自己言及

あなたはやくざですか?と私は入会前にかなりはっきりと聞くんだけど、ほんとうにキラキラした笑顔で、あなたは反社会的勢力ですか?と聞くんだけど、そんな私の態度に違和感を感じる人もいるらしいと外部道場の人から聞きました。「杉村さん、面と向かってあなたはやくざですか、って聞くんですってね?」と。柔術界隈狭いです。やくざかと聞かれていやな気持になったとかではなく、単に、反社のひとは嘘つきだから反社なのであって、「あなたはやくざではないか」というのは意味のない質問ではないか、的な自己言及のパラドックス的突っ込みでした。すべてのクレタ人はうそつきだと発言するクレタ人のエピソード。テトスへの手紙1章。
あほらしくても私は聞き続けます、おじさんたちが安心していられる場所を作るために。

あとやくざじゃないけどものすごくテクニカルな担保の取り方をする金融業の人がいて、その人の生業がまさに国会でピンポイントで問題視されて法律で禁止される様子をみるともなくみていたら、法律が国会を通過する前になんとなく平和におわかれしたようなこともあり、やっぱりなんとなくの空気を作り出していると割れ鍋に綴じ蓋的な感じでその道場の色がでてくるのでしょう。

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