《富裕層&貧困層》part.4_ゴールはどんな事を考えたらいいのか?
ゴールはどんな事を考えたらいいのか?
今日は、富裕層になるためにゴールをどう考えるかを綴ってみました。
株式価値をどう上げるか。企業価値をどう上げるか。これを企業価値評価(バリュエーション)と言いますが、自分の会社のバリエーションをどうやって上げていくか。
売上や営業利益、経常利益は重要です、ここだけをフォーカスするとPL思考と言われます。
(PL脳は売上や利益といったPL(損益計算書)上の指標を目先で最大化するような思考態度である。)
ただ、このPL思考だけだと、レバレッジが効かないので、そこから資産として残す事を考えないといけないとされています。
富裕層になるためには、
会社が儲かるのは良いことですが、同時に個人の資産として還元していかないと、やっている意味が無い。
会社は潤っても個人にはお金が残ってないとなると会社のために働いて、自分には残らない、ってことになりがちです。
個人の人は、きちんとここを意識して、個人の価値を上げていく。
会社だったら、会社の価値を上げていくことが重要です。
会社で言うと「出口、EXIT」っていうのは「M&A」とか「IPO」って話になるかと思います。
▶︎ M&Aって言うのは「会社の売却」
▶︎ IPOって言うのは「会社の上場」株式上場
今、会社を経営している人、これから会社を作ろうと思ってる人は、
ひとつの数字の目安として、起業して1年でまず「年商1億」っていうことをとある投資家が言ってました。
「年商1億」いかなかったらそのお仕事を見直してみる。
また、3年間で「年商10億」くらいと言うのがある程度の目標・基準とし、
1年間で「年商1億」、3年間で「年商10億」、それくらいいかないと、ビジネスのやりかた自体がそもそも間違っている可能性がある、という見方で行ければ良いのでは、という投資家の方のアドバイスです。
そして、それぐらいの基準で初めて今度「売却」って話が出てきますね。
例えば1億とか10億とかで売却し、次のことをやる。
こういうのを「連続起業家」とか「シリアルアントレプレナー」と言いそうです。
こういう方が個人資産で数億円から数百億持っていて、資産を増やしている。
これは富裕層コースのテクニックの一つのようですが、
会社を作っては売却をして、また次の会社を作って、って事をしているとある程度お金の心配がいらなくなる、会社も個人も。
例えば売上が「1億」で、営業利益、経常利益が「1億」とした時に、
それを個人の役員報酬として、代表取締役にそのままスルーしたとします。
年収が「1億」だと、税金が50パーセント以上になります。
そうすると、これ、所得税と住民税を合わせてね、55パーセントとかになり、残るのが4500万とになります。これだと半分以上持ってかれちゃいますよね。
では、これを売却した場合はどうなるか。
売却した場合は、大体5〜8倍になり、
そしてそこにプラスして「のれん代」ってのが付きます。
のれん代とは、「知名度」ですね。その会社なり事業がちょっと有名かどうか。
そこにはメディア戦略みたいなものも必要です。
仮に5倍と言われた場合、1億円×5倍、のれん代が1億だとすると、約6億円で
売れる。
その6億円に対して、今度は売却に関する税金がかかります。
これが20.315パーセントです。約20パーセントと考えて、6億円の20パーセントで
約1億2千万円、で、4億8千万円の利益ですね。
先程、個人の年収にした場合、4500万くらい、売却したら4億8千万。10倍以上です。
このテクニックは、アメリカとかだと、当たり前で、
そもそも会社をつくる時に売却目的でつくるベンチャーとかスタートアップが多いそうですよ。
「GAFAM」といった「Google」「Apple」「Facebook(現Meta)」「Amazon」「Microsoft」などに売却する事を前提に作ってます。それで資金を数十億、数百億と作って、また違う事をする。
これは税制上もやっぱり一番有利な方法で、富裕層コースの王道ですかね。
日本でも有利ですね。55パーセントと20パーセント、の違い大きいです。
富裕層になるためにゴール、、、少し今日見えてきたかしらー。
早く私も富裕層になりたいなーと、思ってます。
そうそう、M&Aの会社のデューデリの勉強もしないとー。