米雇用報告が発表され、18.4万人増加で金利の上昇とともに151.95円まであがります。つぎに、3月アメリカISM非製造業指数が51.4と予想を下回ると151.58円まで下降と、上下をします・
 そして、5日の深夜にはイスラエルとイランの紛争が起こり、対立が激化して、地政学的リスクがたかまります。ドル円は3時ごろに151.69円から151.13円にさがり(円高)さらに151.13円まで急落しました。
 大きく円とスイスフランが買われました。典型的なリスクオフの動きです。同時に、アメリカでは政策金利の値下げをしないというFOBの理事たちの発言もおなじときにあり、ドル円は大きく動きました。

 

4月最初の大きな注目経済指標である、アメリカの雇用統計と失業率の発表

が 5日21:30 にありました。

3月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回 27.5万人 (27.0万人) 今回30.3万人(予想20.0万人)
米国3月失業率  前回3.9% 今回3.8%(予想3.9%)
米国3月平均時給(前月比) 前回0.1% (0.2%) 今回0.3%(予想0.3%)
米国3月平均時給(前年同月比) 前回4.3% 今回 4.1%(予想4.1%)

 雇用者は大幅に増え、失業率はあがりませんでした。151.28円にあったドル円はドル高に上昇します。151.70円まであがり、151.77円までつけると、少しさがりはじめて、今週は151.62円で終了しました。

3月の米雇用者数はほぼ1年ぶりの大幅増となり、失業率は低下しました。相変わらず、力強い労働市場が景気を押し上げていることを示しています。
 3月の雇用増は、ヘルスケアや娯楽・ホスピタリティー、建設業がけん引しています。雇用が増えた業種と減少した業種との比率を示す雇用DIは上昇しています。
 こうして、エコノミスト調査の全予想を上回る数字を示しました。
 「良いニュースは悪いニュース」と言われるように、景気の良さは、アメリカ市場に、金利の利下げの遠ざけを告げます。
 アメリカ株式は大きく下げてしましい。こうして、日本の株式にも影響を与えて、4月の第一週を終えました。
 
 ドル円はこれからどうなるのか?
151円台でのなかでのレンジが続いています。
今年、FOMCでは3回の利下げと6月の利下げが直近とみられていましたが、いまは、利下げは、2回と、利下げ時期は、9月の利下げという見方がでてきました。
 大きくドル高の要因です。
一方、ドル円は152円を超えると、日本政府の為替介入が現実化しそうです。また、152円におおきなノックアウトオプションがあります。(オプションについては、初心者のひとはいずれ勉強してください)
 中東の地政学的リスクもこれから起こります。
 ほんとうに、どちらに動くのかわからない状況です。

私の目線はドル高円安ですが、大きくさがったところでの、ロングをとって、早めの利確という感じでしょうか。

 今年に、FXを始めた人は、お金を失いやすい地合いが続いています。様子を見るという態度ができるといいのですが(初心者のときはなかなかそれができないんですよね)大きくお金を張らないようにしましょう。


負けないトレーダーになる ワンニャンポイント! 

「通貨の強弱チャート」を利用しましょう。

主な通貨、ドル、円、ユーロ―、ポンド、カナダドルなどの、通過の動き、強さをあらわすチャートがあります。たとえば、ドルがほかの通過とくらべてどれだけ買われているのか、売られているのか、を見ることができます。多くのトレーダーが常にみているものです。もしも、まだ利用していないようなら必ずダウンロードや画面で確認できるようにしておきましょう。
(*検索すればすぐに出てきます)
 今回も4月5日の中東の地政学的リスクを示すように、チャートをみると、そこで、スイスフランと円が大きく買われているのがわかります。
 このように各通貨の強さと弱さが一目で見れますので、これをもとに、通貨ペアを決めている人もいるくらいです。ぜひ利用しましょう。


柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です

<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?