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テニス 試合の思い出 #1

こんにちは、Zacです。

今日は初めて出場したテニスの試合の思い出について書きたいと思います。

まだテニスを始めて間もない23-24歳の頃、企業対抗のプチテニス大会に出場させられました。
(新入社員だったので、無理やり出された記憶があります。)

当然戦力としてではなく、ただの頭数合わせだったと思います。

エントリーはミックスダブルスで、そのとき組んで頂いたのは、テニス経験はそれなりにある50代くらいのおばちゃんで、その時が初対面でした。

試合は1セットマッチで、タイブレークあり。

試合が始まって、案の定僕のミスの連続でゲームを落とし、0-5まで負けて劣勢でした。
最後は相手の男性のサービスゲーム、めちゃくちゃ上手いタイプでは無いですが安定感のあるタイプでした。

そしてあれよと言う間に0-40。
あー負けた、と思ったところで相手がやや勝ちびびったのかダブルフォルトでポイントを落としました。そこから、あまり記憶が無いのですが、なぜかデュースまで持ち込んでギリギリで1ゲームブレイク出来たのです。

そして、おばちゃんサーブ。それもキープ。
何とか2-5までゲームを取り、そこでやや自分も力が抜けてリラックスしてプレー出来るようになってきました。

反対に相手は焦りが見え始め、ミスが増えていきました。そしてそのままなんと5-5まで追いつき、6-5まで相手を追い詰めたのです。

もしかしたら、このまま行けば勝てるかも…と思ったのが運のツキで次のゲームで6-6に追いつかれ、最後は実力差そのままにタイブレークで振り切られて負けてしまいました。

やるだけのことはやった感はあり、負けた悔しさはあまり無かったと記憶しています。

その後は出番もなく、味方の応援などしていたのですが、勝ったり負けたりで状況はよく分かりません。
最後の集計で、周りの反応を見てるとどうやらチームは勝率で上位に食い込んでいるようでした。

そして、最終集計の発表。

勝利数で同率チームが3チームあり、合計獲得ゲーム数を加味して、でた結果は…

なんと所属していた僕のチームが優勝したのです。
ゲーム数で1-2ゲームの差でした。

周りは大喜びでしたが、自分は初めての試合でもあり、負けたし、まぁこんなものなのかな?とただボーッとしてました。

その時、僕を試合に誘ってくれた先輩が『お前の粘りのおかげで勝てた、ありがとう!』と強く肩を叩いて言ってくれました。

その時、あぁ団体戦っていいものだな、と思ったことを覚えています。

この時の原体験が今でもテニスを続けている理由なのかもしれません。


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