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東京サラブレッドクラブ 2023年度募集『リズム診断』(22年産52頭)#東サラ

※無料公開中。ご購入いただいた皆様、ありがとうございました。

将来の重賞馬も、まず1つ勝つことが大切。“歩様のみで勝ち上がりやすい一口馬主の募集馬を見抜く”をコンセプトとしている『リズム診断』。

まずは今年度の『東サラ リズム診断』の内容案内です。

※公開終了しました
いつもの『リズム診断結果、全頭に簡単なコメント』に加え、以下の早期購入者限定のおまけ企画を実施します。

  • ①『リズム診断結果入りExcelシート』(6/18まで公開)

  • ②『人気度予想』(6/17まで恐らく毎日更新)

  • ③『そくサーチβ』(6/30まで公開)

  • ④『2023年度 先着制への対策』(コラム的な。6/30まで公開)

①『リズム診断結果入りExcelシート』は、募集馬の父名や生産牧場、測尺、価格などが記載されたリストデータです。母親の出産時年齢や仔順も記載しています。今年度の東サラは募集期間が短いため、そのまま検討シートとして活用いただけるようご用意しました(恐らく来年はやりません)。

以下②③④は6/11深夜-6/13にかけて順次、公開予定です。

②『人気度予想』は、6/17の深夜まで恐らく毎日発表していきます。予算に応じて、狙った馬をより可能性高く出資するためにも人気度の把握は大切。短期勝負ですが、毎日の人気変動を追って楽しんで追っていきましょう!

③『そくサーチβ』は、測尺など指定条件を元にその後の成績傾向を調べられる独自制作ツールです。母年齢や仔順というマニアックな条件からでも調査可能です(2019年産駒のデータまで収録)。

④『2023年度 先着制への対策』は、今年度一番やっかいなこの課題に対してどう立ち回ったほうが良さそうか? を記した事前戦略メモです。なんか凄そうな内容ですが、薄っぺらい感じなのであまり期待しないでください^^;
けれど何も考えずに当日出たところ勝負をすると、恐らく戦略を練ってきた他の出資者に負けてしまうので、そのあたりの心構えの最終チェック代わりになれば幸いです。



2020年産の東京サラブレッドクラブの診断成績はどうだったのか?

詳しくは以下記事をご覧いただければと思いますが、3歳世代はクラブ全体の成績が芳しくないなか……リズム診断はいつも通りの成果を残せています。かつ正式公開してからの3年間、どのクラブも安定した成績を保っています。当てずっぽうな診断という訳ではなく、一定成果に結びつくリズム診断の有用性を示せたと言えるのではないでしょうか。

なお、3歳世代でリズム診断をおこなった一口クラブからは重賞馬が全3頭誕生しましたが、全て評価Sとしていました(タスティエーラ、スキルヴィング、ラヴェル)。今年度の東サラの評価Sからも重賞馬が出てくれると良いですね……!

※以下:過去公開してきた各クラブの勝ち上がり率(2023/6/11までの経過・結果を反映させています)。


『リズム診断』とは?

歩様だけで評価をしている『リズム診断』を取り入れると、過去の実績からも勝ち上がれる馬を凡そ5-7割ほど選別できるようになります(今年度もそうなるとは限りませんが)。

例えば血統や馬体だけの単体評価で、これほどの成績を収めるのはなかなか難しいのではないでしょうか。この点からも募集馬選定のベースとして『リズム診断』を参考にする価値アリと言えそうです。

リズム診断と血統や馬体、きょうだいの成績など別ファクターと掛け合わせて検討いただくと、より精度の高い募集馬選定ができるかと思います。
例)「評価S」に対し、例えば勝ち上がり率が劣る「体重400kg以下、管囲19cm以下は切り捨てる」などの条件を加えて絞り込む

※もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を参照。

このnoteでは何度も紹介をしていますが、『リズム診断』の指針となっているのはアーモンドアイの募集時歩様です。このように「すーーー」っと淀みのない歩様を理想としており、これを実現できる出力媒体(骨格・筋力・神経・気性など)であるか?をリズム診断の計算式・評価コメントに組み込んでいます。


本記事のご購入について

価格は昨年と同じ500円です。誰もやっていない独自情報であるためお金をいただく形式をとっており恐れ入りますが、以下を承諾のうえよろしければご覧ください。

ご注意事項
・本記事は有料です。決済方法は、クレジットカード、キャリア決済、PayPayをご選択いただけます。購入方法は
noteヘルプをご覧ください。

・本記事の提供内容は、独自調査に基づく評価内容のみです。出資馬の決定、出資は、ご自身の責のもと行うようお願いします。記事ご購入後のクレーム、返金、ご質問など一切応じられません(TwitterでのDMもお受けしておりません)。

・今回募集馬に動画が追加された場合、及び以降の募集馬に対するリズム診断は行いません。

・記事内容の編集は基本行いません。仮に行う場合、変更内容の差分を提示のうえ編集いたします。

・おまけ企画は内容や時期を変更する可能性があります(あくまでも本編とは異なるおまけであることをご理解ください)。

・本記事は、一定期間のち予告なく無料公開をいたします(2024年1月頃を予定)。

おまけ企画③『そくサーチβ』のサンプル画像

診断対象馬(全52頭)

関東入厩予定馬(25頭)
ブラックスビーチの22、レッドセシリアの22、ノンザの22フィオドラの22、ウイングレットの22、レッドヴァールの22レッドエルザの22、レッドストーリアの22、プレシャライジングの22、ダンシングラグズの22、レッドファンタジアの22、レッドベルローズの22、ハッピーグラスの22、レッドアトゥの22、レッドラヴィータの22、ファビュラスセンスの22、アルモニカの22、レッドアネラの22、マレーナの22、タイムハンドラーの22、ダンスグルーヴィの22、レッドパラスの22、レッドオリヴィアの22、レッドアクトレスの22、ライラヌールの22

関西入厩予定馬(27頭)
レッドオルガの22、インディゴブルーの22、ダーヌビウスの22、リュズキナの22、ボインビューティーの22、ヴィヴェンシャルの22、エスケイプクローズの22、プラヤデシエルタの22、インランジェリーの22、ジョリージョコンドの22、ラストグルーヴの22、レッドオーラムの22、レッドコルディスの22、ガールズバンドの22、カーサデルシエロの22、アッフェルマーレの22、フィルバートの22、レッドディオーサの22、レッドジェノヴァの22、レッドアウローラの22、レッドシャーロットの22、シェアザストーリーの22、ランドスケープの22、ナイトオブイングランドの22、シーサイドホームの22、エリーシエズワールドの22、アスタウンドメントの22

このたびは『東京サラブレッドクラブ 2023年度募集『リズム診断』(22年産52頭)』をお買い求めいただき誠にありがとうございました。この内容が皆様の出資検討のお役に立てますように。

更新履歴
・6/12(月)01時頃 「総評」に追記しました。

※公開終了しました
まずは、おまけ①『リズム診断結果入りExcelシート』です。こちらよりダウンロードのうえご利用ください(飛び先ページの中ほどにダウンロード開始ボタンがあります)。
ダウンロードパスワード:

※リズム診断結果が掲載された有料情報のため、くれぐれも他の方への共有は無しでお願いします。

※ダウンロード有効期限は本日より7日間=6/18の17時頃まで。不正利用など何かしら問題が発生した場合は公開中止します。

※記載内容にミスがあった場合でも修正、再UPしません(すみませんが各自ご修正をお願いします)。

※「仔順」はJBIS Searchサイトに掲載された情報に基づきます。出生登録された産駒を対象としているため、競走馬登録された産駒を扱っているnetkeibaの頭数とは異なると思います。

■ リズム診断 結果一覧

・馬名の頭に「●」が付いている馬は“母馬優先”の対象馬。色が付いているのは牝馬です。

・長所・短所が顕著な場合にそれぞれ「+」「-」を付けています。例えば「S+」だと、評価S馬の中でもさらに奇麗に歩けており、動力を効率的によく伝える出力媒体の持ち主であろうことを表します。

関東入厩予定馬 No.1~25

関西入厩予定馬 No.26~52

■ 個別評価(関東入厩予定馬 No.1~25)

※馬名をクリックすると、募集カタログの個別PDFが表示されます。

No.1 ブラックスビーチの22(牡)

■評価「S」
きれいに歩けています。スローの場面でぜい肉がたっぷり揺れるのが分かるように体に重さを感じさせる歩様ですが、脚が出るリズム自体は均一です。後肢を踏み込んだときに前肢が着地状態に入っており、前後の脚の連動性も良いものがあります。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:448kg

No.2 レッドセシリアの22(牡)※母優先

■評価「A」
少し硬さを感じさせますが、活気があり見栄えの良い歩様。リズム診断の計算式では速めの歩様は点数が少し低く出る関係で評価「A」としていますが、何か懸念がある訳ではありません。歩様観点では、出資候補に入れて問題なさそうです。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:426kg

No.3 ノンザの22(メス)

■評価「S」
踏み込みの際にトモがグッと入ってこないため、力感に欠ける歩様。今後の育成での筋力強化が期待されますが、脚どり自体は柔らかみがあり、歩幅なども一定で良いものがあります。

■父馬
ドゥラメンテ

■両親デビュー時馬体重
父:480kg
母:---kg

No.4 フィオドラの22(牡)

■評価「B」
脚の出力がバラバラで、力感に乏しく、歩くための基礎的な筋力が不足しているように感じさせます。歩き方に癖はなく骨格的には大きく問題なさそう。全体的に幼い印象でもあり、今後の成長に期待といったところでしょうか。

■父馬
キズナ

■両親デビュー時馬体重
父:482kg
母:---kg

No.5 ウイングレットの22(牡)

■評価「A」
少し硬めですが、脚の出方からして骨格や筋力的には問題なさそうな歩様。強いて言えば、歩きながら顔を動かし、口をパクパクと開け、その過程で歩幅のズレが生じており、このお馬さんの場合は精神面がカギになるかもしれません(厩務員さんも制御しやすくするためリードを短く持っていますね)。

■父馬
キタサンブラック

■両親デビュー時馬体重
父:510kg
母:456kg

No.6 レッドヴァールの22(メス)※母優先

■評価「A」
歩幅が狭く、速い歩様。足先だけで歩いているようなかたちで推進力をあまり生み出せていません。前後の歩様でもまっすぐ歩けていませんね。いま365kgですが、両親の馬体重からも今後は大きく育ちそうなので、それに伴う筋力向上に期待です。

■父馬
モーリス

■両親デビュー時馬体重
父:502kg
母:472kg

No.7 レッドエルザの22(牡)※母優先

■評価「S+」
踏み込み良く・飛節が伸び、かつ柔軟性に富み、リズミカルでかなり良い歩様です。また馬体に張りがあり、自ら前へ前へと進むぞという意思すら感じさせ、いかにも走ってきそうな雰囲気があります。かなり人気しそうです。

■父馬
サートゥルナーリア

■両親デビュー時馬体重
父:488kg
母:432kg

No.8 レッドストーリアの22(牡)※母優先

■評価「A」
歩様からみて原点材料はありません。もう少し腰を使って歩ければと言うのはありますが、普通に良く動けています。

■父馬
サートゥルナーリア

■両親デビュー時馬体重
父:488kg
母:410kg

No.9 プレシャライジングの22(メス)

■評価「A」
歩幅が狭いピッチ気味な歩様。やや踏み込みが浅いのですが、脚の出などは均一であり、大きく問題の無い歩様。気になるところは、動画撮影中ずーっとカメラに目線を送り続けていますね。動画冒頭も厩務員さんにリードで口向きを直されている場面が一瞬映っていますし、繊細な気性でピリッとしたところがあるのでしょうか。

■父馬
サートゥルナーリア

■両親デビュー時馬体重
父:488kg
母:---kg

No.10 ダンシングラグズの22(牡)

■評価「A」
可もなく不可もなくな歩様。踏み込みが浅く、歩幅が狭く、やや接地時間が長いため推進力を損なっている面があります。
※個人的には、姉のルージュシュエットに出資をしており期待感をもって本馬の歩様を見ましたが、姉のほうが軽やかにリズムよく脚を運べていたなぁという印象です(辛口に書きましたが、本馬がひどい歩様という訳ではありません)。

■父馬
レイデオロ

■両親デビュー時馬体重
父:476kg
母:---kg

No.11 レッドファンタジアの22(牡)※母優先

■評価「S」
とてもきれいな歩様です。脚をまっすぐに軽やかに出すことができています。重賞を勝った兄たちの歩様と比べると、ちょっと軽すぎて力感が足りないかな、気合が足りないかな、と思うものの良い動きを見せていることには変わりありません。父親が異なっても同じようにスラっとした馬体で、同水準の歩様の仔を産み出せるレッドファンタジアは本当に凄いですね。

■父馬
レイデオロ

■両親デビュー時馬体重
父:476kg
母:510kg

No.12 レッドベルローズの22(牡)※母優先

■評価「S」
身体も小さく、まだまだ幼さを感じさせますが、歩様は良いリズムをキープしたまま一定に歩けています。骨格的にも問題なさそうです。

■父馬
レイデオロ

■両親デビュー時馬体重
父:476kg
母:456kg

No.13 ハッピーグラスの22(牡)

■評価「A」
硬さを感じさせる歩様ですね。血統面からもダートに適正がありそうなため大きくは問題ないかもしれませんが、四肢への負担はそれなりに大きそうです。飛節がよく伸び推進力を生み出す歩き方ができているものの、ちょっと力強さに欠けるかなという印象です。育成での成長に期待。

■父馬
ブリックスアンドモルタル

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:452kg

No.14 レッドアトゥの22(メス)※母優先

■評価「S+」
かなり良い歩様です。牝馬ながら456kgあり、ダイワメジャー産駒らしい力強さを示しながらも、軽快さ・推進力を保ったまま、うまく身体を使った運動ができています。よく踏み込み、飛節が伸び、そこから前肢を出すタイミングもばっちり。

■父馬
ダイワメジャー

■両親デビュー時馬体重
父:546kg
母:458kg

No.15 レッドラヴィータの22(メス)※母優先

■評価「A」
やや硬く、ちょっと速い歩様のため分類上「A」としています。ですが、脚を出すタイミング、歩幅など一定さがあり、骨格・筋力的にも問題なさそう。前向きさも感じさせる良い動きです。

■父馬
ドレフォン

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:436kg

No.16 ファビュラスセンスの22(メス)

■評価「A」
可もなく不可もなく。大きく問題がある訳ではありませんが、硬さがあり、踏み込み浅く、やや歩幅や脚の出にズレが見られ、俊敏さをあまり感じさせません。

■父馬
マインドユアビスケッツ

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:438kg

No.17 アルモニカの22(メス)

■評価「A」
やや速い歩様。速い馬は、脚を歩幅を狭くして勢い任せに歩く場合が多いのですが(そうしないと前のめりになりバランスを保てないから)、本馬は速いなりに歩幅を大きく取って踏み込めていますね。脚も均一に出せており、相応の体幹の良さ、筋力を持ち合わせていそうです。

■父馬
ナダル

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:420kg

No.18 レッドアネラの22(メス)※母優先

■評価「S」
やや歩幅が異なることがあるものの、全体として平均的に良く歩けています。

■父馬
アドマイヤマーズ

■両親デビュー時馬体重
父:468kg
母:486kg

No.19 マレーナの22(メス)

■評価「B」
やや遅い歩様は筋力不足が懸念され、リズム診断がもつ統計データ的に勝ち上がり率が劣るため「B」としていますが、本馬は変な癖もなく脚を出せており、歩様自体は悪くはありません。

■父馬
サンダースノー

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:476kg

No.20 タイムハンドラーの22(メス)

■評価「S+」
かなり良い歩様です。脚を出して踏み込み、推進力を保ったまま蹴り上げるといった一連の動作を淀みなく、余裕をもって行えています。このような噛み合った動きは、筋力・骨格・運動神経が優れているからこそ実現できているのでしょう。
※スワーヴリチャード産駒は昨年の各クラブ1歳募集時に何頭かリズム診断をおこなったのですが、どのお馬さんもきれいな歩様を見せており個人的に注目しています。その中でも本馬は1,2位を争うほどの良い動きに見えました。

■父馬
スワーヴリチャード

■両親デビュー時馬体重
父:506kg
母:448kg

No.21 ダンスグルーヴィの22(牡)

■評価「B」
軽やかに脚を運べるような筋力がまだ無いため、やや接地時間が長くゆっくり目の歩様になっていると思われます。ただし、動き自体はきれいに出力できているため骨格的には問題なさそうです。

■父馬
イスラボニータ

■両親デビュー時馬体重
父:462kg
母:454kg

No.22 レッドパラスの22(牡)※母優先

■評価「S+」
かなり良い歩様です。身体全体を使い、一定のテンポを維持したまま歩けています。やや硬めですが、血統からも主戦場はダートになると思われ問題ないでしょう。踏み込みの力強さをスピードに変換する動きの土台は整っていると言えそうです。

■父馬
ルヴァンスレーヴ

■両親デビュー時馬体重
父:486kg
母:450kg

No.23 レッドオリヴィアの22(牡)※母優先

■評価「S」
こちらも良い歩様ですね。一定した脚の出、歩幅、リズム感などキープしたまま出力できています。活気良く、すいすいと歩けており好感がもてます。前述のレッドパラスよりは、やや踏み込み・飛節の伸びが足りないため「+」は付きませんがきれいに歩けています。

■父馬
リアルインパクト

■両親デビュー時馬体重
父:512kg
母:428kg

No.24 レッドアクトレスの22(牡)※母優先

■評価「B」
力感に欠ける歩様です。ストライドが広く、飛節も充分に伸びるためよさそうに思えますが、左後肢?の出が悪いためのんびりしたバランスの悪い歩きになっています。脚の形状に問題はなさそうなため、股関節の硬さなどが影響しているのかもしれません。

■父馬
サトノアラジン

■両親デビュー時馬体重
父:508kg
母:420kg

No.25 ライラヌールの22(メス)

■評価「B」
のっそりとした動きから、俊敏さ、力感に欠ける歩様です。全体的にゆるいつくりで、仕上がりまで時間が必要そうな印象。

■父馬
American Pharoah

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:---kg

■個別評価(関西入厩予定馬 No.26~52)

※馬名をクリックすると、募集カタログの個別PDFが表示されます。

No.26 レッドオルガの22(メス)※母優先

■評価「S」
脚の出やリズムに均一さがあり、水準レベルの筋力を持ち合わせていそうです。ただし、踏み込みが浅く、飛節も伸びないタイプのため、エネルギーを溜めて蹴り切るような瞬発力勝負の舞台には合わないかもしれません。

■父馬
ロードカナロア

■両親デビュー時馬体重
父:486kg
母:426kg

No.27 インディゴブルーの22(牡)

■評価「C」
見どころが無い歩様です。脚の出や歩幅などがバラバラ。ちょこちょこと歩くのみであり、燃費の悪い動きになっています。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:408kg

No.28 ダーヌビウスの22(牡)

■評価「C」
こちらも見どころが無い歩様。前後で連携が取れておらず、バラバラな足取り。前脚の出が悪いので、バランスを取るために後肢を速く踏み出すしかないのでしょう。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:458kg

No.29 リュズキナの22(牡)

■評価「S」
小気味よいテンポで、柔らかみをもって歩けています。歩様のようすから水準レベルはありそうですが、飛節が伸び切らずややピッチ気味であるため、マイル前後に適正がありそうです。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:---kg

No.30 ボインビューティーの22(メス)

■評価「S」
軽やかさがあり、飛節も伸び、脚は均一に出せています。見どころはあるのですが、関節が硬いのか後肢が棒歩きのような印象。脚への負荷は大きそうなため、将来的な故障を懸念させます。

■父馬
エピファネイア

■両親デビュー時馬体重
父:490kg
母:---kg

No.31 ヴィヴェンシャルの22(牡)

■評価「S」
可もなく不可もなく。ちょっと非力さを感じさせ、全体的に平均的な水準であるため地味に映りますが、この馬なりに均一に脚を動かせています。

■父馬
ドゥラメンテ

■両親デビュー時馬体重
父:480kg
母:---kg

No.32 エスケイプクローズの22(メス)

■評価「S」
集中力に欠けるのか右→左への歩様の後半になって、ようやくググッと推進力を感じさせる良い動きを見せています。それ以前の歩様はやや硬さを感じさせ、見映えはしますが平均的な動きといったところでしょうか。

■父馬
ドゥラメンテ

■両親デビュー時馬体重
父:480kg
母:---kg

No.33 プラヤデシエルタの22(牡)

■評価「B」
力感に欠ける歩様です。まだ身体もうまく使えておらず、単に歩かされているだけの状態です。大きく欠陥は無さそうですが、気持ちも入っていないようで、あまり見どころがありませんでした。

■父馬
キズナ

■両親デビュー時馬体重
父:482kg
母:---kg

No.34 インランジェリーの22(牡)

■評価「D」
大きなストライドでありオッと思わせますが、接地時間が長く、じっくりした脚どりです。ゆるい身体のつくりからして、現状の筋力不足を感じさせます。

■父馬
サートゥルナーリア

■両親デビュー時馬体重
父:488kg
母:---kg

No.35 ジョリージョコンドの22(メス)

■評価「D」
冬毛が抜けた馬体で、柔らかみがあり、こちらはきれいに歩けているように見えますが、やはり非力です。トモがグッと入ってこないのでつま先で歩いているような形であり、動力を推進力に変換できていません。

■父馬
サートゥルナーリア

■両親デビュー時馬体重
父:488kg
母:---kg

No.36 ラストグルーヴの22(メス)

■評価「S」
重賞を勝った兄と比較するのは酷なことですが、脚の出・柔らかみ・可動域など全てにおいてレッドモンレーヴと比べると歩様は良く思えませんでした。もちろん一定水準は超えており評価「S」に値しますが、現時点では気性が勝ったようなような動きであり、歩様だけ見たら飛び抜けて良い訳ではなさそうです。

■父馬
レイデオロ

■両親デビュー時馬体重
父:476kg
母:456kg

No.37 レッドオーラムの22(メス)※母優先

■評価「C」
ところどころ歩幅にズレが見られます。踏みしめずにちょこちょこと歩くかたちであり、全体的に幼さを感じさせます。

■父馬
ブリックスアンドモルタル

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:468kg

No.38 レッドコルディスの22(メス)※母優先

■評価「B」
そこまで悪い訳でない歩様ですが、全体的に硬いですね。四肢の連続性があまり感じらず、推進力を損ねてしまうような歩き方です。

■父馬
ハービンジャー

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:474kg

No.39 ガールズバンドの22(牡)

■評価「S」
特筆さはありませんが、全体的に平均的に良く歩けています。やや筋力にゆるさが目立つので、今後の育成での強化に期待です。

■父馬
ルーラーシップ

■両親デビュー時馬体重
父:498kg
母:448kg

No.40 カーサデルシエロの22(メス)

■評価「A」
やや非力な印象ですが、すいすい歩けており、生まれ持った運動神経の良さはありそうですね。評価「A」の中においては上位だと思いました。

■父馬
ナダル

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:448kg

No.41 アッフェルマーレの22(牡)

■評価「S+」
かなり良い歩様です。脚を出し、踏み込み、蹴り上げ、前肢を出す、という一連の動作をしなやかにおこなるフレームを持ち合わせています。ただし、少しゆるめであり、身体のつくりが幼い印象のため早期デビューではないかもしれません。

■父馬
シスキン

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:464kg

No.42 フィルバートの22(牡)

■評価「S」
歩くテンポなどが良いため評価「S」としていますが、ギリギリです。踏み込みが浅く、推進力に転換しづらい歩様です。やはりゆるさが目立ちます。

■父馬
リアルスティール

■両親デビュー時馬体重
父:498kg
母:498kg
※同じ

No.43 レッドディオーサの22(メス)※母優先

■評価「S」
リズム診断は一律の計算式のため評価「S」としていますが、踏み込みがかなり浅く、力感もなく、良い歩様とは言いづらい面があります。筋肉や関節の柔らかさは持ち合わせていそうなので、育成に期待です。

■父馬
リアルスティール

■両親デビュー時馬体重
父:498kg
母:458kg

No.44 レッドジェノヴァの22(メス)※母優先

■評価「B」
脚どりが重い。一定のリズムを保って歩けていないということは現時点で筋力不足なのでしょう。踏み込みが浅く、飛節は伸び切らない。前から見るとやや広踏であり、スピードの乗りが悪いかもしれません。

■父馬
サトノダイヤモンド

■両親デビュー時馬体重
父:502kg
母:486kg

No.45 レッドアウローラの22(メス)※母優先

■評価「A」
この馬なりのリズムを保って歩けていますが、歩様で特筆すべきところはありません。

■父馬
サンダースノー

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:448kg

No.46 レッドシャーロットの22(牡)※母優先

■評価「S」
現時点で351kgと小柄で、冬毛も目立って幼い印象ですが、歩様自体はリズム良くそれなりに歩けています。成長はゆっくりかもしれませんが、一定の運動神経は持ち合わせていそうです。

■父馬
スワーヴリチャード

■両親デビュー時馬体重
父:506kg
母:450kg

No.47 シェアザストーリーの22(メス)

■評価「S」
柔らかみあり、良いテンポで歩けています。ただし、やや踏み込みが浅く、足先だけで歩いているような印象。育成でもじっくりと筋力強化が求められそうです。

■父馬
スワーヴリチャード

■両親デビュー時馬体重
父:506kg
母:482kg

No.48 ランドスケープの22(牡)

■評価「S」
身体全体でゆるく、やや硬めな脚どりであり地味な印象ですが、うまく歩けていますね。可動域が広く、飛節が伸び切り、脚の出は一定。素材を活かすためにも、今後の育成で鍛錬してもらいましょう。

■父馬
イスラボニータ

■両親デビュー時馬体重
父:462kg
母:494kg

No.49 ナイトオブイングランドの22(メス)

■評価「B」
脚どりが重いですね。踏み込みが足りず、前肢に合わせて動かしているだけの印象。可動域などは良さそうですが、背中も使えておらず、基礎的な筋力が足りないようです。

■父馬
イスラボニータ

■両親デビュー時馬体重
父:462kg
母:---kg

No.50 シーサイドホームの22(メス)

■評価「A」
馬体からも良さそうな雰囲気を持ち合わせていますが、歩かせてみると歩幅がバラバラ。主に左後肢の脚の出が悪いときがあり、バランスを補うために中途半端な位置で右後肢を着くため、動力を損ねてしまっている面があります。筋力のバランスが悪いのであれば育成で改善してくると思いますが。

■父馬
ディーマジェスティ

■両親デビュー時馬体重
父:476kg
母:---kg

No.51 エリーシエズワールドの22(牡)

■評価「A」
リズム診断の計算式上の分類上は評価「A」としていますが、良い歩様ですよ。飛節は伸びしなやか。すいすい歩けており、水準以上の筋肉の質・関節を持ち合わせていそうです。評価Aの中では一番良いでしょう。

■父馬
Saxon Warrior

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:---kg

No.52 アスタウンドメントの22(メス)

■評価「A」
せわしない動きというか、脚を出すタイミング、歩幅、速度などが不一致な場面が多いです。脚はスッと出せているので一定の筋力はありそうです。

■父馬
Liam's Map

■両親デビュー時馬体重
父:---kg
母:---kg


総評

今年度、最も歩様が良く見えた馬

  • No.7 レッドエルザの22(牡) 評価S+

以下

  • No.14 レッドアトゥの22(メス) 評価S+

  • No.40 アッフェルマーレの22(牡) 評価S+

  • No.20 タイムハンドラーの22(牡) 評価S+

  • No.22 レッドパラスの22(牡) 評価S+

  • No.23 レッドオリヴィアの22(牡) 評価S

あと次点で評価Aから
エリーシエズワールドの22(これ「+」付けるの忘れてました!)。評価「S」を飛び越えて挙げるのはおかしいですが、計算式(秘密)の仕組み上の事情あり今はご容赦ください。

コメント

上で挙げた馬はどれも軽やかな足取りで良い歩様だと思いませんか? リズム診断は簡単に言えば「きれいに歩けているか」を点数化した結果であるため当然ではありますが。

詳細は個別コメントをご覧いただければと思いますが、1番に挙げたレッドエルザの22について。既に434kgあり、ちょっと股関節の硬さと肉付きは気になりますが好馬体。きょうだい実績あり、母12歳時の8番仔。そしてキムテツ厩舎。ブレイクしてもおかしくない条件が揃っており、既に人気しているのも頷けます。母優先対象馬のため、6/11(日)は新規会員と混じって先着申し込み大会となりそうです。

全体感
Twitterで以下のように記載しましたが、パッと見ですぐ分かる瑕疵のありそうな馬は見当たりませんでした。馬質へのコメントは実際のレースが始まってみないと分からないためリズム診断の結果に代えさせていただきますが、東サラさんなりに尽力して集めたであろう52頭だと感じています。高価格帯~低価格帯までバラエティーに富んでいるので検討のしがいがありますね。

あとは、東サラ牝系は良いお馬さんが本当に増えましたね。上記「歩様が良く見えた馬」で挙げた中に母親優先馬が4頭もいます。ひと昔までは「レッド冠の牝馬の仔はなんか走らなさそう」という印象を持たれがちで残口馬も多かったものですが。


恐らくダントツの1番人気! ラストグルーヴの22について

個別評価でちょっと辛口に感じるような書き方になってしまいましたが、今年度募集馬の中で比較すると上位の歩様であることは間違いありません。まだ最終的に決めていませんが私も申し込もうかなと思っています。

最後に
ご購入いただきありがとうございました!
募集開始まで『人気度予想』の記事などちょろっと更新かけていくので、また覗きに来てください。引き続きよろしくお願いします。


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