Lesson 15 パスガード2

クローズドガードの解除(スタンディング)

特に完全初心者に対する指導の場合、現代柔術でいちばんおすすめの対応です、と言い切ることすらあります。おそらく、古代柔術では立ち方が確立していなかった。

コンビネーションパス(ニースルーパス、スタッキングパス)

ニースルーパスをできる限り早く使えるようになってほしいものです。私がスパーリングで使えるようになったのは黒帯になってからでした。食わず嫌いせずにやってみたらある日突然できるようになりました。便利。
あと、パスガード3に出てくる足をすくわないやり方のニースルーパスは汎用性が高いのでとてもおすすめです。



クロスニースルーパス

コツしかないのでインストラクションが長くなりがち。でもまあ細かなことを言いすぎずにさらっと説明するのが吉です。
アンダーフックの系譜のうち、肘を落とすタイプのアンダーフックが用いられています。めちゃつよアンダーフック。


ショルダードライブパス(ダブルレッグピン、オーバーアンダー)

ありとあらゆるレッグピンパスが定期的に開発されていますがピンできるといいですよね。ピン。
そして正確なフォームのオーバーアンダーパスは無敵パスです。ひとつの技法にこだわり続けることは基本的におすすめしていないのですが、もしもオーバーアンダーパスが楽しくて仕方なくてこれにやりがいや喜びを感じるという人がいるとしたらもう止める理由がありません。ケガも少なそうだし。でもまあ、楽しいのかどうかは不明です。

ブルファイターパス

ボブ・サップがアントニオホドリゴノゲイラをブルファイターパスで完全パスした記憶があるのだけど、しかもここでいうフェイントバージョンのやりかただった記憶があるのだけど、誰も同意してくれない。だれか記憶のある人いないでしょうか。プライドでは柔術黒帯が結構完全パスされてて当時白帯だった自分は毎回感動したものです。

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