Lesson 9 スタンディング1

受け身(後ろ受け身、前回り受け身)

ベーシック検定2級の課題にもなっている受け身。トライフォース志木のキッズクラスおなじみのコールアンドレスポンス「後頭部をマットにつくと?」「死ぬ!」。たまに後頭部をマットについて減点1を食らう人がいるんですけど後頭部をドンマットにつける人はたぶん実戦で後頭部をマットについても死なないんだろうなというレベルの耐久力があるタイプなのでほんとうに申し訳ないこれが我々の流派なんだ、弱きものの格闘技なんだ、と心の中で呟いて無慈悲に減点1です。

ヒップスロー

柔術ルールの大きな特徴はクリンチに対する評価です、と定期的にクラスで説明しています。ありとあらゆる格闘技なんならコンタクトスポーツ全般ではおそらくクリンチがネガティブに評価されています。クリンチワークも技術ですが、プロスポーツやオリンピックスポーツで相手にしがみついて防御するっていうのはすごくネガティブな行為です。レフリーがマテと言って試合を止めて互いに攻撃しやすい(逆に言うと防御しづらい)等距離からリスタートするっていうのを公平公正だというルールもあるのだろうけれども、レフリーが戦意の欠如を認定してもマテと言わずとりあえずは続行して無言で反則を認定するだけの、しがみつくこと自体はひとまず尊重する姿勢は私の基準だととてもフェアな公平公正なスポーツのルールなのです。どう考えても私たちのような格闘技未経験ちびっ子グループはまちがいなくそっちのルールのほうがやりやすいです。クリンチ、とても大切。
キッズにもとても人気のある技法です。なぜだか理由は不明です。


ダブルレッグテイクダウン

とりあえず上と下をひっくり返すだけであるならダブルレッグがいちばん省エネな気がします。さすがに両足をとられて立ち続けていられる人間はいない理論。

シングルレッグテイクダウン

シングルレッグテイクダウンはとても疲れる。とてもつかれる頑張り屋さんの技ですがとりあえず現代柔術では最強のアタックなので若者は頑張ってほしい。
シングルの攻防で疲れなかった攻防はないという漢文の問題ができそうです。配点4。

リアテイクダウン

相手の背後にクリンチできた場合、飛びついてはいけないので背後にくっついたらうまく崩したいものです。一緒に転がりながら相手だけおへそを上に向かせて自分だけおへそを下に向けられていたらこの局面は勝ちで、私はレッグドラッグに行く方針です。


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