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出る杭は打たれる組織で出すぎた杭になる3つの資質

組織においては出る杭は打たれます。組織は出る杭を打つ構造で運営されているからです。

しかし、かの松下幸之助さんは「出すぎた杭は打たれない」と言い、吉越浩一郎さんは「出ない杭は地中で腐る」と言っています。

出れば打たれる状況で、どこまで行けば出すぎた杭になるのでしょう?

この記事では、組織が出る杭を打つ構造と、出すぎた杭とは何かをついて考えます。


なぜ、組織は出る杭を打つのか?

出る杭は打たれるというのは、2つの意味があるようです。

1 才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。
2 さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。

才能があって謙虚な人は、人に憎まれることはありません。才能があって、嫌な奴(高飛車とか)が憎まれるのです。

しかし、差し出たことをする人は面倒だと思われます。まして、才能に乏しい人は尚更でしょう。

人はなぜ出る杭を打つのか?

結論から言えば、杭が出られたら基礎が疎かになるので、基礎を固めるために杭を打ち付けて安定させる必要があるからです。

建築物には、基礎があり、その上に上物が建築されます。どのような建築にするのかを決定するのは、建築の責任者です。多くの場合は、施主や設計者や建築家になります。

手順としては、全体の設計がなされて、基礎や建築物のパーツの担当者に仕事が割り振られて、建築物が作られます。この時、基礎の担当者が、「こんな建築はダメだ」と言うと、仕事がすすみません。こうした人がいれば、頭を抑えるしかありません。

組織には必ずリーダーがいます。リーダーは組織の目的や進む方向を決定します。その際に、組織の目的や方向性に異を唱えるメンバーの話を聞くわけにはいきません。

打たれる杭というのは、組織のリーダーにとって都合が悪い存在なのです。

出る杭が打たれる理由は、

1:杭としての機能をしていない

2:リーダーの意に沿わない意見を言う

ということです。要は差し出た存在であるということです。


出る杭になっていい時

出る杭は打たれるのが当然ではありますが、地中に埋まったままでは、活躍の機会もなくなります。

組織で活躍をしようと思うなら、杭の仕事をしながら、頭を出さなければならない時もあります。

では、どんな時に、頭を出してもいいのでしょうか?

1:組織の方向に合う提案

2:組織をより良くする提案

たとえば、社内システムが遅れている中小企業で、最新のシステムを導入するべきだという提案は、よくも悪くもあります。提案自体は正しくても、導入の資金が足りない場合は、経営者の頭を悩ませます。経営者自身も必要性を理解していても、導入することができない場合、正しい提案は余計な話になります。

優秀な人であれば、資金を確保する方法とできるだけ安価に導入する方法、そして自分が導入の責任者になることを提案するでしょう。

こうした場合は、歓迎される出る杭になります。


出すぎた杭の基準とは?

リーダーが望むような提案やリーダーが期待している以上の提案をすることが、出すぎた杭の基準です。

出すぎた杭には、条件があります。

・人を批判しない(不正などは除く)
・発言に責任を持つ
・行動が伴っている
・結果を数値で示すことができる

出すぎたというのは、出過ぎた真似をするのでなく、とてつもなく優秀であるという意味であり、自分の優秀さを行動と結果で示すことができるということです。


あなたは、出すぎた杭になりますか?

杭というのは建築物の固定や目印のために地中に打ち込む棒状のものを言います。杭とは、建築物の構造上、大切なもので、打たなければ地中に入りません。で、杭を打つ理由は、建築物の耐久性の強化です。ですから、建築業界には杭を打つ仕事があるのです。

組織力で成果を出そうと思うなら、それぞれが自分の役割を担う必要があります。たとえ地味でも基本的な仕事をほったらかして、勝手なことをやるわけにはいきません。本質的に杭は出てはいけないものなのです。

この点を理解した上で、あなたは出すぎた杭を目指すでしょうか?

与えられた役目をまっとうしつつ、さらに仕事をする。

出すぎた杭とは、

・強い責任感
・緻密な論理性
・猛烈な行動力

という3つの資質を備えることなのです。3つの資質があれば、頭を出すほど、リーダーに頭を撫でてもらえることになります。


まとめ

この記事では、出る杭は打たれる組織で、出すぎた杭になる資質について考えました。組織は出る杭を打つ構造で構成されています。その構造を理解しつつ、出すぎた杭になる方法は、この記事でお話をした3つの資質を備えることです。



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