指の痛み

ゆび、痛くなりませんか?と白帯の方の何人かに聞かれた。春の入会キャンペーンで多量に入会してくれた白帯の人たちも何人かはフィンガーテープを習慣にしはじめているようだ。
指が痛くて困ると言われたら、指を使わないように、負担をかけないようにしましょう、としか言いようがないのでそう答えていて、そんなのはわかっているがお前は指が痛くないのか、と聞かれる。

私は別に痛くないですねーと答えていたのだけれども、よく考えると指、痛い。痛いかもしれない。痛い可能性を否定できない。痛いけど感じなくなっているのかもしれない。私には握力がほぼ無く、ヘルニアの診断を受けたときに整形外科医に計測してもらったら85歳のおじいちゃんの平均的握力しかなかったくらいにはものを握れないけど、別に痛くて困ったわけじゃないしあまり感じていないl。鈍いのか。暇なときに指のストレッチとかしていますかと聞かれるので、指をいっぽんずつ反対の手でぎゅっぎゅっと握りしめるように圧迫してマッサージすることはあります、と答えることはある。指、痛いかも。

本当に指が痛いときは睡眠や生活に支障が出るくらい痛くて、細くてかたくてすべすべしたものをつまんだりすることができないので、ジッパーを使えず、鉛筆を使うこともできなかった。万年筆が一番使いやすかった。
いまはもう無理をしないので特に困っていない。困っていないので、痛くないねえ、と回答しちゃったけどごめんなさい痛いかも。指の皮膚も弱いのでフィンガーテープも使わない。骨折とか脱臼とかしたときはぐるぐるテーピングをします。

痛みランキングの一位は頸椎のヘルニアで、痛みで眠れないのが一番やばい。強力な痛み止めをとりあえず処方してもらってとりあえず寝続けることが大切。それとおなじくらい発狂しそうになるのが指で神経が通っていることと使わないわけにはいかないからだとおもう。

膝の靭帯はいまのところ運良く小康状態を手に入れている。半月板はいつロッキングするのかわからない恐怖心が付きまとう。

腰は痛いときは痛いんだけど痛くなくなったあと、どうしてもその痛みを思い出せないのであれは何なのだろうという痛み。あとぎっくり腰には必ず予兆があるのでその予兆段階で完全に休養する決断力が問われる。腰の椎間板とかの不調の場合、おへそ側の椎間板の不調なのか背中側なのかは感覚的にはわからないことが多く、椎間板のおへそサイドが負傷しているのに前屈して腰を伸ばしたせいでより一層椎間板を圧迫していたことがあるので腰が悪そうな人たちにはかたっぱしから信頼できる整形外科医に行くことを強くお勧めしている。

肩は地味にじんわりと不調が続く。一年間肩を使わないくらいの根気強さが求められる。肩の可動域の個人差はとても大きいのだけど、ストレッチとかで可動域を増やせたり出来るんだろうか。謎。

そうおもうと結構痛いかも。痛くない格闘技といいつつも。

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