ボクのちょうれい 「目標に向かう姿勢」
会社員であれば営業であれ、内勤であれ、基本的にはなにかしらの目標設定をしていると思います。もし目標設定が何もないなら、なにかしらの目標を定めることをおすすめします。
そして今回話をする内容としては、自らで目標を設定する事と責任感の持ち方で成長するかどうかが変わるというのがテーマになります。
成果を上げるのがビジネスだから目標は達成するもの
これに関してはもう完全におっしゃるとおり、ビジネスが営利活動である以上一定の成果を上げなければいけません。そこに対して目標があるのであれば達成するのは当然の事です。
ただ私が今回話す内容に関しては、目標の達成や未達、上方修正や下方修正は全く問いません。ぶっちゃけ結果はなんでも良いです。
ビジネスマンとしてやらなければいけない義務的な話を抜きにして、目標に対してこう取り組もうという部分を話していきます。
自身の成長に大事なのは目標(仕事)に対する意識
見出しで書いてますが、今回の話の結論はこれにつきます。単純に目標(仕事)に対する意識がどうなってるかだけです。
ちなみに目標設定に関して私の考え方としては、
1.先輩や上司など他者から与えられる目標
2.自らで設定した目標
上記のように2つのパターンがあり、更に目標の捉え方として
1.自分事として捉えているか
2.他人事のように捉えているか
で更に細かく分ける事が出来ると思ってます。
1.自身での目標設定
└設定理由・達成要件・行動も考える
2.他者からの目標設定
└設定理由・達成イメージ・行動のすり合わせ
↑自分事
-----------------
↓他人事
3.自身での目標設定
└曖昧な設定理由・達成要件・行動計画無し
4.他者からの目標設定
└目標理由興味なし・押し付けられた認識
1→4の順で自己成長しやすいかどうかみたいなイメージで良いかなと。
正直、目標設定なんてめんどくさいと思います。しかも基本的に要求されるのは自分自身が出来そうな量よりも若干上とかに設定するので、達成のためにはめっちゃ頑張らないといけなくなったりします。今でもやべーと感じる事は多くありますし、新卒時代は勘弁してくれよなんて思ってましたwww
さて、目標に対する意識が大切と言いましたけど、どういうことかというと
「目標に対し責任を持って取り組んでいる、または取り組む気持ちでいますか?」
ということです。普通に考えたら目標は誰の物かっていうと、あなたの物なので目標に対する責任はあなたに掛かっているわけなんで、人によってはわざわざ言うこと?と思う人もいるかとは思います。
ただ、これがなかなか自分事として捉えられない人も往々にいるというのも事実なんです(ボク自身の経験も含む)
※ここでは最終的な責任の所在としての上司の役割とかいった部分とかは置きましょう。
上記4パターン全てについてそれぞれ話していくと長くなるので、ちょっと省いて1と4を比較して簡単に話してみますね。
1.自身での目標設定
└設定理由・達成要件・行動も考える
step1
自分自身の能力やチームとして期待されてるまたは必要だと思う成果を考えて、自分ならこれぐらいの目標は達成しなければと自ら考えて設定する。
step2
自ら立てた目標を達成させないといけないという気持ちから何をどうしないといけないかという要件をピックアップする。課題と置き換えても良い。
step3
設定した要件(課題)をクリアするためにやるべき行動目標を設定する。
例:営業にて月間の平均アポ数が50件 契約率が平均30%
契約率がすぐに変わらないと仮定して、アポ数を何件まで上げればいい等
結果
達成の場合:自身の設定した目標・行動設定が正しかったという成功体験
未達の場合:設定目標の見積りや行動設定が間違ってたと自身で振り返る、積極的に取り組んでいる為、未達に対する悔しさが生まれ次こそはという気持ちが新たな行動につながる。
4.他者からの目標設定
└目標理由興味なし・押し付けられた認識
step1
目標はただ人から言われたものをはい、そうですかというスタンス。
高い目標値の場合は「こんなの言われても無理だろ」という心境。
step2
目標は設定されたが、具体的にどうすると考えたり具体的に行動することもなくただいつもどおり仕事するだけ
結果
達成の場合:別に自分でなにか考えた訳でもないので、なんか達成しちゃった、多分上司がいい感じで目標立ててくれたんだな~。
未達の場合:そもそも最初から無理な目標だった。勝手に押し付けられた目標が達成できなかったのを俺の責任と言われるのは心外。
目標を設定したやつの見立て・考えがおかしいだけで自分は悪くない。
まあこんな感じで言わなくてもなんとなく分かるだろうなとは思いますけど、基本的には仕事や目標に対して"自分事として責任を持って取り組む"方が段違いに成長します。
※仕事とはとかドラッカー的な話もここでは置いておきましょう。めんどくさくなるんでw
ちなみに2のケースなんかは新入社員や新人の時期に多くて、まだ自分では目標を立てられないという状態とかですね。
そういうときにはちゃんとどういう意図で目標が設定されたのかを先輩なり上司なりとすり合わせして納得できるようにしましょう。
自分はもっと出来ると思えば上げてもいいでしょう、出来ないかもと思ったときには、先輩達は何かしら出来る理由があって設定してるはずなので、どうすれば出来るかの行動目標まで一緒に考えて達成イメージを作るようにしましょう。
(根拠なく設定してるなら先輩や上司がヤバイです)
そういう風にすれば"勝手に"設定された目標ではなくなり、自分自身も納得した目標になり責任感を持って、1と同じ様に取り組むことが出来ます。
記事の冒頭で話しましたが、基本的には目標とは達成するのが前提・当たり前というのがビジネスマンとして求められる事です。
しかし、その目標に対してどういうマインドで臨むかどうかで、成長の度合いは全く変わります。どうせ同じ時間を過ごす仕事なら出来るだけ自分自身を成長させていった方が良くないですか?
あなたを成長させるのは上司や先輩、会社の教育制度や環境だと思っていませんか?違いますよ、自分自身の心のあり方一つで変わります。
だって成長するのはあなたですから、あなたが成長したいと思わないといつまでも成長することはありませんよね。
おまけの話:スーパーアルバイトさん
ちなみに余談ですが、皆さん学生の頃とかまあ社会人になってからでも良いですけど、職場にスーパーアルバイトさんっていませんでした?
社員かな?って思うぐらいバリバリ動いて、なにかあった時もガンガンフロントに出て対応しちゃうみたいなイケイケのアルバイトさん。
アルバイトって時給での働き方だから別にめちゃめちゃ頑張っても頑張らなくても大きく給料が変わらないじゃないですか?
でも一定層そういう人達がいて、なんかイキイキと頑張ってるわけです。
そういう人って職場や仕事が好きっていうのもあると思いますけど、その上で自分はこうしてみたいとか、こうしたらもっと良くなるのになとか、自分が思った事を実行に移そうとしたり自発的に動いてると思うんですよね。
明確な数字や目標が設定されて無かったとしても、自分がやりたいことを通すために、自分事としてそこに責任を持って動いてるわけです。
だからこそより仕事も楽しくなるし、よりイキイキとするし、アルバイトだろうが責任あるところに飛び込んだり出来るんです。
中には職歴が長くて色々職場の事を知ってるという場合もありますけど、ぶっちゃけ歴なんて関係ないです。アルバイトだろうが社員だろうが、自分が何のために頑張るかという意思がちゃんと明確化していれば、そこに対して本気で取り組むことが出来るんです。
おしまーい
会社やマネージャー達は自発的に考えて責任感を持ったメンバーが生まれやすい環境を作ることが役割ですし、メンバー達は自分自身を成長させていくためにも責任感を持って働く意識で日々目標に向かって頑張ってほしいですね。
ちなみに、責任感を持って仕事していると次に出てくるのは決断力と裁量権を持つことが出来る、というステージに上ってきますがその辺りはまた別で話すかもしれません。
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