Lesson 21 バタフライガード / シッティングガード
セットアップ、アンダーフックスイープ
実際は相手がプレッシャーを掛けてくるときのテクニックなのだけれども、実際にプレッシャーを受けると疲れてしまうのでプレッシャーなしでドリルを続けることが多いです。プロレス力が問われます。バタフライフックを用いる技法なのだけど、私がバタフライフックを使えるようになったと認識したのは柔術の練習を始めてから5年目だったので、たぶんいきなりバタフライフックを使って返せと言われても初心者の人は意味不明なわけで、肩をマットにつけるようにするといったたいさばきも用いたインストラクションは衝撃的な内容でした。普通の教科書とかにも書いてあるのかもしれないけれど私は初めて聞く説明方法でした。そして合理的。
レッグスクープスイープ(シットアップ)
アンダーフックスイープからのレッグスクープは一生利用する体捌きであり考え方ですね。鉄板と言っていいコンビネーションです。左方向を向いていた自分のおへそを一呼吸で右方向に向かせるところが特徴なので失敗したと思っても、よいしょよいしょとおへその方向さえ変えていればなんとなくいいかんじに再現できます。逆に言うと、相手に潰されるかたちで失敗する人はおへそを左に向けたままのことがおおいです。
オーバーフックスイープ
バタフライフックからのスイープのフィニッシュポジションはサイドコントロールにするべきかマウントポジションにするべきか論争。こっちではマウントポジションでおわります。アンダーフックスイープでそのままマウントにいった場合の失敗動作なんかも最初に再現できると理解が深まりますがそれは相手がどれくらいプロレスに付き合ってくれるのかに依存します。
アームドラッグ
アームドラッグ便利ですよね。立ってよし寝てよし座ってよし立てばシャクヤク座ればボタン的に便利です。
アームドラッグのカウンターのアームドラッグをくらうともったいないので注意です。最後のバックテイクで相手によじ登る人がいますが、むしろマットを蹴るエビ力(えびりょく)を求めたいところです。
スピニングループチョーク
スピニングしてループしてチョークです。
受け手は前受け身の準備です。
いいテクニックです。会員さんはあまり使ってくれないけれど、それはインストラクターが使わないからかと思い至りました。今度使ってみます。
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