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【日記】専門誌最新号/2023年5月15日(月)

『ボクシング・ビート』最新6月号が届く。
 今月号では「井上拓真のボクシング研究」と「兄弟ボクサーの世界」を書かせていただいた。
 前者は以前からどこかに書き記したかったテーマ。図らずも、島篤史編集長から話を貰い、小躍りせんばかりだった。
 浩樹くん、桑原拓くん、古橋大輔くんに聴いた話は、これまでも何度も使い回しているものだけど、よりわかりやすく説明を加えたつもり。そして、八重樫東くんに聴いた話は、拓真本人にとっては厳しい現実なのかもしれないが、それを彼が前向きに捉えていると、彼のトレーニングを見続けてきて感じていたので、敢えて使わせてもらった。
 本当は、尚弥の話もあらためて聴きたかったのだけれども、時間的な余裕がなかったことと、彼の取材をする場合、いろいろと“やっかみ”が発生するので自重せざるをえないというわけ。本当にくだらない。

 後者の導入部は「あれ?あれ?」って感じる人が大半だろうが、ここには個人的にかなり言いたいことを盛り込んだ。わからない人にはわからないままでよい。

 同誌はU-NEXTでも読めるようになっているが、読みたいページを指定できないという問題がある。それも含め、やっぱり紙をめくるという作業が自分は大好きだ。指で画面をなぞるのはいまだ慣れないし、気分がよくない。

 オレの名前の入っている記事は読まない、というアンチがいるそうだ。オレのこと嫌いなら嫌いでかまわないが、そんな人生、もったいないなぁと気の毒に思う。「私のことは嫌いになっても、ボクシング・ビートのことは…」とはオレは言わない。前田敦子ほど人間が出来てはいない。

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