Lesson 20 スパイダーガード


コントロール、キックスイープ

直前に履修したブルファイターパスのディフェンスつまり足回しと同じ入り方でコントロールするところが実に親切設計のベーシックカリキュラム。ブルファイターパスに対してはスパイダーガード、スパイダーガードに対してはコンバットベース、コンバットベースに対してはデラヒーバガード、デラヒーバガードに対してはブルファイターパス、というものすごくきれいな三すくみが出来上がるレッスン構成になっているので、遊戯王とかのスターターパック、それがベーシックカリキュラム。これをひととおり身に着けると柔術のあらゆる場面で本格的な対戦を楽しめますよ、的な。もちろん自分の戦略戦術に応じて拡張パックもご用意しております。私もトライフォースオンライン教則にてラッソーガードの拡張パックを収録していただいております。
私は遊戯王はやったことはないが高校生の頃に発売されたばかりのモンスターコレクションをやってました。鶴田謙二先生が一部イラストを寄稿してて鼻血が出そうになった思い出があります。今調べたらいまだにモンスターコレクションは続いていてすごい。


キックスイープ(フォーストバージョン)

キックスイープの続き。上記の三すくみシステムから外れるけれどもこっちのほうが基本のスパイダーからのスイープって気持ちでいます。左に返したい場合、左足をピンと張って無目的にオヘソを左に向けましょう、というと初心者はむしろ理解しやすいかも。ベーシックカリキュラムも後半なので先生の言う事とぜんぜん違う動作になる人が出てきますがまあ半年後には上手になっているものです。それよりも受け身を忘れずにいてほしいものです。

プッシュスイープ

トライアングルチョーク

足を旋回させておしりの方向をくいっと変えられると格好いいですよね。
ダルビッシュ選手が全く同じフォームから七色の変化球を投げるように、相手のちょっとしたリアクション、この場合は腰の高さとか、を皮膚感覚で察知してひっくり返すもイッポンをとるも思いのままになりたいものです。そしてそれは簡単なことなのです、というレッスン。

レッグラッソースイープ

ラッソー。ものすごくいい技法だってわけじゃないんだけどメリットとデメリットがはっきりしている技法だと思っていて、ラッソーをするとこうされたら終わってしまうみたいなポイントがたくさんあるがゆえに相手がそこにやってきてくれたところを召し捕る、みたいなかんじです。たいてい相手はつぶしてくるのでつぶされたところからの柔術もたくさん身につけましょう、または、ラッソーにこだわらずつぶされない柔術を極めましょう。

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